【結婚願望が迷子です】「結婚願望のないおひとりさま男子の実態を探ってきた!」
こんばんは。類は友を呼ぶと言いますが、連載を始めて以来、結婚願望のない友人ばかりがまわりに集まってきた気がする元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。いや、これってあれですよね。結婚願望を探すのが目的の連載でしたよね?
そして最近また新たに結婚願望のない方に出会う機会があったのですが、まさかの男性! なんと連載始まって以来初となる結婚願望がないおひとりさま男子くんだったのです。
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結婚願望のないおひとりさま男子の実態とは?
まあ当たり前なのですが、すずやのように結婚願望がほぼゼロに近い女性もいれば、男性の中にだって結婚願望が無い人もいます。
今回出会ったH君(37歳)がまさにそれ。結婚願望が1ミリもない男性なのです。
そしてどうやら彼の話いわく、女性が30歳を過ぎると結婚に焦りを感じると同様、男性も35歳を過ぎたあたりから急に結婚に焦りだす人も少なくはないのだとか。
しかしH君はなぜまわりがそこまで結婚に焦っているのか理解できない様子。それどころか物心がついた頃から一度も結婚したいと思ったことがないのだそうです。
また彼もそれなりに女性とお付き合いをしてきたことはあるものの、毎回、結婚に前向きじゃないH君を見て女性の方が愛想をつかして離れていくのだとか。いや、まあそりゃそうですよね。すぐにでも結婚したい女性からすれば、結婚願望が1ミリもない男性との交際なんて時間の無駄でしかありませんしね。
とはいえ、そもそもなぜH君は結婚願望がないのか? そこらへんのところについて、ちょっくら聞いてみました。
趣味が生きがいで結婚する気が起こらない
まず彼いわく、結婚願望が持てない最大の理由は「自分で稼いだお金は全部自分で使いたいから」とのこと。ええ、まあよくある話ですわ。
そのうえ彼はサーフィンやスノーボードを始めとした趣味をもつ超アウトドア男子。ええ、すずやとは正反対の人間ですわ。
ただアウトドア趣味ってお金がかかるのですよね。でもH君の場合は生活費を抑えてでも趣味にお金をかけたいタイプ。そんな話をされた後、彼から「こんな男と結婚したい女性ってまずいないでしょ?」と聞かれたのですが、もうここまでくるとすずやも何と答えて良いかわかりませんでしたよね。
と、そんな趣味が生きがいである典型的なおひとりさま男子であるH君。おまけにまわりの趣味仲間も全員独身かバツイチの男性ばかりであるため、寂しいと感じることもないのだとか。
まあでも、H君の話を聞いていると確かに結婚する必要はないタイプなのかもしれないなと徐々に感じてきました。
束縛のトラウマがさらに結婚願望を無くすきっかけに
またH君が結婚する気がない理由はもうひとつあります。それは歴代の彼女が束縛の強い子ばかりであったということ。
もちろん束縛を一切しない女子だっていくらでもいるでしょう。しかしなぜか彼が交際するのは決まって束縛が強い子ばかり。おそらく自由人であるH君みたいな人に惹かれる女性って「自由人の彼を自分だけのものにしたい」という独占欲の強い子が多いのでしょうね。
そんな元カノたちとのトラウマもあってか、自由を満喫する彼にとって、時間や行動範囲を他人に縛られるのは苦痛だと知ったH君。
それもあり、結婚したら自分の生活を制限されるのでは? と若干こじらせにこじらせた考えにいたり、もともとなかった結婚願望がもはや1ミリもなくなってしまったそうです。
おひとりさま男子の老後計画とは?
そんな彼に老後について聞いてみると「働けるまで働いて、最後の最後まで趣味を満喫したい」と答えてくれました。
また(すずやを含む)独身女性の中には孤独死を不安に思う人も結構多くいますが、H君はその点についてもそこまで不安に感じていないのだとか。
それどころか「誰だって人生の終わりを迎えるときがくるのだから、そのときのことを考えるよりも今を楽しみたい」とまるで自己啓発セミナーで語られるかのようなキザなセリフを最後に残してくれました。
その言葉を聞き、「ああ、この人は本当に今を楽しんでいる人なのだな」と思うと同時に、ドヤ顔で語る彼を見て何かわかんないけどイラっとしたので、とりあえずH君のサーフボードを1枚へし折ってやりたいなという衝動にかられたすずやなのでした。
女子とは違うおひとりさま男子の実態
結婚願望のないおひとりさま女子と似ているようで似ていない、結婚願望のないおひとりさま男子の実態を知れた今回。
最後は不覚にも若干イラっとさせられてしまいましたが、よくよく考えるとすずやも彼らのようにもっと気楽に生きられたら、さらにおひとりさまライフを満喫できるのかなと思ったのですが……。
いや、冒頭でも言っていたけどこの連載結婚願望を探す旅だったわ。おひとりさまライフの満喫術を探している場合じゃないよ、すずや。