【結婚願望が迷子です】「40代で初めてひとり暮らしをしたら結婚願望が生まれた友人の話」
こんばんは。先日、母からの電話に「もしもし」と出た瞬間、思いっきり咳込んでしまい「どうしたの!?苦しいの!?」と本気で心配された、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。あれなのですよね、一日中部屋でひとりきりで誰とも会話していないと喋る機会もないため、突然声を出すとむせてしまうのですよね。
と、そんなひとり暮らしあるあるには慣れっこのすずやですが、中にはひとり暮らしを機に結婚願望が生まれた女性もいるのです。
40代を目前にひとり暮らしを始めた先輩
それは1年以上前、元職場の仲間数人で久しぶりに会ったときのことです。
その中でもメンバー内最年長のUさんは、これまで約40年近く実家暮らしを続けてきた独身女子です。
そんなUさんが突然、目の前にいる私たちに向かい「今さらだけどひとり暮らしを始めようと思うの」と報告してくれたのです。
先輩である手前、実際に声に出しては言えませんでしたが、おそらくその場にいた誰もが思ったことでしょうね。
「いや、本当にマジでなぜ今さら?」と。
とまあ、きっかけはわかりませんが、40代に入る直前で人生初のひとり暮らしを始めたUさん。
そして彼女がひとり暮らしを始めてそろそろ1年経とうかというときです。久しぶりにUさんに会う機会があった、私すずや。そこで彼女から衝撃の告白をされましたよね。
「実は私、最近になって結婚紹介所に登録したの」と。
いや、だから何で今さらこのタイミングでひとり暮らしも結婚紹介所も始めちゃっているの!?
と、もはや驚きを通り越して謎しか生まれないこの状況。
というのもUさんはすずや同様、20代の頃から「結婚する気はないし、一生ひとりで生きていく」という結婚願望がない女性だったのです。
ひとり暮らしがきっかけで結婚願望が生まれた
40代を目前にして初めてのひとり暮らしを始め、その流れからなぜか結婚願望が生まれたUさん。
もうちょっとよくわからない状況だったので、そこらへんのところを詳しくUさんに聞いてみると、どうやらひとり暮らしを始めた当初はもうそれは毎日が楽しくて仕方なかったのだそう。
いや、そりゃそうですよ。だって30~40代の時代って、基本的にほとんどが同じ毎日の繰り返し。そこにひとり暮らしという大きな変化があらわれ、すべてが新しいことの連続。日々の生活が楽しくて楽しくて仕方ないことでしょう。
しかし、当たり前のことながらそんな楽しさも長くは続きません。
半年ほど経ったあたりから、ひとり暮らしに対する新鮮さもなくなり、何ならひとりで何もかもするのが面倒くさい。結果的に同じ毎日の繰り返しが続くようになったのです。
そして、これまでであれば、帰宅したら家族の誰かが必ず「おかえり」と迎えてくれ、おいしい夕食を一緒に食べる相手もいた。
それが今では帰宅後に待っているのは真っ暗で無言の空間。朝食も夕食も話し相手になるのは、家族ではなくテレビかYouTube。
そんな生活が続き、ついに気づいたそうです。
「あっ、今の私って寂しさを感じているのだ」と。
そこから急に結婚願望が生まれたUさん。即、結婚紹介所を検索し、登録にまでいたり、今はひとり暮らしを続けながら、運命の相手を探す日々を送っているのだとか。
そんな感じで突発的なUさんの行動には驚かされることもしばしばありましたが、その行動力だけはうらやましいかぎりだと感じた一件なのでした。
一度実家に帰ると結婚願望が生まれるかも?
ひとりに慣れきってしまったすずやのような人間であれば、ひとり暮らしに寂しさを覚えることなどなくなってきました。むしろ自分の部屋こそ、この世で一番落ち着けるサンクチュアリ。誰にもこの空間だけは邪魔されたくありません。
しかし、Uさんのように実家住まい歴が長い女性だと、ひとり暮らしを機に結婚願望が生まれることもあるようです。
ということは、すずやも一度実家に戻り、再びひとり暮らしを始めたら結婚願望が生まれるのかも?と、ちょっと結婚願望に期待が生まれてきました。
ただ、「そうなると2回も引っ越しをしないといけないのか」という面倒くささのほうが勝ったため、おそらくこの計画が実行されることはないかと思います。