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不意打ちのナンパはアラサー女子の自己肯定感を高めてくれると知った話

初っ端からめちゃくちゃ残酷な話をしますけど、全国のアラサー女子のみなさん。

最後にナンパされたのっていつですか?

もし「昨日も街を歩いているだけで3人くらいから声をかけられちゃったよ」って方は、100%こちらの記事はためにならないと思うので、いますぐブラウザを閉じてください。

というのも、今日私がみなさんと語り合いたいのは、30歳になってからのナンパってすごくね?という話なのです。

20代の頃ってナンパすごくなかった?

思い返せば20代の頃。街を歩くだけでそれはもう前後左右からナンパの嵐にあい、なかなか目的地にたどりつけなかったなんて武勇伝をもつ女性も多いことでしょう。

なんならすずやが住む関西にいたっては、あのグリコの看板で有名な戎橋が「ひっかけ橋」という名称で呼ばれちゃうくらい、とにかくナンパスポットとしてもすごかったからね。あそこらへんで待ち合わせをしたら、大抵、1人はナンパが原因で待ち合わせ時間に遅れてきたからね。

しかし、当時「もうマジでナンパうざいんだけど~」とドヤ顔で語っていた私たちも気づけば30歳を過ぎました。

で、気づきましたよね。

30歳を過ぎた途端、全然ナンパされねえ。と。

そんなナンパという日常茶飯事の出来事から無縁となったアラサーの私たち。もうここまでくるとお互いに自虐ネタとして笑うしかねえなって悲しい話をしていたときもありました。

しかし、そんなさなか、まさかの奇跡が起こったのです!

アラサー4人が遭遇した奇跡とは!?

それはしばし前の話になりますが、独身と既婚を交えたアラサー女子4人で飲んでいたときのこと。

2件のはしご酒を終え、そろそろ終電が近いから帰ろうかなと駅に向かって歩き始めていたときでした。

ほろ酔い気味で歩く私たちの少し前を若者風男子3人がチラチラとこちらの様子をうかがっては、何やら3人でコソコソ話していたのです。

それを見て私たちアラサー軍団は「あの酔っぱらった女たちうるせーなとか言われているんだろうな、どうせ」と自虐モード満開だったのですが。

次の瞬間、目の前を歩く男子3人のうち1人が小走りでこちらに向かってくるではないですか。そして私たちの目の前まできた彼はこう口にしたのです。

「お姉さんたち、良かったら一杯だけでいいので一緒に飲みませんか?」と。

ええ、完全にナンパです。予想外の展開にアラサー4人の思考回路はショート寸前です。

数年ぶりのナンパで頭がおかしくなるアラサー陣

その後、一瞬の気まずい間がただよったものの、4人の中でまだ1番冷静さを保っていた友人が「ごめんなさい、終電があるので……」と断ると、若者男子くんは「あっ、そうですよね。急にすみません。」と恥ずかしそうに仲間のもとにもどり、そのまま3人は夜の街へと消えていったのでした。

ただ彼らが目の前から消え去ったあとも、状況がまったく理解できないアラサー4人。

そして数分の間をおいて、友人の1人が「今のってナンパだよね?」と恐る恐る全員に確認。

その後、「うん、多分ナンパだった」「いや、完全にナンパだよ」と全員がナンパされたという事実を認めた瞬間、私たちのボルテージはMAX!

「ちょっと、やばくない!?今の子たち大学生くらいじゃなかった?」

「ってことはうちら20代前半くらいに見られたってこと!?」

「あかん、あかん!めっちゃテンション上がるわ!」

「待って、私これ帰ったら旦那にめちゃくちゃ自慢するから」

と各々が心の声駄々漏れ状態で好き勝手叫ぶカオス状態に。

なんなら1番酔っぱらっていた友人にかんしては「いやマジで昨日美容院行っておいて良かったわ、ほんま髪質大事」とかわけわかんないことを口走っていましたからね。

定期的なナンパは自己肯定感を高めてくれる

ちょっと前までは「ナンパなんてされるの20代までなんだよ」「大体ナンパとかされてもウザいだけで嬉しくもないし」と散々ディスっていたアラサー4人ですが、いざ久々にナンパをされると「私たちって意外とまだまだいけるんじゃね?」とめちゃくちゃポジティブになることがわかった、今回の一件。

まあね、私たちもいい大人なのでナンパされてホイホイとついていくような女ではないですよ。

ただ今回の件で気づいたのは、定期的にナンパされるとアラサーの自己肯定感ってものすごく高まるんだなということでした。

でも本当にあれは奇跡だったのでしょうね。あの後、同じメンバーで何度か飲む機会がありましたが、ナンパをされることはあれが最初で最後だったようです。

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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