【結婚願望が迷子です】「独身ライフをエンジョイしているときに直面した親の介護問題」
こんばんは。年々、肩こり、腰痛、ひざの痛みが激しさを増し、実年齢と体年齢の差に追いつけなくなってきた、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。いや~、このまま60代とかになったら体年齢は軽く100歳を超えているんじゃないかと、今から不安で仕方ありません。
しかし、今は笑って話せているこんな話題も、この先、まったく笑えなくなるのかも……と思える、恐ろしい出来事があったのです。
Contents
先輩の独身女性と飲みに来たときの話
それは先日。すずやは昔からの友人であり、先輩でもある独身女性のUさんと飲みに来ていました。
今現在、30代後半である彼女は、とっくの昔に「もう結婚とかどうでもいいや」と結婚願望を無くし、それ以来、イケイケの独身ライフを満喫しておりました。
そんなUさんを見て、いつも勇気をもらっていたすずや。「いずれは私も彼女みたいにイケイケの独身ライフを送るのも楽しいかも」なんて思っていたのですが……。
イケイケ独身ライフを送っていた女性の悩みとは?
しかし、この日ばかりは、普段イケイケのUさんが、なぜか落ち込んだ表情を見せておりました。
せっかく飲みに来たのに、何となく重い空気が漂うこの瞬間。気まずい、気まずすぎる……。
そこで私すずやは、勇気を振りしぼり、「Uさん、元気なさそうだけど、何かありました?」と問いかけてみることに。
すると、突然、「もう嫌だ、私の自由な独身生活を返してくれ!」と叫び、目の前にあった中ジョッキを一気飲みし始めたUさん。いや、ドラマのワンシーンかよと思うくらい、典型的なやけ酒の仕方でっせ、あなた。
そんなUさんを見て、これはただ事ではないと確信したすずや。彼女に何があったのか、さらに深く追求してみることにしたのです。
まさかの突如訪れた両親の介護問題
その後、これでもかというほど、ジョッキのお代わりを頼んでは、延々と愚痴をこぼし続けるUさん。
そして、泥酔してぐだぐだ話し続けていた彼女の話を簡潔にまとめてみると、どうやら両親の介護問題に悩んでいるのだそうです。
そもそも、これまでは自由きままなイケイケドンドン(死語)の独身ライフをひとりで楽しんでいたUさん。
しかし、少しばかり前に両親がふたり同時に体調を壊し、休日はもちろん、時に有休をとってまでして両親の病院に付き添う日々が始まったのだとか。
また、両親のどちらかが体調を壊し、しばらく入院することになった際は、それぞれの両親の世話をするため、毎晩、病院と実家を往復し、自分の家に帰れるのは日付が変わった頃になるなんて場合もあるそうです。
現実味を帯びてきた途端不安になった
ただ、どれだけ両親のお世話を続けても、ふたりともそれなりの年齢になっているということもあり、病状は徐々にではあるものの、悪くなる一方。
おまけに唯一の兄弟は、結婚して、関西を離れているため、頼りにならない。独身で自由に動け、近くに住んでいる自分が世話をするしかないと、ひとり責任感を抱いていたのです。
そんな日々を送り続けたUさんの頭に、突如として浮かんだのが、親の介護問題。
これまでは、「いつかはやってくるだろうな」と軽くしか考えていなかった親の介護という問題が、突然、現実味を帯びてきた。
その途端、「仕事はどうすればよいのか」「実家に帰り同居するべきなのだろうか」とさまざまな考えが頭に浮かび、いっぱいいっぱいになってしまったUさんは、すでに爆発寸前。
そして、最後にこう口にしましたよね。
「自由気ままな独身ライフ、楽しかったな……」と。
両親はもちろん、独身の私は誰に介護してもらうのだろうか……
これまで、結婚願望がどうこういっていたすずやですが、結婚しようがしまいが、いつかはUさんのように両親の介護問題に直面するときがくるのでしょう。
おまけに、すずやの場合も、兄弟従姉妹は皆遠方に住んでいたり、結婚していたりで、関西に残って自由気ままに独身ライフを過ごしているのは私のみ! まるっきり、Uさんと同じコースをたどっています!
そう考えると、「このまま独身でも自由だし、別にいいか~」なんて考えもちょっと変わってきそうです。まあ、結婚したからと言って、両親の介護問題が変わるわけではないのですが……。
なにより、それ以上に不安なのが、私が独身でいた場合、誰がすずやの介護をしてくれるのだろうという問題ですよ!!!
そんなまた違った独身ならではの悩みを生みだしてしまった、すずや。
とりあえず、一日でも長く、両親が元気でいてくれることを願いつつ、自分自身も老後困らないだけの貯金は備えておこうと思いました。