デート代は割り勘?それともおごり?彼氏と彼女のホンネ調査
恋愛には、出会いから結婚に至るまで、1つずつステップを踏んでいく過程があります。いきなり恋人として付き合うのではなく、友だちから始まる恋もあるでしょう。
そんな場合に気になるのが、 デート代はどちらが支払うのかという問題。これについては、人によって色々な考え方があるのではないでしょうか。
そこで今回はデート代の負担について、実直なアンケートを取って、その対処法を深く考えてみました。
デート代の負担問題については、付き合う前と交際中、相手の収入や年齢差によっても異なります。
Contents
【付き合う前】男性に訊く、 デート代は奢り?割り勘?
【質問】
付き合う前の理想的なデート代の支払いは?
【回答数】
自分が全額おごる:44人
割り勘:38人
負担割合を設けている:31人 (例:男性:女性=7:3)
■調査地域:全国
■調査対象:独身男性
■有効回答数:100人
男性100人中、全額おごる44人、割り勘が38人と僅差
アンケートの結果、「自分が全額おごる」と答えた男性が最も多いことが分かりました。
「デートに来てもらったお礼の意味を込めて。いきなり割り勘をするのはあまりよくない気がするので」(20代男性/自営業)
「付き合って欲しいと思う女性に対しての礼儀と、ケチな印象を持たれたくないという思いから」(30代男性/自営業)
「男として見栄を張りたい部分が大きいですね。でも、相手も払おうとする意思は示してほしい」(30代男性/会社員)
半分近くの男性が、付き合う前のデート代は全額負担したいと考えているようです。
楽しい時間を共有してくれたことに感謝したいとの声や、これを機に交際してほしいと願う意見も寄せられました。
また、気前がいいところを見せたいという男性の見栄、プライドも感じられる結果と言えるでしょう。
38人がデート代を割り勘希望、その本音とは?
次いで多かったのが、ベーシックな「割り勘」。
「付き合う前のデートは、お互いがお互いを見定める時間。どちらかが多く出す必要はないと思う」(30代/会社員)
「お互いに対等な関係を築いていける女性かどうか確認したいから」(20代/会社員)
「お金に対して堅い印象を与えたいからです。何でも奢ってくれると思わせたくない」(30代/会社員)
約4割の男性は、「デート代は割り勘」とシビアに考えているようです。交際前の対等な関係だからこそ、きっちりしたいという意見にも頷けます。
中には、金銭感覚がしっかりしている自分をアピールしたいという堅実な声も。
また、男性の奢りに何とも感じない女性には好感が持てないとの意見もあり、金銭面に関しては厳しい意見が集まりました。
【付き合う前】女性に訊く、初デートで男性はおごるべきか?
【質問】
初デートで男性は全額おごるべき?【回答数】
YES:44人
NO:56人
調査地域:全国
調査対象:独身女性
有効回答数:100人
女性100人中、44人が全額おごってもらわなくていいと回答
今度は、女性に同様のアンケートを取ってみたところ、僅差ではありますが「NO」が多い結果となりました。
「デートだからといって男性が全部出さなければいけない決まりがあるわけじゃないし、社会人でも学生でも割り勘でいいと思う。数百円の端数を男性が多めに払ったらいいのでは?」(30代/不動産)
「食事代だけは自分で出すとか、全部は奢らなくてもいいと思う」(30代/サービス)
「甘えるところは甘えるけど、変な気を遣うのも面倒だし基本的には割り勘がいい!でも、男性を立てたいのでお財布はお店の中では出しません」(30代/事務)
必ずしもデートだからと男性が全額払わなくてもいいと思う女性が多いようです。
割り勘はもちろん、端数だけ男性が多めに払ってくれたらそれで十分な印象ですね。
男性にとっては「時代は男女共に平等である!」といった嬉しい考えの女性が増えているのかもしれません。
やっぱり嬉しい!デート代「おごり派」も健在
「付き合う前の女性に対して、どこまで出費できるかで器の大きさが分かるような気がします。付き合ってからは割り勘で良いけど、付き合う前は男らしさを見せて欲しいです」(20代/会社員)
「男性にはやっぱり奢って欲しいです。男性を立てたいので。あとは大切にされている感じがして嬉しいです」(20代/自由業・フリーランス)
「付き合う前だからこそ、男らしいところを見せてほしい!付き合ってからはおごりじゃなくても〇」(20代/会社員)
付き合う前だからこそ、自分にアプローチしてくれているからこそ、格好を付けてほしいと「全額おごり」を求める回答もありました。
しかし、おごってもらうことで「次は私が払うね」と次に誘えるという意見もあり、駆け引きに使う女子も多いと言えそうです。
【交際中】女性に訊く、男性はデートでおごるべきか?
交際中の場合、結婚を前提とした真剣交際の場合もあります。なので、あまりデート代で彼氏に迷惑をかけたくないという心理も働くようです。
逆に、結婚相手には経済的な魅力も必要という厳しい意見もあります。なのでずっと男性におごって欲しいという意見もあります。
ここでは交際中のデート代にまつわるエピソードを紹介します。
デート中の会計にまつわるエピソード
経済力で男らしさを感じた……
「付き合う前だからこそ、男らしいところを見せてほしい!付き合ってからはおごりじゃなくても〇」(20代/会社員)「ある程度本気の付き合いをしたいと思っている相手には、全額おごるべきたと思います」(30代/営業)
「女性よりも収入が多いならやっぱり奢って欲しいです。何も言わないスマートなところに男らしさを感じます」(30代/広告)
メイク直しの最中に彼氏がお会計してくれた……
「退店する前にトイレでメイク直しをしたら、男性がその間にお会計をしてくれていた。
『お金を払いたくないから、会計の前にわざとトイレに立ったんだね』と言われ、とてもショックを受けました。テーブル会計のお店だと気づかなったのはこちらの落ち度だと思います」(33歳/アパレル)
払うそぶりをみせる必要なかった……
「『女性にお金を出させる姿を見せたくない』という男性も多いと思ったので、彼の男のプライドのためと思って会計時は彼にだしてもらいました。お店を出てすぐに払おうとしたら、『いや、払う気ないでしょ。そんなポーズいらないよ』と言われてびっくり。余計な気遣いするんじゃなかった」(27歳/保険)
女性を悩ませてしまう男のプライド。レジで女性が財布を出すと、プライドが傷つくという男性もちらほら見かけます。
せっかくの気遣いが悪い印象を与えてしまうなんて、かなり困ってしまいます。
自分が奢った話をうっかり言ってしまった……
「なにかの話題の流れで、『私は後輩や部下と食事に行ったときはごちそうしてあげるし、上司がおごるのはいいことだと思う』みたいな話をしました。その話を聞いた彼は急に不機嫌になり、『じゃ、君がやるように、僕は君におごらなきゃいけないんだね』と言われてびっくり。」(29歳/商社)
上司と部下の話を男と女の話にすり替えるうえに、女性を下の立場だと自然に解釈する男性は、どのみち交際を控えたほうがよさそう。