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【結婚願望が迷子です】「SNSに執着しない女性の結婚生活が一番幸せそうだと思った話」

こんばんは。先日、既婚の女友達から「今の時代、いろいろな人の意見が簡単に耳に入ってくるから、結局どんな結婚生活が一番幸せなのかよくわからなくなってきた」という話を聞きました。

そして、現役の既婚女子がそう言うのだから、独身の私がわからなくて当然だよなと、無理やり自分自身を納得させた元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。

でも、本当に彼女の言う通り、今の時代って、様々な人の生活の様子が簡単に目に入ってきてしまいます。特にSNS経由で。

そんなことを考えながらSNSを見続けていたある日、すずやは気づいたのです。「もしかして、SNSに執着していない女性が一番幸せな結婚生活を送っているのではないかな?」と……。

既婚女子たちのSNS事情は人それぞれ

そう思ったきっかけは、(自分でも悪趣味だと思っていますが)ネタ探しのために既婚女子たちのSNSを片っ端から観察しまくっていたときのことでした。

一言で既婚女子のSNSと言っても、毎日欠かさずに更新を続けている子もいれば、もっぱら他人の投稿を見て、いいねを押すだけになっている人も。

中には、最後の更新が一年以上前のまま、おそらくSNS自体を開くこともなくなり、そのままSNSの世界から姿を消してしまった人などもいます。

そのような感じで、SNSの使い方は人それぞれではありますが、彼女たちのSNSからちらほら見える本音に注目していると、それぞれが違った形ではあるものの、何らかの不満を抱えているのではないかなということに気がついたのです。

偽り話を盛って幸せアピールをする既婚女子

たとえば、誰が見てもあからさまに話を盛った幸せアピール投稿を続けている、既婚女子。

彼女は最低でも2~3日に一度はSNSを更新しているのですが、とにかく、話を盛りすぎなのです。

とある日、主婦友とホームパーティをしていた彼女。その様子をSNSにアップしていたのですが、そこにはシェフ顔負けの料理がずら~っと並んだ写真が。そして写真と共に添えられていたのは「たまには作り甲斐のある料理もいいね」という一言コメント。

これだけを見ると、彼女がホームパーティを開催するために、時間をかけておしゃれな料理の数々を準備したかにも思えますが……。

しかし、すずやを始め、周りの友人たちは知っているのです。それがホームパーティ専用のケータリングサービスであるということを。

自分を押し殺してキラキラ主婦を演じる

というのも、同じケータリングサービスを利用しているセレブママが、以前、彼女とまったく同じ料理の写真を「ここのケータリングは最高」とSNSに投稿していたのです。

この話を友人伝いに聞いたとき、まあ、軽く背筋がぞっとしましたよね。

このような感じで、偽り投稿や話を盛った投稿を今日も続ける彼女。

そんな本当の自分を押し殺してまで、キラキラ主婦を演じ続ける彼女の姿は、私すずやだけでなく、周りの友人たちからも「見ているこっちが不安になる……」と心配され続けております。

セレブ女子を徹底的に叩きまくる既婚女子

そしてこのように大げさな幸せアピールをする既婚女子がいると、必ずと言って沸いて出てくるのが、妬み僻みから彼女を全力で叩こうとする人達。

どちらかと言えば、こちら側の人間であるすずやは、彼女たちが嫉妬からセレブ既婚女子や幸せアピールを続ける既婚女子を叩きたくなる気持ちも何となく理解できます。(いや、実際に叩いちゃダメだけどね)

それもあり、彼女たちが「あの子のSNSが本当にウザい」と愚痴っていても、とりあえずは怒りがおさまるまで話を聞いてあげることにしているのですが……。

叩きすぎて自虐ネタしか言えなくなった

しかし、このように他人の幸せSNSを徹底的に叩きすぎることで起きる弊害もあるのです。

というのも、彼女たちはたまに家族と贅沢な食事をしたり、ブランド物を買ったりしても、普段、他人の自慢投稿をこれでもかというほど叩きまくっているためか、「これをSNSに投稿すると、私も周りの人から自慢していると思われてしまうかも……」という不安が募るそう。

そのため、結局はSNSに投稿できない。もしくは、「無料券をいただいたから、来ました。自分のお金では絶対来ることができません(笑)」と自虐ネタ風にしか投稿できないのです。

でも実はこのとき、彼女は旦那さんのボーナスで食事に来ていたのです。無論、無料券などいただいてないのです。もう、その話を聞いたすずやは、「いや、何の嘘だよ」と思わず彼女にツッコんでしまいましたよね。

と、セレブ既婚女子や幸せアピールを続ける既婚女子を叩きすぎた結果、彼女たちはSNS内で自分をこじらせてしまい、せっかくの家族との幸せな時間も自虐アピールのために使ってしまうのでした。

SNSに振りまわされる既婚女子たち

そんな感じで、必死で幸せアピールを続け、本当の自分を見失いそうになっている既婚女子もいれば、周りを叩きすぎて、SNS投稿ひとつにも気を遣うほど、こじらせてしまった既婚女子もいます。

そして、まったくの正反対であるにもかかわらず、両者ともSNSに振りまわされ、そこに時間をとられてしまっているため、もしかしたら、本当に大切な家族との時間も減っているかもしれません。(勝手なすずやの推測です)

お節介ながらもそう感じたすずやですが、その中でも今回、唯一、SNSをうまく利用している既婚女子を見つけたのです。

SNSに執着しない既婚女子の考えとは?

それは結婚生活の良いところも、悪いところも、包み隠さずに見せている既婚女子のAちゃん。

彼女は家族と旅行に行ったり、美味しいご飯を食べに行ったりした際は、素直に「幸せな時間」であったことを報告します。

反対に子育てや親せき付き合いで悩んだときは、それで落ち込んでいることも包み隠さず、SNSで発信するのです。

そんな良い意味でありのままの姿を見せるAちゃんのSNSには、先ほどのセレブ既婚女子やこじらせ既婚女子とは比べものにならないほどのいいねの数が。

なにより、結婚後も既婚独身に限らず、昔からの友人たちと今でも交流があるという時点で、Aちゃんの人柄の良さがわかります。

そんなAちゃんにSNSをするうえで意識していることを聞くと、「他人の投稿やいいねの数にこだわったことはない」「私の場合は、しばらく会えていない友達と、コメントを通して最近どう?と会話ができるのが楽しいから(SNSを)やっているだけ」と答えてくれました。

どうでしょう、みなさん。これが本来のSNSの使い方ではないでしょうか!!!

そして、彼女の話を聞き、すずやは思いました。

ある意味、SNSにも他人にも執着しすぎていない子の方が、目の前の結婚生活に意識を向けられるから、些細な幸せも逃さないのかもしれないな、と。

SNSとの上手な付き合いが幸せな結婚生活への一歩かも

SNSの登場により、周りの目を意識したり、誰かと競い合ったりしてしまう女性も増えてきました。しかし、すずやが見てきた限り、そのようにSNSに執着してしまう子ほど、現実世界で徐々に周りの人が離れていってしまいやすいのです。

また、SNSで自分を演じることに必死になりすぎてしまうと、スマホから手を離せなくなり、目の前にいる家族を蔑ろにしてしまうことだってあるかもしれません。

そんな現代社会の中で、本当に幸せな結婚生活を築くには、AちゃんのようにSNSに執着しすぎず、SNSとうまい付き合い方をするのが一番なのかなと考えさせられました。

「周りの目など気にせず、自分も周りに振りまわされない」というスタンスを持ち続けていれば、SNSに依存して負の感情が生まれることもなく、目の前にある日常の小さな幸せも見逃さないことでしょう。

そしてもし、結婚願望が生まれたら、私もSNSに執着しすぎず、結婚後も目の前の何気ない幸せに感動できる人間になりたいな……。と、今現在、フォロワー数50人未満で、もはやSNSをやっている意味があるのかわからないすずやは、そう思ったのでした。

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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