【結婚願望が迷子です】「“気づかい性の性格”にピリオドを打つ!」
こんばんは。最近、近所にシャレオツなカフェを発見し、時間さえあればそこで原稿執筆に明け暮れている元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。
「カフェで原稿執筆とか、私できる女っぽい」と偽・意識高い系女子を気取っております。まあ、書いている内容は結婚願望を探すという名のただのダメ人間日記なんですけどね。
さて、そんなダメ人間代表のすずやですが、今回は前回の反省とともに新たに気づいた新事実についてお話させていただこうかと思います。すずやと同じ、気づかい性の読者の皆さまは必見です。
前回気づいたひとつの矛盾点
まずは前回のおさらいから。
そろそろ読者の方から「もう分かったから!そのアピールいいから!」とクレームが来てもおかしくないほど、私すずやは気づかい性の性格であるということを、これまでに何度もお話してきました。
しかし前回、自分が気をつかいすぎることで周りにも気をつかわせていたという事実が発覚。さらにそれが恋愛にも悪影響を与えてしまっていたのです。
と同時に、(数少ない)ごく一部の友人の前ではありのままの姿をさらけだせるという自分もいます。
そんな両極端すぎる自身の性格を見て、自分で自分が分からなくなってしまった……。
そこで私はこれを機に、自分自身の性格と向き合ってみようと考えたのです。
「嫌われたくない」が原因じゃなかった?
そもそも自分のこの性格は、「相手に嫌われたくない」という気持ちが原因だと思っていました。
しかし、よくよく考えてみると、本当に「相手に嫌われたくない」が気づかい性の原因であるならば、浅い関係の知り合いよりも仲の良い友人に対して気を回すはずだと思うのです。
しかし実際の私は仲の良い友人に対しては一切気をつかわず、どう思われても構わないであろう浅い関係の知り合いや初対面の相手に対してばかり余計な配慮をしてしまいます。
ということは、どうやら私は「嫌われたくないから」という理由で、他人に対して気をつかっていたわけではないようです。
そして辿りついたひとつの結論
そして考え抜いた結果、私はあるひとつの結論に辿りつきました。
それは自分で自分が思う理想像を私は演じてしまっていたのかも、という事実。
というのも私はこれまでに何度も、自分のことを大してよく知りもしない相手から「鈴音ちゃんって本当に○○だよね」と決めつけをされるたびに何となく悲しい気分になっていました。
以前、知り合ったばかりの初対面の子に「鈴音ちゃんって何だかんだ言って腹黒そうだよね」と言われたときなんかは、帰宅後にひとり愛犬を抱きしめて涙をこぼしましたよね。
まあ多分、私だけに限らず、誰だって大して仲良くもない相手から「あなたって○○な人よね」と勝手な決めつけをされたら、「ふざけんな、お前が私の何を知っているんだよ」って不快な気分になると思うんですよ。
で、いつ頃からか私はそんな勝手な決めつけをされたくがないあまり、無意識のうちに理想の自分を演じるようになってしまった。つまりは、浅い関係の知り合いの前では無理して良い子の自分を演じるようになってしまったのです。
きっとそれが、過度な気づかいをしてしまうという性格にもつながってしまったのかもしれません。
しかし、(数少ない)ごく一部の友人はおそらく私のことをちゃんと分かっていてくれている。そんな思い込みから、彼女たちの前では無理して良い子を演じる必要もなく、素を見せられるのではないか、と。
要は自分のダメな部分を包み隠さず見せることができるので、気をつかう必要も全くなかったのです。
すずや、ここに宣言します!
……と、自分なりに結論を出してみたことで見えてきたことは、「私の場合は同性異性関係なく、まずは皆友達からスタートした方が良いのかも」という事実でした。
女友達はもちろん、恋愛対象となりえる異性もまずは友達からスタートする。それにより信頼し合える友情関係を築くことができれば、無理することなく自分の素の部分もさらけだすことができます。
そしてそんな相手であれば、恋愛相手としてもうまくいくかもしれません。
まあ、そこで結婚願望が生まれるかはさておき、そんな相手と出会うことができれば、これまでこじらせにこじらせまくってきた私の恋愛観も何か変わるのではないかな~と淡い期待を抱いたのです。
そしてこの連載を機に何度も悩み、ぶつかってきた気をつかいすぎるという性格。おそらく、この性格はもう一生直ることはないかもしれません。
でもそれでもう悩むのはもうやめにします。それよりも、今いる(数少ない)ごく一部の友人を大切にしつつ、今後出会い、仲良くなりたいと思った相手には自分のダメな部分も含め、素の姿を見せられるように努力をしていこうと思いました。
……とまあ、久々に良い感じで締められたんじゃないでしょうか。
まあただ、皆さんもご存じの通り、私すずやは自他共に認める適当ダメ人間なのでね。果たしてこの決意表現が有言実行されるかはわかりませんが、今後とも温かく見守っていただけると幸いです!