【結婚願望が迷子です】「結婚後の女子たちを悩ませる日本の現実」
こんばんは。先日、今月の電気代の請求が届き、思わず現実逃避の旅に出たくなった元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。
夏中24時間フル稼働していたクーラーのツケがこんなところでやってくるなんて、信じたくありません。
そんな現実逃避真っ最中のすずやですが、結婚願望を探すには現実に目を向けるしかない!
ということで、今回は結婚の現実についてちょっと目を向けてみようかと思います。
子どもを望まない友人への批判
そもそも、すずやが結婚の現実に興味を持ち始めたのは、周りの既婚女子たちが何気なく話していた会話がきっかけでした。
たとえば、とある友人は結婚しているものの、今のところ、子どもを望んでいません。しかし、そんなこととはつゆ知らず、周りの人たちは悪気なく聞いてきます。「子どものご予定は?」と。
そのたびに「私たち夫婦は子どもをつくる予定はないのですよ」と笑顔で返すのですが、それを聞いた大半の人は、あからさまに気を遣い「そうなの、まあ色々あるからね」と変な誤解をされてしまうのだそうです。
中には「結婚をしたのに子どもをつくらないのは親不孝なことよ」と、心無い言葉を浴びせる方もいるようです。
彼女いわく、「年配の方にとって、子どもの望まないという私たちの考えはどう伝えても理解してもらえないから辛いこともある」のだとか。
ふたり目のプレッシャーをかけられる友人
また、別の友人はひとり目を出産して、しばらく経つと「ふたり目はいつ?」「あまり年が離れると大変よ」など、余計なお節介でしかない言葉を浴びせられていました。
しかし、実はこの時彼女はふたり目ができにくく、不妊治療も考えていた時期でもありました。
その事情を知らず、「早くふたり目を!」とプレッシャーをかけてくる人達がいたため、そのストレスが原因かはわかりませんが、ますます妊娠しづらくなってしまったのです。
(この後、無事にふたり目を出産していました。おめでとう!)
その他にも私は、シングルマザーを選んだ女性に浴びせられる心無い言葉。
働きたいのに幼稚園問題などで働けず悩む既婚女子など、さまざまな既婚女子たちの悩みを聞いてきました。
そして、彼女たちは口を揃えてこう話してくれました。
「今の日本社会の結婚や子育ての制度。年配の方が考える結婚の価値観。これらが今の時代を生きる私たち既婚女子を悩ませている」と。
結婚が生きづらくなってしまう理由
確かにひと昔前までは、結婚に対してテンプレ的な形があったかもしれません。
まず、女性は適齢期には結婚をする。そして結婚をしたらひとり目を出産し、その後はふたり目を出産して、子どもたちが成人するまで立派に子育てをやり遂げる。
実際、今現在もその価値観を持っている年配の方ってたくさんいるとは思うのです。
とはいえ、現在は様々な結婚や子育ての形があります。
事実婚、別居婚、子どもを産まない選択、シングルマザーなど、一人ひとりが望む生き方があるのです。
それを表面上では「最近はそういう生き方もある」と受け入れているように見せても、実際は、ちょっとでも昔の世間一般論と外れた形を選ぶと、ここぞとばかりに批判を浴びせようとする人がいるという事実を、私は既婚女子たちからたくさん聞いてきました。
そんな彼女たちの声を聞くたびに、本来なら幸せなはずの結婚を選んだにもかかわらず、それが生きづらい原因になってしまうのは本当にやるせないなと感じてしまうのでした。
結婚後でも生きやすい社会になってほしい
もちろん、世の中の人すべてが心無い言葉を浴びせたり、昔ながらの価値観を押しつけたりする人ばかりではありません。
しかし、中にはそのように既婚女子やママ女子を苦しめる発言をする人たちがいるのも事実です。
そのような人達がひとりでも減らない限り、既婚女子たちの悩みが消えないのはもちろん、独身女子の中にも結婚に踏み切れない人が出てきてしまうのではないかなと。
とはいえ、頭が悪いすずやには専門的なことなどわからず、結婚や子育て制度について勉強不足の部分もあるため、具体的な解決策を提示することはできないかもしれません。
ただ思うのは、結婚の形や子育ての仕方を始め、一人ひとりが望む生き方を頭から批判せず、受け入れてあげられる社会ができれば、既婚女子たちがこれまで以上に生きやすくなるのではないかなと。
そして、私のように結婚願望を持てない女性たちの中にも、「結婚って意外と良いかも」と思える人も増えてくるかもしれません。
……と、珍しく真面目モードに考えてみたすずやさんなのでした。やばい、今回オチがない!!!