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【結婚願望が迷子です】「「あのとき結婚していれば」の後悔を引きずる独身女子たちのあるある」

こんばんは。先日、愛犬ちゃんのご飯を大量買いした帰りに翌日からペットフードの割引セールが開始されることを知り、思わず道端で倒れ込みそうになった元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。ありますよね、こういうタイミング悪すぎる出来事って。

そんな後悔しか残らない出来事って日常の中でも多いと思うのですが、アラサー独身女性の後悔はまた違った意味でインパクトがあるぞというお話を今回はしたいと思います。

「あのとき彼と結婚していれば……」の後悔を引きずる独身女性たち

きっと、結婚願望を持つ独身女性の方であれば、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

ふと過去に付き合っていた元カレの存在を思い出し、「あのとき彼と結婚していれば……」という後悔を。

そして、最近気がついたのですが、この手の後悔って年齢を重ねるごとに強くなる傾向がある気がするのです。そんな彼女たちのあるあるの一部始終をご紹介いたします。

カラオケで号泣しながら思い出の曲を歌う友人

数年前に元カレと別れて以来、彼氏いない歴を着々と更新し続けている友人のYちゃん。

もうこの経歴だけでお分かりでしょうが、まあいまだに後悔していますよね。「あのとき彼と結婚していれば、今の人生も違ったはずだ」と。

そんな彼女が特に過去の後悔を振り返り、未練たらたらな様子を見せてくれるのが、飲みに行った後のカラオケです。

いやもう、マジで驚くほど毎回歌う曲のレパートリーが一緒なのです。

元カレと交際していたときに聞いていたラブソングから始まり、別れた直後に聞いていた失恋ソングで終わる。そして酒の力もあってか、ひとり号泣しながら、ただただ歌い続ける。

まだこれが20代の大学生であれば、人生経験も浅いし、いい教訓になったなと思えるかもしれません。

しかし、私の前にいるのは涙でアイメイクがぼろぼろに崩れた状態で「あの日に戻りたい~」的な曲をエンドレスで号泣しながら歌い続ける、30オーバーの独身女性。

頼むからたまには違う歌を選曲してくれ。

と、熱唱するYちゃんにうながすものの、自分の世界に入り切っている彼女にすずやの声など届くはずもなく、延々と後悔だけをのせたカラオケタイムは続くのでした。

そして全力で涙を流し、歌い切った彼女はすっきりした顔でこう言いますよね。

「やっぱりあいつとは別れて正解だったわ」と。

いや、絶対嘘だろ。

お酒が入ると本音をこぼす友人

また長年付き合った元カレに浮気をされ、別れてしまった経験を持つKちゃん。長年交際していたとのこともあり、真剣に彼との結婚を考えていたこともありました。

ただ、彼女の場合は、強がりからなのかシラフのときは「あんな浮気するクソ男と結婚していたら地獄を見るところだったわ」と威勢のいい態度で元カレをディスりまくるのですが。

これが一滴でもお酒が入ると、まあ大変。

「何であんな若い女と浮気したんだよ、マジであいつありえない」「どう考えても私の方がいい女だったじゃん」と嫉妬まじりの後悔から全力で元カレと浮気女を罵倒し始めます。いや、もう言っていることがむちゃくちゃすぎます。

そしてこうなるともう誰も彼女を止められない。すずや含む友人は、「うんうん、そうだね」と相づちを打ち見ているしかない。

で、完全に酔いが回りできあがった彼女は必ず最後にこうつぶやくのです。

「浮気される前に結婚しとけばよかったわ」と。

いや、やっぱりあんたも後悔しているのね。

これからも彼女たちに寄り添っていこうと思います

20代の頃は、彼氏と別れ落ち込んでもそこまでダメージを引きずらず、次の恋愛へとすすめていた私たち。

しかしアラサーともなると、出会いも減り、結婚につながるチャンスもそう簡単にやってこない。それもあってか「あのとき結婚しておけば」というどうにもならない後悔にしかすがれない独身女性も増えてくるのかもしれません。

そんな彼女たちの気持ちは痛いほどわかるので、これからもすずやは、彼女たちの「あのとき彼と結婚していれば……」という後悔の嘆きにとことん付き合っていこうと思います。

同時に彼女たちとは正反対にろくな元カレがひとりもいない人生を歩んできたすずや。「あのとき結婚しておけば……」と思う相手がひとりもいないのも何だか悲しいよなと思った、ひとりの夜なのでした。

【結婚願望が迷子です】
すずや鈴音
すずや鈴音

生まれも育ちも関西の元キャバ嬢ライター。好きなものはお金とお酒とマカロニサラダ。10代から熱しやすく冷めやすい短命恋愛を繰り返す/すずや鈴音twitter

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