【結婚願望が迷子です】「既婚者を目の敵にしていた友人が結婚したら…」
こんばんは。徐々に春の訪れを感じるにつれ、ボーッとすることが増えてきた典型的な自堕落人間のすずや鈴音です。
あれですね。きっとこれはちょっとばかし早い5月病の訪れですね。というか私の場合は365日が5月病というクズぶりなんですけどね。
さて前回、初めて外国人男性の方とじっくり交流をする機会をいただき、「外国人男性との交際や結婚って良いものかも」と考えさせられた私。とはいえ、相変わらず自身の結婚願望にこれといった変化が現れることはございません。
それどころか最近は何と、「やっぱり結婚なんてしたくねえ!」と思う、とある事件が起こってしまったのです。
結婚願望をさらに無くした某事件
事の発端は、ある日何気なく開いたInstagramに載せられていた元同僚の投稿。彼女は私より2~3歳年上の女性で、少し前まではよく一緒に飲みに行ったり、夜中に長電話をしたりするくらいの仲でした。基本的にノリも良く明るい性格だったため、すずやも数少ない友達として彼女の存在をとても大切に思っていました。
しかし彼女にはひとつだけ気になる部分があったのです。それは絵に描いたような典型的なこじらせ独身女子であるということ。
というのも彼女と飲みに行けば、決まって周りの既婚女子に対する愚痴が始まります。そのまま酒が進むと、おもむろにスマホを取りだし、SNSの画面を開いては「見て!最近○○ちゃんが載せてたマタニティフォト。やばくない?これをネットに載せる神経がわからないんだけど」と、まるで親の仇でもあるかのように既婚女子のSNSを徹底的に叩きまくります。
また共通の友人の結婚式に参列した際は、「何でみんな結婚式とかしたがるんだろうね。もし私が結婚したとしても絶対にしたくないわ」「何か新婦の“祝われて当然”見たいな態度がむかつく」とここぞとばかりに主役の新婦に対して噛みつきます。
まあ、少し行き過ぎた部分もあるなと思っていたのですが、彼女も彼女なりに婚活がうまくいかず、いろいろ悩んだりしていたのだと思います。その行き場のない悩みを少しでも解消させるために、ちょっと既婚女子に対して毒づいていた時期もあったのでしょう。……と、当時のすずやは温かい目で彼女を見守っていたのでした。
しかし、そのとき彼女がInstagramに投稿していた内容を見て、思わず私は自分の目を疑いました。
結婚はここまで人を変えるのだ!
彼女がInstagramに投稿していた内容。それは『私事ではございますが、この度お付き合いをしていた○○さんと入籍いたしました』のコメントとともにペアリングと婚姻届が写った一枚の写真。そしてコメントの下には『#結婚 #入籍 #幸せ #ありがとう』と数えきれないほど多くのタグ付け。
いやいや!独身時代のアンタが噛みついてた事案のオンパレードやないか!
そのとき私は、あまりの彼女の変わりように驚くと同時に、結婚はここまで人を変えてしまうのだという事実を知ることになったのでした。
改めてウエディングハイの恐怖を知る
その日以来、独身時代はインスタ映えするカフェや派手なパーティーの様子で埋め尽くされていた彼女のアカウントは、結婚という名の幸せにひたる投稿で徐々に埋め尽くされていきました。
『今日から彼と一緒に暮らし始めます。やっと夫婦になったんだな~という実感がわいてきました(笑)』
『結婚してから「変わったね」と言われることが増えました。ちょっとは落ちついたのかな?』
ここまでくると、もはや彼女の変貌ぶりに違った意味での感動を覚えます。
そして極めつけの投稿がこちら。
『本当に結婚して良かった。この幸せは結婚しないと決して知ることはできない』
もはやお前は何様やねん。
でも、本当に結婚ってすごいですよね。あんなに既婚女子に対して噛みつき、散々暴言を吐いてきた女性をここまで変えることができるのですから。
やっぱり自分はこうなりたくない
そして改めて、私は思いました。
以前、【結婚願望が迷子です!】「産婦人科に行ったら増した、結婚したくない願望」でもお伝えした通り、私もどちらかと言えば、行き過ぎた“ウエディングハイ”や“マタニティハイ”に嫌悪感を抱くタイプです。
でもあくまでもそれは自分がいまだに独身であるから。結婚し、妊娠したらどう変わってしまうかわかりません。実際、今回の彼女だって、案の定、自分が結婚した途端にそこそこのウエディングハイに陥ってしまいましたが、決して自分がそうなるとは思っていなかったと思います。
そう思うと、やっぱり結婚するのは怖いです。自分が結婚し、ウエディングハイに陥る姿を想像しただけで、「やっぱり結婚なんてしたくない」という恐怖から足元がすくんでしまいそうになるのです。
私がなぜウエディングハイにこだわるのか?
……とこういう話をすると、大体の方は「ウエディングハイにならないよう言動に気をつければ良いだけじゃん」と思うかもしれません。でもそれを実行できるという根拠や自信が私にはないのです。
それはなぜなのか?その理由については、次回の更新にてじっくりお話させていただきたいと思います。おそらく誰も興味はないでしょうが。
ちなみに余談ですが、先日、あれほど結婚式はしたくないと公言していた彼女から、まさかの結婚式の招待状が届きました。もうその時点で嫌な予感しかしないため、大変申し訳ないのですが不参加でお返事を出しました。