【結婚願望が迷子です】「甘えベタをやめたら気持ちがすごく楽になった」
こんばんは。最近、部屋に設置する棚を買い替え、ひとりで組み立てまでこなした、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。年々、ひとりで生き抜くための能力が上がってきている気がします。
でも、何でもかんでも他人に頼らず、ひとりでこなしてしまうのも良くないのかな~と思う出来事があったので、今回はそちらのお話について語らせていただきます。
甘えベタのすずやさん
実はこう見えて私すずや、根っからの甘えベタなのです! ……ええ、誰も興味などはないと思いますが。
そもそも、幼い頃から他人に甘えるという経験をほとんどしてこなかったため、大人になった今も他人にどう甘えたら良いのかがよくわからないのです。
そんな私の口癖は「大丈夫」。
たとえ本当に大丈夫な状態でなくても、相手に心配をかけてしまうくらいなら我慢をしてしまう。
それもあってか、男性に素直に甘えることができず、「結婚しなくてもひとりでも生きてやる」と思い始めたのかもしれません。
久しぶりに落ち込む事件が発生
しかし、先日。珍しく人間関係でめちゃくちゃ揉めることがあったのです。
そのうえ、相手は言いたいことをボロクソに言ってくるのですが、豆腐メンタルのすずやは思っていることを言葉にして伝えることができません。
その結果、一方的に相手から好き勝手言われる形で終わりました。
もうね、久しぶりにとことん落ち込みましたよ。最初は「何でそこまで言われなあかんねん!」と怒りでいっぱいでしたが、時間が経つにつれ、「やっぱり私ってダメな奴なのだな……」となぜか自分で自分を責めていました。
ええ、典型的な自尊心の低いタイプなのです。
そして、たまらなくなった私は、酔っ払った勢いで仲の良い友人のひとりに思わずLINE電話をかけていたのでした。
友人に甘えてみて気づいたこと
突然、半泣きで電話をかけてきた私に驚く友人。「えっ、どうしたの」と慌てふためきます
しかし、ここで甘えベタの私の本領発揮! 驚く友人を前に「本当に急にごめん。迷惑よな?迷惑なら言ってね、すぐに電話を切るから」と相手の都合を考えるあまり、わけもわからず暴走します。
そんな私を見て、「とりあえず、一旦落ち着こう!」となだめる友人。そして、落ち着いてから、私はひと通りの出来事を話し始めたのです。
私が話している最中、友人は何も言わずに、ただ「うん、うん」と話を聞いてくれていました。その後、優しい言葉をいくつもかけてくれます。気づくと、私の気持ちもどこか晴れた気分になっていました。
で、気づいたのです。他人に素直に甘えてみてわかったのですが、落ちているときに誰かに甘えて、相手からもらう言葉っていつも以上に嬉しく感じるのですね。
友人からは「大丈夫だよ」「鈴音は悪くない」など、普通の励まし文句しか言われていないにもかかわらず、もうそれがめちゃくちゃ嬉しかったのです。
甘えベタから卒業したい
これまでは「甘えたら相手の迷惑になる」「相手の負担になりたくない」と思っていた私。それもあり、「鈴音は頼ってくれない」という理由で元カレが去っていったこともありました。
でも、今回友人の前で甘えてみて、甘えることは悪いことではないのだという当たり前の事実を、この年になってようやく気づくことができました。
今すぐに甘え上手になることは無理かもしれませんが、これからはもう少し他人を頼って甘えてみよう。そして、他人を頼り甘えることができれば、パートナーがそばにいる結婚という形も違う目で見ていけるかもしれません。
ちなみに余談ですが、今回揉めに揉めて落ち込んだ事件は、一晩寝たらどうでもよくなりました。やっぱり人間睡眠って大切ですね。