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独占取材!噂のバリ島一夫多妻ファミリーの日本人妻が語る本音とは

バリ島は人気のリゾート地だが、知られざる恋愛事情がある土地でもある。宗教上の理由から一夫多妻制なのだ。

しかもそのバリで一夫多妻生活を営む日本人女性がいるという情報をキャッチ。3人の妻のうち“本妻”である由佳さんは、ブログを立ち上げ、日々の生活や一夫多妻制に対する思いを綴っている。

ご家族への配慮から、テレビ取材等は一切断っているという由佳さん。特別にEメールでのコメントを頂くことに成功した。

一夫多妻のファミリーは全員が日本人!

ブログ「バリの一夫多妻暮らし」の筆者である由佳さんは、2007年からバリ島で一夫多妻生活を送っている。

実業家であるという旦那様とは、結婚17年目。

現在は、旦那様と本妻である由佳さん、ほか2人の日本人奥さんと、旦那様の前の奥さんの2人の子ども、由佳さんの2人の子どもの8人家族だ。

バリでは認められている一夫多妻制だが、日本では認められないため、戸籍上は本妻以外は養子縁組という形を取っている。

自分の旦那さんが他の人とも結婚するなんて……考えるだけでヤキモキしそうだが、由佳さんの胸中は意外なものだった。

最初から一夫多妻を望んでいたわけでは……

結婚したときには、すでに4人の女性(うち数名とはすでに離婚)と結婚していた那旦様。心の底から那旦様を愛していた由佳さんは一夫多妻を受け入ることに。旦那様を愛するがゆえにとった大胆な行動。アナタにはできるだろうか……?

それまで、浮気ぐらいなら黙って見ないふりをしてきた由佳さんだが、一夫多妻は受け入れ難かったらしい。

しかし、あるときタイの一夫多妻を特集したテレビ番組で「妻が何人いようと、夫の私への愛は変わらない。だから私も変わらない」という言葉を聞いて、胸がすーっとしたという。

「愛は測れるものではないから、多い少ないなんて関係ないし、1対1である必要もない」「自分の選択した道は、自分で責任を持つという覚悟。これが一番肝心だと私は思う」とブログで綴っている。

由佳さんに直撃!独身時代~一夫多妻のメリットって?

自身の女子時代をふり返り由佳さんは、「恋愛も仕事も人並みだった」と語る。ある衝撃的な自己啓発セミナーを受け、何事にも本気100%でぶつかっていく勇気を得て、人生が変わったそうだ。

「一夫多妻制に一番メリットを感じるときは?」との質問には、「妻同士がお互いに助け合い、相談し合えること。感謝の輪が広がる」とのこと。一夫多妻にありそうな、“妻同士がいがみ合う”という構図はまったく見られないそう。

他の妻とも家族になり、同居するのだから、互いを思いやる気持ちが必要不可欠。新しい妻と旦那様が入籍する前は、“お試し期間”として由佳さんたちと一定期間同居する。相性を確かめて、OKならば入籍、という流れを取っているようだ。

一夫多妻の妻に聞く!彼の浮気に悩む女子へアドバイス

女子の中には、彼氏の浮気に悩む人もたくさんいるだろう。そんな女子へのアドバイスを由佳さんに聞いてみた。

「他人の心を縛るのは無理ですが、自分が変わることで、相手の気持ちまでも変える力があります。自分を磨き、自信を持てば、きっと前向きになれるはず。

その時には、今よりもっと素敵な彼が出来ているかもしれないし、現在の彼とゴールインするときなのかも」と、重みのある温かい言葉をいただいた。

ブログでは「夫に愛され、子宝にも恵まれ、何不自由ない暮らしをさせてもらっていることに、感謝して、私自身がハッピーでいれば、家族全員がハッピーになれる」と語る由佳さん。

決して普通の結婚生活ではないが、世界にはこういう結婚制度の国もあるということは、知っておいて損はない。

編集部・東

コラムニスト。外資系金融の受付を経てフリーへ転向。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックな コラムを得意とする。

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