ラブホスタッフ上野の恋愛相談〜恋愛の悩みは男女を逆転させると分かりやすい〜
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ご相談内容
1年ほど毎日LINEをしている男性をデートに誘いました。
デートのプランは彼が考えてくれて、とても楽しく、流れでついセックスをしてしまいました。
その後、彼から次のデートに誘ってくれたのですが断ると、それから彼はデートに誘ってくれることがなくなりました。
ここから逆転することは出来るでしょうか?
21歳女性
ラブホスタッフ上野の回答
ご質問誠に有難う御座います。
今回のご質問はまさに現代を象徴するようなご質問でしょう。
というのもこのご質問の男女を逆にすると、状況が非常に分かりやすく見えてくるのです。
それでは早速今回のご質問の性別を逆にして、もう一度ご質問文を読んでみましょう。
1年ほど毎日LINEをしている女性がいました。
この前デートに誘ったところOKしてくれて、そのデートで彼女とエッチをすることが出来ました。
その後、彼女からデートに誘ってもらえたのですが断って、その後は彼女からデートに誘われることはなくなりました。
ここから逆転することはありますか?
21歳 男性
ご質問文の性別を逆にして要点をまとめるとこのような感じになるのです。
さて、このように性別を逆転させて考えると、ご質問者様がされた行動はかなり酷いものであるということがお分かり頂けることでしょう。
先ほどの性別を逆転させたご質問文の男性の行為を、女性目線で見れば「セックスをするために1年間LINEをしていたものの、いざセックスが出来たらもう用済みと言わんばかりにデートを断る男」以外の何者でも御座いません。
軽い女と思われたくないのであれば……
大変失礼では御座いますが、今回のご質問者様がされた行為はかなり酷いものであったと言わざるを得ません。
もちろんご質問者様は女性で御座いますので、先ほどの性別を入れ替えた質問とは多少状況が違いますが、やっている内容としてはあれくらい酷いことをご質問者様はされているのです。
とは言え、ご質問者様がデートを断った理由が分からない訳では御座いません。1回目のデートでセックスをしてしまったことを反省して、「軽い女ではない」ということをアピールするために断ったのでしょう。
しかし「軽い女ではない」ということをアピールしたいのであれば、「デートの誘いには応じながら、セックスはしない」という方法を取るべきだったのです。
それでは今回のご質問者様の行動によって、男性がどのような心理になるのかということを解説させて頂きましょう。
これは男性の性格や状況によっても多少異なりますので、タイプ別に解説させて頂きます。
ご質問者様に興味が全くない男性の場合
相手の男性がご質問者様に全く興味がない場合、今回の状況は「興味は全くないものの、女性からデートに誘って貰えたのでデートにいくとセックスが出来てしまった。
別に付き合う気もセフレにする気もないものの、相手がこれだけアプローチをしてくれてセックスまで出来たのだから、せめて1度くらいはこちらから義理を果たそうと思ってデートに誘ったら断られた。」というものになります。
女性に分かりやすく説明するのであれば「異性として全く興味はないけれど、あまりにも熱心にアプローチをしてくれるし多額のプレゼントもしてくれるので1度くらい義理を果たそうと思って食事に誘ったら断られた」というような状況でしょう。
ですのでこの場合、男性が感じる感想は「あ、義理を果たさなくて良いのね」で御座います。
ご質問者様と付き合う気はないけれど、セフレにはしたい男性の場合
次にご質問者様の体にしか興味のない男性の場合を考えてみましょう。
この場合、デートを断られた男性の心理は「セフレには出来なかったけど、1回出来たからまぁいっか」で御座います。
ご質問者様と付き合いと考えていた男性の場合
最後にご質問者様と付き合いたいと思っていな男性の場合を考えてみましょう。
おそらく今回の男性はこのパターンの可能性が1番高いと思いますので、他の2つのパターンよりも詳しく解説させて頂きます。
そもそもご質問文ではサラッと書かれておりますが「1年間毎日LINEをする」というのは、かなり重要なポイントでしょう。
もちろん実際には毎日ではなく「毎日と言えるほど」くらいだとは思うのですが、いずれにしてもかなりの頻度でLINEをやり取りしているのは間違いありません。
一般的に男性は女性と比べてはるかに「連絡嫌い」で御座いますので、1年間毎日連絡を取るというのは相当な好意がないと難しいでしょう。
ですのでおそらく今回の男性はご質問者様にかなりの好意を持っておりました。しかし奥手だったのか自信がなかったのかは分かりませんが、ご質問者様のことをデートに誘う勇気がなかったのでしょう。
そんな時、気になるご質問者様からデートに誘ってもらえて彼は内心かなり喜んでいたことと思います。ご質問者様からデートに誘ったのにデートプランを彼が考えたということからも彼の喜びが感じられました。
そしてデートは大成功。どのような流れがあったのかは分かりませんが、セックスまですることになり彼は自信を手に入れたことでしょう。
自信を身に付けた彼は、これまでに募った思いをご質問者様に伝えるべく、すかさず2回目のデートに誘いました。
しかし、その答えはNo。
おそらくこの状況になった彼が考えたことは
「彼女は2回目のデートをしないような相手ともセックスをするような軽い女性なんだ」
「セックスまで出来たということは、デート自体には問題なかったはず……つまり僕のセックスに不満があったから、2回目のデートに来てくれないんだ……」でしょう。
誘う性と誘われる性
一般的に恋愛は男性が誘い、女性がそれに応じるという形で進んでいきます。
しかし今回のご質問者様の場合、恋愛を進めたのはご質問者様で御座いました。つまり女性が誘い、男性がそれに応じるという形だったのです。
とは言えご質問者様も好き好んで誘う側になりたかったわけではないでしょう。彼が誘ってくれないから仕方なく誘う側になっただけで、本当は誘われる立場で恋愛を進めたかったことと思います。
その反動がセックスの後に現れてしまいました。
彼も2回目のデートに誘ったように「誘う側」になる努力はしてくれましたが、「誘われる側」になったご質問者様があまりにも引きすぎてしまったのです。
それではこの状況から逆転するためには一体どうすれば良いでしょうか?
彼は勇気を出して誘う側になろうとしてくれましたが、本質的には自分から誘うことをあまり得意としておりません。しかも今回の場合、勇気を出して2回目のデートに誘ったのに断られるという経験をしているので、今後彼が自分からデートに誘ってくれる可能性はかなり低いことでしょう。
ですので残念では御座いますが、ここから逆転するためにはご質問者様が再び「誘う側」になり、彼をリードしなければなりません。
1回目のデートからどれほどの期間が経っているのかは分かりませんが、もしもそれほど期間が経っていないのであれば、断ったことを簡単に謝ってデートに誘うと良いでしょう。謝るといっても「あの時はちょっと課題で忙しかったけど、課題終わったからご飯いこ」くらいで問題ありません。
逆に期間が空いているのであれば、前回のことには触れずにデートに誘ってしまって良いでしょう。わざわざ気まずい思い出を掘り返さずに「なかったこと」にして誘ってしまった方が彼が応じてくれる可能性は格段に上がります。
ご質問者様としては「誘われる側」として恋愛を進めたいことと思いますが、残念ながら今回の男性の場合、彼もまた「誘われる側」になりたい人間なのです。
次の次のデートは彼に誘ってもらうことを目指して、次のデートはご質問者様が誘う側をして頂ければ幸いです。