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【結婚願望が迷子です】「夫の単身赴任を機に夫婦の仲が良くなった友人の話」

こんばんは。最近、朝方眠りにつこうとすると、決まってラジオ体操の音楽と子どもたちの笑い声が聞こえてきて罪悪感を抱いてしまう、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。

良い子の皆は、間違ってもこんな昼夜逆転した大人になっちゃダメだからね!

さて、そんなダメ大人代表のすずやですが、先日、友人から「夏休み中の子どもたちの世話を手伝ってほしい」とお願いをされたので、早速、友人宅へとお邪魔することにしました。

旦那さんが単身赴任中の友人S子

今回、お邪魔したのは、小学1年生と3歳児のふたりのお子さんを持つ友人S子(35歳)のお宅です。

そして到着するやいなや、早速、彼女のご自宅にあがらせてもらうと、すぐに私はあることに気がつきました。

実はS子の家には半年ほど前にも一度遊びに来たことがあるのですが、その時に比べると、家具の配置などがガラッと変わっていたのです。(具体的には子どもたちの遊ぶスペースがとにかく増えていました。)

その変化に気がついた私は、何気なくS子に「模様替えでもしたの?」と問いかけてみると、彼女の口からは、「そうなの。実は先月から旦那が単身赴任になったから、彼の物を片づけて子どもたちのスペースを増やしたんだよね」と一言。

なるほど、旦那さんがいないから私に子供たちの世話を手伝ってほしかったのか。と勝手な解釈を始めたすずや。

きっと、S子も旦那さんがいないことで大変なこともあるのだと、「何かあったら力になるから言ってね」と余計なお世話であろう一言をかけます。

しかし、S子の口から飛びだしてきたのは、「それがさ~、旦那が単身赴任になってからの方が色々と良いことの方が増えたんだよね」という予想外の発言だったのです。

単身赴任前の夫婦仲は最悪だった

どうやらS子いわく、旦那さんが単身赴任をする前は、常に夫婦間で小さないざこざが絶えなかったのだとか。

特に「俺は仕事で疲れている」「私だって家事と育児で疲れている」という喧嘩は日常茶飯事。そして、休日ともなるとお互いに「たまの休日くらい休ませてよ」「たまの休日くらい手伝ってよ」とお互いの感情をぶつけ合います。

また、一緒に暮らしていた単身赴任前は、頼みごとを後回しにしたり、酔って夜遅くに帰宅したりする旦那さんの些細な言動にイライラすることも多かったのだそう。

その話を聞き、リアルな結婚生活は知らないものの、基本的に他人と一緒に暮らせないと思っているすずやは、「確かに自分が同じ状況だったらS子のように不満もたまるよな」と思いました。

というよりも、このようにリアルな夫婦間の揉め事エピソードを聞くたびに、「やっぱり私には結婚は向いていない」と、改めて実感させられる気分になってしまうのです。

単身赴任を機に思いやりの気持ちが?

しかし、旦那さんの単身赴任が始まった途端、S子は夫婦間に大きな変化が表れたことに気がついたのです。

まずその変化に気がついたのは、週末の休日のみに帰ってくる旦那さんの些細な言動から。

これまでであれば、たまの休日はお互いが「休ませてほしい」「手伝ってほしい」の一点張りで、間違って自分から折れることはありませんでした。

……が、何と単身赴任が始まってからは、旦那さんの方から率先して「何か手伝おうか」と声をかけてくれるようになったのです。

それに対して、S子も自然と「大丈夫。あなたの方こそ疲れているなら休んでいて」と労わる気持ちが持てるようになったのだとか。

どうやら、平日の間は離れて過ごすようになり、お互いが相手の嫌な部分を目にすることもなくなったため、以前よりも優しい気持ちで接することができるようになったみたいです。

また、S子自身も子どもたちを寝かしつけた後、夜に自由なひとり時間がとれるようになり、気持ちに余裕ができました。それもあってか、たまに会う旦那さんにも余裕を持って接することができるようになったのです。

別居婚の方がうまくいく夫婦のケースもある

そんなS子の実体験を聞き、他人とは絶対一緒に住めないと思っていたすずやですが、「単身赴任や別居婚であれば、私のような人間でも意外とうまくいくのかも」と新たな発見に気づくことができました。

なにより、S子が話す通り、常に一緒に生活をしていると、嫌でも相手の嫌いな部分が目に入ってしまいます。

しかし、一定の距離感を持って生活をしていると、気持ちにも余裕が持て、相手に思いやりのある接し方ができるのです。

ということは、「私のように他人とは一緒に住めない」「相手の嫌な部分がすぐ目につく」という短所を持つ女性は、パートナーと別々に暮らすという手段が合っているのかもしれません。

と、今回もまたまた新しい発見をすることができた、すずやさんの結婚願望探しの旅。もし今後、結婚したいほど一緒にいたいパートナーに出会えたときは、まず別居婚を視野に入れてみたいと思います。

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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