【結婚願望が迷子です】「独身女子たちの新たなマウンティング合戦はおひとりさま力の張り合い?」
こんばんは。最近、新しいデスクを購入したのですが、汗水たらしながらもひとりで組み立てきった、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。年々、ひとりでできることが増えてきました。最終目標は、無人島に流れ着いてもひとりで生き延びることです。
そんなおひとりさま力が格段にあがってきているすずやですが、どうやら、その能力を発揮しているのは、私だけではないようです。
独身女性が集まると始まるマウンティング合戦
その事実に気がついたのは、先日、行われた独身女性だけの飲み会。
まあ、みなさまもご存知の通り、女性だけが集まると、自然と始まってしまうのがマウンティング合戦。
特に数年前までは、独身女性のみが集まると、やれ自分の彼氏がこんなにすごいだ、やれ仕事で成功しただの、マウンティング合戦が繰り広げられ、そのような現場にすずやも数えきれないほど遭遇してきました。
しかし、最近のマウンティング合戦は変化しているのです。いや、すずやの周りだけかもしれないのですが、独身女性たちのマウンティングがちょっとおかしい方向に進み始めていることに気がついたのです。
変化し始めた独身女性たちのマウンティング
たとえば、最近特に多いのが、「自分ひとりでどこまでできるか(行けるか)」という張り合い。
今回の飲み会でも、冒頭でお伝えした通り、すずやがひとりでデスクを組み立てた話をしたら、他の子が「私なんてベッド組み立てたことあるわ」と張り合う。
かと思えば、またまた他の子が、「私とか引っ越しのとき業者に頼まず、自分で軽トラ借りてひとりで終わらせたし」とドヤ顔でアピール。もう、ここまでくると、すずやがひとりでデスクを組み立てた話など、めちゃくちゃ薄いエピソードでしかありません。
また、「ひとりでどこまで行ける?」という話題では、ひとりで赤提灯の居酒屋に一見さんとして入れるというすずやに対し、焼き肉屋にひとりで行けるという強者が出現。
すると、先ほど軽トラを借りてひとりで引っ越しを終えたと語った友人が、突然、「私、U〇Jの年間パス持っているけど、基本ひとりで行っているから」と、まさかの爆弾発言。圧勝です、今回は彼女の圧勝です!
情報と知識量が多いものが勝者
また、それ以外によくあるのが、おひとりさまが得をする制度についての情報に詳しい人ほど、ちょっとしたドヤ顔ができるという流れ。
ここら辺に関しては、基本、無知であるすずやは専門外の話題になるため、聞き手にまわることが多いのですが、やはり独身歴も長くなると、皆、いろんな情報を知っています。
「こういう制度があって、私たちなら受けられる」「保険に入るなら、こうすると得をする」など、さまざまな情報をそれぞれが披露しあい、知識量でマウンティングを開始します。
そして、良い感じに酔いが回ってきたころには、「AよりもBのスーパーの方が水曜はお肉がお得」「〇〇の店に行くなら×日がポイント5倍」など、関西人ならではの地域のお得情報まで披露しあう展開に。
いや、今後もひとりで生きていく可能性がある我々にとっては、このようなお得情報も大切なことですよ、奥さん。
……と、散々、よくわからないマウンティング合戦を繰り広げた後、全員が思いましたよね。
「私たちは何を張り合っていたんだろう」と。
このマウンティング勝つ意味とは……
少し前までは、恋愛や仕事で張り合いを見せていた、独身女性たちのマウンティング。
しかし、(あくまですずやの周りだけかもしれませんが)最近では、ひとりで何ができ、どれだけ情報量を持っているかという「おひとり様力」=「ひとりで生き抜く力」をマウンティングしあう機会が増えてきた気がします。
みなさん、独身女性たちのマウンティングも日々進化しているのですよ。
ただ、このマウンティング合戦に勝利したところで、さらに結婚願望が薄れていくだけだと思うのは、すずやだけでしょうか……。