一生独身!老後の寂しさを解消する「とっておきの秘策」 婚活に〆切はあるのか?
「結婚願望が一切ない」と語ると、たまに他人から言われるのが「でも老後寂しくない?」というこれ以上ないほどのお節介文句。もう私すずやも、耳にタコができるほどこのお節介文句をいろんな人から聞かされてきましたよ。
とはいえ、自分の老後が寂しいかどうかなど、そのときになるまでわからない。独身であろうが、既婚であろうが、誰だって老後のことなどわからない。ただ寂しくてもいいけど、孤独死で人に迷惑をかける死に方だけはしたくないと考えている今日この頃です。
そんな独身女子なら一度は言われたことがあるであろう、「老後寂しくない?」問題。この件について、私すずや、めちゃくちゃいいアイディアを思いついたのです。
街で見かけるカップルは「夫婦」とは限らない
それは先日、朝から天気も良かったので、買い物がてらぶらぶら街を散歩していたときのこと。
ふと公園の隣を通りすぎたとき、まさに幸せを絵に描いたかのような老夫婦が、目の前で遊ぶ子どもたちを穏やかな目で見ながら、笑い合うという光景に出くわしたのです。
そんな老夫婦の姿を見て、「きっと“老後寂しくない?”と聞いてくる女子たちは、こういう老後にあこがれているのだろうな」と思ったすずや。まあ、確かに一生独身では手に入れられない幸せな日常の一場面ですよね。
と、少しほっこりさせられた気分で帰宅の途につこうと思ったのですが……。ふと、すずやの脳裏にこんな考えが浮かんだのです。
「いや、待てよ。勝手に幸せな老夫婦だと決めつけているけど、本当にこの2人は夫婦なのか?」という疑惑が。
ご年配の男女にもいろんな関係性がある
ええ、「何を言っているのだお前は」と思われる方も多いかもしれません。だって普通、公園のベンチで肩を寄せ合い幸せそうなひとときを過ごしているご年配の男女がいたら、誰だって仲良し老夫婦だと思うでしょう。
でも実際はただのお茶のみ友達かもしれないし、何なら配偶者を亡くした者同士が寂しさを生めるように寄り添っている可能性だってありませんか?
うん、もうめちゃくちゃ失礼なことを言っているのは百も承知ですが、でも本人たちに確認しない限り真実はわかりません。
で、このときすずやは思ったのです。
そうだ、老後に寂しさを感じたなら、そのときから恋活を始めればいいんじゃない?と。
老後に寂しさを感じたら、そのとき彼氏を作ればいい
私のように結婚願望が一切なく、自分の好きなことだけをやって自由に生きたいと思っている方は、今現在、恋愛どころか、結婚などまず眼中にないでしょう。
しかし、未来のことは誰にもわかりません。
年をとるにつれ、「やっぱ結婚しときゃよかった」と後悔する可能性だってありますし、そこまでいかずとも「何だか最近寂しいな」と思うことが増えるかもしれません。
それならそのときに彼氏をつくればいいのではないでしょうか。何なら、そのときに結婚したっていいのでは?
結婚願望を持たない若者が増えているなんて言われることもある今の世の中ですが、あと数十年もすれば、「今さら結婚がしたくなってきた」「結婚まではしたくないけど、寂しさをうめあえるパートナーが欲しい」と思う独身の男女が増えるかもしれません。
そのとき「それなら過度に束縛しない程度に付き合いましょうか」とうまくパートナーを見つけることができれば、公園で見た理想の老夫婦のように何気ない幸せを感じて老後を生きていけるでしょう。
もちろん、今と変わらず「死ぬまで自分の好きなことをやりたいからパートナーなどいらぬ!」という気持ちのままであれば、おそらく最期まで自由気ままな独身人生をつらぬいても何も後悔することはないはずです。
恋愛や結婚に締め切りはない!
というわけで、今回公園で見かけた老夫婦から私すずやが学んだことは、今が満たされているなら何も焦る必要はない。
もし年を重ねて寂しさが生まれたらそのときに恋活を始めて、パートナーを見つければいいだけの話なのです。
もしも今、「パートナーが……」「結婚が……」と悩んでいる独身女子の方がいれば、とりあえず難しいことは後回しにして今自分が一番やりたいことをやって好きに生きましょう。
そしてちょっと寂しさを感じてきたなと思ったら、恋活なり婚活なりを始めてみてはいかがでしょうか。恋愛や結婚に締め切りはありません。60歳からでも80歳から恋活や婚活はできるのです。
どうでしょう、何かめっちゃいい案だと思いません?
ただすずやが思いついたこの案のデメリットをひとつだけあげるとするならば、そう都合よくパートナーが見つかるかどうかはそのときにならないとわからない、ということなのですがね。