‟潔癖女子”が結婚するとどうなる? 超ズボラな夫と円満に暮らす秘訣を聞いてみた
「部屋に髪の毛1本でも落ちていようものなら、即コロコロで撃退」
「水回りは一滴たりとも水滴を落としておきたくない」
世間でいう‟潔癖症”だから結婚したくない(他人と住みたくない)人って、意外と多いと思います。
とはいえ、中には潔癖症であるにもかかわらず、結婚し、パートナーと同じ空間で暮らしている人だっています。では、そんな潔癖症女子は一体どのような生活を送っているのでしょうか。
今回は超ズボラな夫と結婚した、潔癖女子の日常を覗き見。紆余曲折を経て、幸せな結婚生活に辿り着いた潔癖女子の奮闘ぶりをご覧ください!
潔癖症女子のリアル結婚生活とは?
毎日、家中を掃除しないと落ち着いて生活できないと語る潔癖女子のYちゃん。
彼女は数年前に結婚したのですが、旦那さまはどちらかといえばおおざっぱタイプ。ええ、潔癖症女子にとって一番相性の合わないタイプです。
その旦那さまがどれほどおおざっぱかといいますと、脱いだ服や靴下をソファーやベッドの上など一番置かれたくないところに放置する。朝、顔を洗えば、洗面台だけでなく床まで水浸し状態になるほど、水回りが汚れる。
極めつけはお菓子が大好きな旦那さま、どこにいても食べたいときにお菓子を食べるそうなのですが、食べ方がとにかく汚い。ボロボロとお菓子のカスを落としまくる。それも車の中やソファーの下やベッドの上に。
もう潔癖症女子からすれば、聞いているだけで鳥肌が立ってしまいそうな事案です。というか、今この文章を書いているだけで鳥肌が立ってきちゃったからね、すずやさん。
実際Yちゃんも結婚当初は、そんなおおざっぱな旦那さまにあれこれ口出ししては、嫌な顔をされ、そのたびにヒステリックに陥っていたのだそうです。
しかし、何か月、何年もそんなやりとりを繰り返すうちに薄々気がついてきましたよね。
「あっ、この人は何を言っても変わることはないのだ」と。
潔癖症女子が考えた新たな結婚スタイル
それ以来、旦那さまの行動には目をつむることにしたYちゃん。
その代わり、「あなたのやることに口は出さないから、私がやることにも口を出さない」という契約をとりつけたのです。
そして旦那さまが水回りやリビングを汚せば即掃除を始める。ソファーやベッドを汚されれば、除菌用のファブ●ーズをこれでもかというほど吹きかける。
おそらく、それを隣で見ているおおざっぱ旦那さまは「そこまでやらなくても……」「俺は雑菌扱いかよ」と内心思っているかもしれません。
しかし、それでYちゃんのストレスが減るのであれば、黙っているにこしたことはありません。
という感じで、今のところ正反対の性格でありながら、うまく結婚生活を過ごしているYちゃん夫婦なのでした。
お互いが無理ないスタイルをつくることが重要
今回潔癖症の既婚女子Yちゃんから話を聞いて思ったこと。それは相手を変わらせようと思うのではなく、自分が納得できる生活スタイルを見つけることができれば、潔癖症でも他人と暮らせるのだと。
同時にこれまで結婚したくない理由として潔癖症であることをあげてきましたが、結婚してみればなんとでもなるのだなということを彼女から学ぶことができました。
まあ、だからといって結婚願望が生まれたわけではないけどね!
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