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【結婚願望が迷子です】「義理の両親との関係に悩む既婚女子たちから聞いたリアルな話」

こんばんは。先日、久しぶりにあった父親と大喧嘩をした、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。ちなみに喧嘩の原因は、「ラスト1本しかない缶ビールをどちらが飲むか」という内容でした。ええ、冷静になってから思い返すとものすごくしょうもない親子喧嘩です。

ただ、実の両親とでも、このようにうまくいかないことってあります。そう考えると、結婚して義理の両親ができたら、どうなってしまうのか……と考えるだけで恐ろしくなる独身のすずやさん。

そう考えていたときに、タイミングよく、友人からさまざまな実体験を聞かせてもらうことができました。

義理の両親との関係に悩む友人

それは、よく一緒にランチに行くメンバーで遊んでいた、とある日の休日の昼下がり。その中には、新婚ほやほやの友人Kちゃんもいたのですが、彼女は、会ってすぐさま、私たちにこんな相談をしてきたのです。

それは、「義理の両親との関係に悩んでいる」という悩み。ええ、よくある話です。独身であるすずやにだって、大体、予想がつきます。

あれでしょ、姑さんから「お味噌汁の味が濃いわよ」と嫌味を言われたり、掃除をしたあとに人差し指で棚の隅とかをチェックして「まだホコリが残っているじゃない」的な小言を言われたりする、あれでしょ?

……と、昭和の嫁姑問題的なことを、勝手に頭の中で想像していたすずや。

しかし、Kちゃんが悩んでいるという内容は、何と「義理の両親が優しすぎる」という予想外の問題だったのです。

義理の両親が優しすぎて悩むとは?

「義理の両親が優しすぎる」という、意味のわからない内容で悩んでいるKちゃん。

おそらく、その場にいたKちゃん以外のメンバーはこう思ったことでしょう。「いや、めちゃくちゃ良い両親じゃん」と。

しかし、じっくりと彼女の話を聞いてみると、どうやらその優しさが度を超えすぎていて、気を使い疲れてしまうのだそうです。

何もさせてもらえない帰省中の苦痛

たとえば、今年のお正月に義理の両親の家に帰省した際は、「Kさんは、何もしなくて良いからゆっくりしていてね」と声をかけてくれるお姑さん。まあ、これくらいの優しさであれば、特に珍しくないでしょう。

ただ、Kちゃんいわく、この「何もしなくて良いから」が、本当に何もするなという意味だったようで、食事を終えたお皿をさげようとしたり、就寝用の布団を敷いたりしようとしただけで、「だからいいのよ!全部私がやるからゆっくりしていてってば!」と、半分キレぎみで阻止されてしまうのだとか。

また、帰省中の洗濯物も姑さんがすべてやってくれていたそうなのですが、正直、その洗濯の仕方がとにかく雑。Kちゃんのお気に入りのセーターやちょっと高級な旦那さんの洋服も洗濯ネットに入れることなく、すべて洗濯機にぶちこんでグオングオン回します。

さすがにそれだけはやめてほしかったKちゃんですが、案の定、「洗濯くらい一緒にしちゃうから大丈夫」と、これまた姑さんに阻止されたため、お気に入りのセーターは見事に毛玉だらけになったのでした。

そんな何もできない数日間の帰省であったため、今年のお正月は居間のコタツから一歩も動けず、ただただ心の中で気を使い続ける苦痛な時間を過ごしたそうです。

お節介でしかない初孫への贈り物

また、Kちゃんには幼い子どもがいるのですが、義理の両親にとっては初孫ということもあり、とてもかわいがってくれているそう。

ただ、そのかわいがり方が半端なく、誕生日やクリスマスはもちろん、〇か月記念など、何かと理由をつけ、毎月、高価なおもちゃや服などの贈り物をしてくれるのです。

しかも、2LDKのマンション暮らしであるKちゃんの家に、某キャラクターの滑り台やジャングルジムが送られてくることもあるそうで、そのたびに「いや、こんなでかいもん置く場所ないわ!」「てか、うちの子0歳やからまだこんなんで遊べへんわ!」とひとり部屋の中で叫んでいるのだとか。

そんなはた迷惑な贈り物を毎月されながらも、一応、義理の両親に毎回お礼の連絡をしなければならない彼女。今では、その連絡を入れることすらとにかく気が重いようです。

義理の両親との関係も人それぞれ

気遣いとお節介は紙一重なんて言いますが、そのように義理の両親が優しすぎて、逆に気疲れを起こしている新婚のKちゃん。

ただ、その場にいた他の既婚女性たちからは、「姑とうまくいっていない私からしたら贅沢な悩みだよ」などとも言われておりましたが、本人的には、まだ姑とうまくいかずに、適度な距離感がある方が楽なのかもしれませんね。

と、そのように義理の両親との関係も人それぞれなのだと、改めて、思い知らされたすずや。

同時にコミュ力がゼロに等しい私が結婚した場合、義理の両親が優しくても冷たくても、うまくやっていける自信はこれっぽっちもないなと思ったのでした。

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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