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【毒舌独女】肉食系野菜ソムリエ、長谷川理恵

芸能人は一般人に比べ、何かしら優れている才能がある。

顔が整っている、トークが面白い、演技が上手い、など。

訓練でどうにかなる才能もある。
私はこの部類。

物書きにしても、講談にしても、常に言葉に敏感であることが、私が業界で生き残っていく術。

テレビや雑誌で活躍する人たちを観察し、芸や技を盗むのも勉強。
しかし、この人からは、得る物がほぼ無いなぁという芸能人も、存在する。

先ごろ、結婚&妊娠で話題の長谷川理恵が、私の中の代表格だ。

彼女の名前が世間に知られるようになったのは、俳優の石田純一との不倫から。
彼に「不倫は文化」と言わせた張本人だ。

長谷川理恵の存在により、石田純一は離婚。
不倫バッシングが加熱した為、仕事は激減してしまった。

石田純一にとって、長谷川理恵は疫病神と称しても過言ではない。

一方、長谷川理恵にとっては、石田純一は自分を売り込む良い道具だった。

交際をオープンにすることで、恋に仕事に一生懸命な女性の鏡のように持ち上げられた。

また、ロハス志向をアピール。
野菜ソムリエの資格も所得。

他にも色々やっているみたいだけど、割愛。
健康に良いことは、何でもやっているイメージ。私と真逆だね。

石田純一との仲は8年続き、破局後はサーファーやDJなどと浮名を流した。
その都度、芸能レポーターに取材を受け、ワイドショーや週刊誌を賑わす。
元・石田純一の彼女として

彼女は、タレントとしても、女優としても、パッとしない。
トークは下手、笑顔はいつも同じ、まるで生きたマネキンだ。

唯一、男を切らさないということだけ、彼女が芸能界で生き延びる術。
クールそうに見えてガツガツの肉食系女子というのが、一部の女性にウケている。

ここ最近の流行、年の差恋愛の先駆けというのも、大きい。

石田純一との年の差は20歳、一昨年から昨年末まで交際していた神田正輝とは23歳。
まぁ、妊娠&結婚と話題になっている、実業家男性はたったの9歳差だけど。

父親といってもおかしくない男性と付き合えるのが、すごいわな。
年上男性の包容力が魅力なのかな。

どんな我がままも許してくれるのが、良いのか?
長谷川理恵のトンデモ我がままエピソードは、各自、ググるように。

エピソードだけでは、とっても嫌な女。
振り回される男は、たまったもんじゃない。

でも、少し考える。
彼女は自分の全てを受け止めてくれる人、「赦し」をくれる人を探しているのではないかって。

我がままを「赦して」くれる人にだけ、安心感を得るタイプなのではないかと。

男を途切れさせないのも、自分を絶対的に肯定してくれる人が傍にいないと、精神が保てないからかと推察してしまう。

求めに応じない男は切り捨て、キープしていた男に乗り換え。
この繰り返しが、彼女を肉食系に見せている。

ちなみに、神田正輝と実業家男性は交際期間が少し被っている。
ついでに言うと、実業家男性も不倫略奪愛だと言われている。

恋愛以外はストイックな長谷川理恵、人のモノが欲しい女というより、自分が選ばれることに幸福を感じる人のように思える。

で、男女間のある意味、究極の我がまま、結婚を求め、実業家男性の子どもを宿したのではないだろうか。

絶対に選ばれる女になれるよう、婚活と妊活を同時進行。

実業家男性との結婚と出産により、彼女の心に平安が訪れれば良いが、交際期間の短い相手との結婚。
吉と出るか凶と出るか。

まぁ、彼女はどうとでもなるにしても、子どもは親を選べない
叶うなら、幸せで心の平安を持った女性に、子どもの母親になってもらいたい。

そうなるには、必要なことがある。
それは、自分の精神状態、心の不安を自覚すること。

これが出来たなら、笑顔の張り付いた生きたマネキンではなく、本当に活き活きとした女性になれるだろう。

母親になるんだったら、もう男に頼ることは出来ないよ。

とりあえず、おめでとう。

旭堂花鱗

コラムニスト/コンテンツライター

広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。

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