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【結婚願望が迷子です】「実家女子が家を出たくない理由と結婚願望がなくなる理由」

こんばんは。よく「ひとり暮らしを始めると両親のありがたみがわかる」なんて言われますが、そのひとり暮らしも10年以上経つと「自分だけのこの神聖なサンクチュアリを誰にも侵略されたくない」という考えに変わるのだなと、最近気がつき始めた元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。いやマジで、年々他人と暮らせる自信がなくなってきております。

しかし中には一度もひとり暮らしをせずに、生まれたころから今に至るまで実家で暮らす独身女子もいます。今回はそんな独身女子から聞いたお話をご紹介したいと思います。

生粋の実家暮らし女子から聞いたお話

いまでこそ偏見を持たれることもなくなってきた実家暮らし女子ですが、ひと昔前までは「結婚もせず、自立もせず……」という周りの目もあり、肩身の狭い思いをしてきた方もいたことでしょう。

しかし今は違う。そう語ってくれたのは33年間実家から出たことがなく、今後もひとり暮らしをする予定もなしという典型的な実家女子であるAちゃんです。

そんな彼女に最近の実家女子事情について色々お話を聞いてみました。

家族がいると孤独感を抱く暇がない

まず実家の何が良いかというとAちゃんいわく、「孤独感を抱いたことが一度もない」ということでした。

当たり前ながら実家であれば常に家族がそばにいるので、寂しいと思う暇がない。おまけにAちゃんの家族も「しっかり家にお金を入れてくれているのだから、無理して出ていく必要もない」と実家に住む続けることについてはウェルカム状態。

そんな家庭で過ごしているため、孤独感を抱くこともなければ、居心地の悪さを感じることもないのだそうです。

ご近所さんとの仲も良好

また実家暮らしの独身女子の天敵といえば、ご近所さん!

ひと昔前であれば「Aちゃんまだ実家にいるわよ」なんて噂話から近所の目を気にしなければいけない時代もあったでしょう。

しかし! Aちゃんいわく時代は変わってきているのです!

というのも大人になったら実家を離れ、自立か結婚をするなんてもう古い考え。それを理解している方が増えているからこそ、ご近所さんから冷たい目で見られることなんてまずない。

むしろ「うちの子は早々にお嫁に行っちゃったから、Aちゃんみたいに家にいてくれる子がひとりでもいるとご両親も寂しくなくていいわね」とうらやましがられることもあるのだとか。

おまけにご近所さんは自分を小さい頃から知っている人ばかり。さらには結婚後も地元に残った友人も多いそうで、一歩家を出て知り合いに出会うとその場で井戸端会議が開始。最寄りのスーパーで知り合いに出会うとそこでも井戸端会議が開始。と、地元ライフを思う存分楽しんでいるようです。

実家ライフが楽しすぎて結婚願望がゼロに

もしかするとAちゃんのような快適実家生活を送っている独身女子はまだ稀な存在なのかもしれませんが、今回彼女から話を聞き、ちょっと実家での地元ライフを満喫する生活がうらやましくなってきました。

というか冒頭でもはや他人と暮らせる自信がないと言っていたすずやですが、なんかAちゃんの話を聞いていると毎日楽しく過ごせているようで、なんかめちゃくちゃうらやましさを覚えちゃいましたよね。

同時にこれまでは実家女子は肩身が狭いなんてイメージを持たれていたこともありますが、最近は実家女子に対するイメージも大きく変わり始めてきたのだな~と感じたすずや。

ただ最後にAちゃんは私にこう告げてくれました。

「鈴音ちゃんがおひとりさまライフを満喫するのと同じように、私も実家ライフを満喫しすぎてもはや結婚したい気持ちなど1ミリもないよね」と。

まさかの最後の最後に実家ライフを満喫しすぎると知らぬ間に結婚願望すらも失ってしまうのだな、という悲しき事実を知ってしまった今回の一件なのでした。

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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