【結婚願望が迷子です】「合コンに参加して気づいた自分の悪い癖」
こんばんは。夏が近づくにつれ、段々とテンションが下降傾向になっている、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。おそらく本格的な夏が始まったら、冷房のきいた部屋から一歩も出ないで過ごすことになると思います。
そんな落ちまくりの気分を少しでも上げようと、今回は友人から誘われ、久しぶりに合コンというものに参加してきました。そして、その合コン参加をきっかけに、私はまた新たに自分の悪い癖を知る羽目になったのです。
久しぶりに合コンに参加してきた
今回、友人がセッティングしてくれたのは3対3の合コンでした。参加メンバーは女性側が私を含め、全員がアラサーのフリー女子。そして男性側は、全員がガテン系のお兄様方でした。
で、相手側のメンバーを見て、私すずやはすぐにこう思いましたよね。「あ、これ打ち解けられないかも」と。
きっと、女性の中には男らしくて、頼れる男性がタイプという方も多いかもしれません。しかし、私はどちらかというとそのようなタイプの男性に苦手意識を持っています。
そのため、出会って3秒も経たないうちにこの場をうまくやり過ごせるのか不安になってしまったのです。
段々と男性陣の態度が変わってきた
とはいえ、最初は不安を覚えていた私も、お酒が進むにつれ、それなりに場の雰囲気を楽しむようになってきました。
ただ、一人ひとりの男性と会話をするたびに、「何だかいまいちだな……」と思う瞬間も多々あったのです。
たとえば、細マッチョで少し色黒のA君は、話していても俺様自慢ばかりでつまらない。また、遊び人オーラが出まくっているB君は、初対面であるにも関わらず、私の過去の恋愛事情を根掘り葉掘り聞いてこようとしたため、失礼な人という印象しか持てない。
……と、どの男性と話していても、嫌な一面ばかりが目に入り、心から楽しむことができなかったのです。
しかし、合コン開始から一時間ほど経った頃でしょうか。気づくと私の周りには男性がひとりもいなくなっていました。
周りが楽しむ中、ひとり延々とお酒を飲み続けるすずや。
自分自身で体験して初めて知りましたが、合コンで輪に入れないときの孤独感って半端じゃないほどつらいですね。もう、終盤はほぼひとりでヤケ酒状態になっていましたよ。
友人と自分の違いに気づいた
その後、合コンもお開きになったところで、解散後は恒例の女子のみでの反省会をするために別の店へと移りました。
そして、そこで私が「何だかいまいちだったよね~」と本音をもらすと、女友達のふたりは「そう?意外と楽しかったじゃん」と一言。
あれあれ~、もしかして私だけが楽しめていなかった?と不安になり、「でも、A君とか俺様自慢がすごかったじゃん?」と続けると、「A君のは俺様自慢ってより、自分の仕事に誇りを持っている感じで私は好感を持てたよ」と話す友人。
いやいや、マジかよと思いつつ、「じゃあ、B君がぐいぐい話しかけてきたのは?嫌じゃなかった?」と問いかけると、ふたりは「B君は話をリードしてくれたから、会話が途切れず楽しかった」「そうそう、彼お喋り上手だったよね」と私とはまったく正反対の意見を言ってきたのです。
そこで、私は気がつきました。
これは相手の男性陣が悪いのではなく、私の考え方自体に大きな問題があったのだと。
改めて気づいた自分の悪い癖
女友達ふたりの話を聞き、私は自分の悪い癖に気がつきました。
それは同じ男性であれ、私はすぐに欠点から見てしまうのに対し、彼女たちは長所から探す。そうなんです。たとえ同じ部分を見ていたとしても、私はそれを相手の欠点だととらえ、彼女たちは長所だととらえる。
そして、その気持ちが無意識のうちに態度にも出てしまっていたため、男性陣は私と話していてもつまらなくなり、私の元から離れてしまっていったのでしょう。
自分の最低最悪の癖を知って後悔する私
今回の一件を機に思い返すと、確かに私は初対面の相手に出会ったとき、欠点ばかりに目がいくことが多かった気がします。
それはきっと、自分に自信が持てていないから。自分に自信がないからこそ、つい相手のあら探しをしてしまい、「自分の方がまだマシだ」と思い込もうとしていたのかもしれません。
ええ、最低な人間です。
そして同時にこの悪い癖が結婚願望はもちろん、人間関係にも悪影響を与えているのではないかなと。相手の欠点ばかりに目がいくから、「欠点が目につく人といるくらいなら、独身でいた方がマシ」と身勝手な理由を自分に言い聞かせていたのかもしれません。
そんな自分の汚い一面を知って、反省した私。これからは初対面の相手に出会ったときは、その人の良い部分を見つけられる人間になりたいなと思いました。多分ですけど。