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【結婚願望が迷子です】「結婚願望に影響を与えていた、自分の悪いクセ」

前回、元カレとの再会事件が衝撃的すぎていまだに立ち直れずにいる、弱小メンタル人間のすずや鈴音です。ちなみに元カレには悪いことをしたなと思ったので、あの後ブロック解除して、謝罪LINEを送りました。ご安心ください(誰も心配していないとは思いますが)。

さて、前回新たに自分の悪い癖をまたひとつ発見してしまったすずやさん。むしろこの結婚願望の旅を続ければ続けるほど、「自分の良い所を見つける方が難しいのでは」と思い始めてきた今日この頃です。

そこで今回は新たに発見した自分の悪い癖を徹底的に解剖し、今後の結婚願望探しの旅について改めて考え直してみたいと思います。

新たに気づいてしまった私の悪い癖

前回の企画で発覚した私の悪い癖。それは相手を一度「この人はこういう人なんだ」と思い込んでしまうと、その思い込みだけで相手の性格から生き方までを勝手に決めつけてしまう傾向があるということ。

たとえば初対面で「遊んでそうだけど根はまじめなはず」だと思えば、どれだけチャラい部分が見えても「でも、この人も根は真面目だから……」と自分に言い聞かせてしまいます。そして結果的に相手の男に散々弄ばれて泣かされるのです。

また、反対に「この人は無口だし一緒にいても絶対楽しくない」と思い込めば、仮に相手の良い一面が見えても「でも、長く一緒にいたらどうせ飽きるんだろうな」と悪い方向に考えてしまいます。その結果、せっかくの出会いをいとも簡単に逃してしまうのです。

ええ、そりゃ結婚願望がうまれるどころか、恋愛だってうまくいかなくて当然でしょう。もはや人としてかなり最低なことをしていますよね、私。

そしてその癖に気がつくと同時に私は思い出したのです。過去、結婚を意識するチャンスは何度もあったにもかかわらず、この悪い癖のせいで私は自らそのチャンスを棒に振っていたのだと……。

過去の失敗その1:昔を美化しすぎてチャンスを失った

数年前、私はSNSがきっかけで高校時代に片思いをしていた男性と再び連絡を取り合うようになりました。

当時、私が彼を好きになったきっかけはその明るい性格。常にグループの中心にいた人気者の彼は、誰からも愛される人であり、人を引き寄せるその魅力に当時のすずやはすぐさまノックアウト(死語)されてしまったのでした。

するとどうでしょう。私は彼に対して「明るい」「人気者」というイメージを持ったまま今日まで生きてきました。当然、SNSで再会して「久しぶりに飲みに行かない?」と彼から誘われた際も、当時のままの明るくて人気者だった彼に再会できると勝手に思い込んでいたのです。

しかし、数年ぶりに再会した彼は就職活動に失敗したことがきっかけで、見事にやさぐれていました。時折、当時の彼を彷彿とさせる明るい一面も見えたのですが、それよりも後ろ向きの発言や他人の愚痴ばかりをこぼす姿に私の気持ちは一瞬にして冷めてしまったのです。

もしかするとあのとき、「今でも彼は明るくて人気者のままなのだ」と勝手な決めつけなどせずに再会していれば、ちょっとした後ろ向きの発言や愚痴くらい軽く流せたかもしれません。そこから再び彼との関係が始まり、結婚につながる何かが生まれていた可能性だってあるでしょう。

しかし「彼は絶対に昔のままだ」という身勝手な固定観念のせいで、私はせっかくの“昔の思い人との再会”というチャンスを自ら台無しにしてしまったのです。

過去の失敗その2:何度騙されても気が付けなかった

そしてもうひとつ、私の悪い癖が前面に出てしまった事件が「元カレとの復縁で結婚願望は生まれるのか考えてみた」でもご紹介した四股をかけていた最低の元カレとの再会です。

あのときは「あんな糞野郎の顔は二度と見たくない」と言っておりましたが、実は一度だけ、別れたあと連絡を取り合っていた期間があったのです。

というのも当時、私は彼に対して出会った当初から「遊び人に見えて本当は一途」という印象を抱き、勝手にそうだと決めつけておりました。

そのため四股をかけられた際も、「彼は一途だから、最終的に私ではなく他の子を選んだのだ」と彼を責めるどころか、あたかも自分自身を責めてしまっていたのです。ええ、バカです。あの頃の私は大バカ者でした。

そして四股事件からしばらく経った頃、彼から一通の謝罪メールが入ったのです。「あのときは本当にごめん」「今さら許してもらえることじゃないけど、やっぱり鈴音は今も大切な存在だから」と。

それを見て大バカ者の私は、「ほら私の思ってた通り!彼は遊んでそうに見えて一途で優しい人だったんだよ!」と天にも舞う気持ちになりましたよね。

で、喜びのあまり速攻で友人にそのことを報告すると、「えっ、あいつ今度○○ちゃん(四股の末、最後に選んだ本命彼女)と結婚するよ……」とまさかの事実が発覚。

第一印象で「遊び人に見えて本当は一途」という勝手な決めつけをしていたため、一度ならまだしも、二度も私はあの糞野郎に騙されてしまったのです。これも私が勝手な決めつけさえしていなければ十分に防げたトラブルです。

その友人からの一言でようやく目が覚めたものの、時すでに遅しとはきっとこのようなことを言うのでしょうね……。

2018年は勝手な決めつけや思い込みはやめる宣言!

元カレとの再会を機に「一度思い込んだらそうだと決めつけてしまう」という自分の悪い癖を知った私。そしてその悪い癖が原因で恋愛でも数々の失敗を繰り返し、おのずと「男なんて信じられない」「ひとりの方がマシ」とこれまた勝手な決めつけをしていたのです。

そんな勝手な決めつけが重なったことにより、私は「やっぱり結婚なんてろくなもんじゃない」と考えるようになった可能性もないとは言い切れないでしょう。

そこで断言したいと思います。今後は第一印象だけで絶対に人を決めつけないようにします!

同時に勝手な決めつけだけで「だから結婚はしたくない」「結婚にメリットなんてない」と後ろ向きの考えを持つこともやめます!

2018年はそんなNEWすずやとして生まれ変わったうえで、引き続き、結婚願望探しの旅を続けていきたいと思います。

……まあ、皆さんご存知とは思いますが、あまり期待はしないでくださいね。

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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