【結婚願望が迷子です】「結婚願望ゼロなのに同棲中ってどういうこと?」
こんばんは!先日、友人から「めっちゃ肌白いね、どんなケアしてるの?」と聞かれて困った元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。
申し訳ないのですが、日焼け対策など一切していません。
ただ夏中、家に引きこもっていただけなのです。そりゃ、肌も白くなるわ。
そんな夏を感じることが一切なかった私ですが、何と、このたび友人のひとりが結婚するとのことで、ビアガーデンでお祝いをしようとの連絡がありました。
正直、結婚祝いよりもビアガーデンに釣られた感は否めませんが、最後に夏の思い出をつくるためにも早速、友人の結婚祝いパーティーに参加させていただきました。
友人の結婚お祝いパーティーに参加してきた
今回、結婚が決まったのは学生時代からの友人のひとり。
それもあり、お店につくとすでに10人ほどの学生時代の仲間が集まっておりました。
結婚が決まり、幸せそうな表情を見せる友人の姿を見ていると、何だかこちらまで幸せな気分を味わわせてもらえます。
……まあ、すぐに運ばれてくる料理とビールに夢中になり、結果的に最初の10分ほどしか彼女を祝ってあげられなかったのですけどね。
酒が目に入ると周りが見えなくなる女で、本当に申し訳ありません。
そしてその後も祝福ムードの中宴は続いていたのですが、ふと、すずやは友人のRちゃんがあまり楽しんだ様子を見せず、何度も喫煙所に消える姿を目にしてしまったのです。
この連載でも何度もお伝えした通り、大勢の人が集まると、むだにお節介という名の気を遣ってしまうすずやさん。
今回も、何となく彼女のことが気にかかり、思い切って喫煙所でひとり煙草を吸う彼女の元にかけつけてみることにしました。
素直に祝えない友人のひとりに話を聞いた
普段は煙草を吸わないすずやですが、お酒が入るとたまに吸ってしまうこともあります。
そこで喫煙所に入るとすぐ、先にいたRちゃんに「煙草1本貰っても良いかな?」と声をかけてみました。
そして、お節介かもしれないなとは思いつつも、「今日具合でも悪かった?大丈夫?」と彼女に声をかけてみたのです。
すると、彼女が口にしたのは、まさかの意外な一言でした。
「うーん、っていうか結婚したい子の気持ちがわからないから、何か今日素直にお祝いできなくて」
この一言に、思わずすずやさんもビックリ。
むしろ「あれ、Rちゃんってこんなこじらせ女子だったっけ?」と予想外の展開に「そうなんだ……」としか言葉が返せません。
しかし、重い沈黙が何よりも嫌いなすずや。意を決し、Rちゃんへと語りかけます。
「あっ、Rちゃんは結婚したくない感じ?じゃあ私と一緒だね。ということは、彼氏とかもいないの?」
そんな私の問いかけに対し、彼女は「結婚とか絶対したくないね。まあ、今同棲して3年になる彼氏はいるのだけどさ~」と一言。
いや、彼氏おって同棲もしてるんかい!!!
一瞬、彼女もすずやと同じく結婚願望がまったくないけど、それが原因でこじらせてしまっているタイプの女子かと思いや、まさかの同棲真っ最中であるとの事実。
これはすずやが出会ってきた女性の中でも初めてのパターンです。
そこで私は、彼女にもう少し突っ込んだ質問をしてみることにしてみたのです。
結婚願望はゼロだけど同棲3年目
今現在、お付き合いしている男性と同棲3年目であるにもかかわらず、結婚願望は一切なく、結婚の良さもまったくわからないと語るRちゃん。
正直、すずやの中では同棲=結婚目前という方程式があったため、結婚がゴールではない同棲の形もあるのだなという新発見をさせてもらえました。
しかし、Rちゃんはそう思っていても、相手の男性はいずれ結婚したいと思ってはいないのでしょうか。
そんな疑問をぶつけてみると、彼女は「ああ、彼も結婚願望はない人だからそこは大丈夫」とあっさり答えてくれたのです。
そして続けざまに彼女はこう教えてくれました。
昔からお互いに結婚願望はないから、同棲したカップルが考える「いつかは結婚」という選択肢は、まず私たちの中にはないと。
むしろ、お互いが何かに縛られるということを何よりも嫌う人間だから、結婚という契約をしてしまったら、今の居心地の良い関係が崩れてしまいそうなのだとか。
また、結婚をしなくても今のところ何不自由なく、お互いが自分の人生を楽しめているのだから、結婚にこだわる必要はまったくないと考えているそうです。
確かに、今現在の彼女の生活を聞いている限り、相手の男性とはすでに夫婦かのような落ち着いた関係を築いていっています。
ただ、違うのは籍を入れていないというだけ。
そんな落ち着いた生活が手に入っているなら、お互いが結婚願望を持っていないのに、無理して籍を入れる必要はないのかもしれません。
籍を入れるにこだわらなくても良い?
今回、Rちゃんから聞いた実体験は、結婚願望が迷子になっているすずやにまた新しい結婚の形というものを教えてくれました。
特に私のように結婚願望がない人間は、そもそも、心許せるパートナーに出会えたからといって、そこで籍を入れる、入れないにこだわる必要もないのかもしれません。
そんな新発見ができた今回の出来事。
Rちゃんには、新しいことを学ばせてもらい感謝の気持ちでいっぱいです。
ちなみに余談ですが、喫煙所でRちゃんと話し込んでいる間に飲み放題の制限時間がきていたため、最後の1杯を逃してしまい、地味に落ち込んだすずやさんなのでした。