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【結婚願望が迷子です】「結婚式に出席してもモヤモヤを感じなかった理由」

こんばんは。今年に入り、周りの結婚式ラッシュが続いて、久しぶりにご祝儀貧乏になっている元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。

通帳の残高を目にするたびに現実から逃げ出したくなります。

とはいえ、結婚式自体はおめでたいことです。

そして、ここ最近参列した結婚式で私は自分の中で大きな変化が訪れていることに気がついたのです。

今回はその件についてお話しさせてください。

久しぶりに結婚式に参列して気づいたこと

出典元:Pixabay

まず、ここ数か月の間に私は、3件の結婚式に招待されました。

そして、まあこんなことを言うのも何なのですが、正直、全部そこまで仲良くない友人からの招待でした。

いやだって、10年前に一緒に働いていてそれ以来会っていない先輩とか、彼氏ができたときにだけしか連絡をよこしてこない友人とかですよ! 

二次会用のサプライズビデオで「新婦との思い出は?」と聞かれても、「何ひとつも浮かばんわ」としか言えない仲ですよ!

 

……と、色々と思うところはあるのですが、せっかくご招待いただいたからと、当日は喜んで参列させていただきました。

そしてそして、何と! 式が順調に進む中でとあることに気づいちゃったのですよね、すずやさん。

 

「あれ、私他人の結婚式を見てもモヤモヤしなくなった?」と。

20代前半はモヤモヤだらけだった他人の結婚式

というのも、私すずや。昔から結婚願望が無かったこともあり、20代前半の頃は他人の結婚式に招待されても、常にモヤモヤを感じていたのです。

もちろん、表面上では満面の笑みで「おめでとう~!」と新郎新婦をこれでもかと祝福していました。

しかし、心の中ではどこか「結婚の何がめでたいのだろう」「全然うらやましさを感じない」とどこか捻くれた考え方をしていたのです。

……が、今回ばかりは、そのようなモヤモヤがまったくなかったのです。

どちらかというと、「そういえば先輩昔から結婚願望強かったからな~。結婚できて良かったな~」と一定の距離感を置いた立ち位置から、素直に式を見ることができました。

昔と今の自分を比べて気づいた変化

そして、式からの帰り道。私は「この心境の変化は一種の諦めなのだろうか」「それとも、私自身が大人になったということなのだろうか」と、過去と今現在の自分の変化について考えていました。

すると、ひとつの事実に気がついたのです。

 

おそらく、20代前半の頃の私は、口では「私は一生独身を満喫する!」と言っておきながらも、周りが次々に結婚していく様子を見て、焦りを感じていました。

それは自分が結婚しないことへの焦りではなく、周りの友人の多くが「結婚して当たり前」「結婚は幸せなこと」という考えを持って結婚していったため、「もしかすると、独身の自分は周りからかわいそうな目で見られているのではないか?」と勝手に思い込んでいたのです。

それもあり、必死で「結婚するよりも、独身の私の方が幸せだもん」と意地をはるようになり、他人の結婚式を見ても「何がめでたいのだろう、全然うらやましくないし」と思い込み、妙なモヤモヤを抱えていたのでしょう。

 

しかし、そのように強がっていたのは、他の誰でもない私自身が心のどこかで、「独身だからって寂しい存在だと思われたくない」と感じていたから。

つまり当時の私は、独身を満喫すると言い張りながらも、心の底では誰よりも「独身女性は寂しい存在に見られてしまう」という偏見を持っていたのです。

独身生活を心から満喫できると他人を素直に祝える

そんなモヤモヤを抱えていた20代前半でしたが、今は素直に他人の幸せを喜べるようになりました。

(まあ、相手によってはいまだに素直に喜べないこともありますがね。)

 

そして、そのように変われたのは、私が昔とは違い、本当に心から独身生活を楽しめてきたからではないかなと思います。

自分自身の生活に満足していれば、他人に嫉妬することもなくなる。当たり前のことですが、これが意外に難しく、私もここまでくるのに何年もかかってしまったようです。

今後は20代前半のように、他人の幸せにモヤモヤを感じてしまう自分に戻らぬよう、この独身生活をさらに楽しんでいけたらな~と思った、ご祝儀貧乏レディのすずやさんなのでした。

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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