W不倫ドラマ「あなそれ」5話、主人公の友人のセリフに絶賛の声
2017年5月16日に、火曜ドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系)の5話が放送された。
「あなたのことはそれほど」は「あなそれ」と略して呼ばれており、人気漫画家のいくえみ綾の同タイトルの漫画が原作で、2017年4月18日からTBS系火曜ドラマ10時枠で放送が開始された。
ドラマでは、既婚女性が初恋の相手(既婚)と再会して、W不倫に陥っていく様子が描かれている。
不倫に陥っていく既婚女性、渡辺美都を波留(25)が、美都の夫の涼太を東出昌大(29)、美都の初恋相手の有島光軌を劇団EXILEの鈴木伸之(24)、有島の妻の麗華を仲里依紗(27)が演じている。
前回の4話は、かなり初期の段階で妻が不倫していることを知ったものの、口に出さずに経過を見守ってきた涼太が、美都に全てを知っていることを打ち明け、それでも永遠の愛を誓うと宣言した衝撃の場面で終わっていた。
放送開始直後には「不倫が題材はいや」や「全く共感できない」と批判が多かったドラマ「あなそれ」5話に、ネットにはどのような意見が寄せられたのだろうか。
なんだかんだ言って楽しみのドラマ!
ネット掲示板ガールズちゃんねるでは、ドラマを視聴しながらこのような声が寄せられている。
「待ってました!毎週楽しみ!久々に楽しみなドラマだもんね!」
「みんなムカつくということは波留の演技がうまいってことだよ!ゲスみつを今日も叩くぞ!」
「今週もゾッとしたくて観ちゃう!!1週間楽しみに待ってた」
「原作マンガ見たいけどこのドラマ展開も気になるからまだ見てないw今回どうなるのー!?」
「涼ちゃんの存在感がどんどん上がってる」
「毎週イライラするのに楽しみにしてます」
「原作とは別物って割り切って見たらすごくおもしろい」
「形勢逆転!美都がドギマギしててざまぁ!」
「急にホラー要素強くなったな」
前回の急展開から、今回の放送を楽しみにしていたひとが多いようだ。
罪悪感もなく不倫を続けている美都にはマイナスの意見が集中していたが、夫の涼太が怖いとも思える言動で美都を追い詰めていく様子を、爽快に感じているひとが多いことも分かる。
不倫というワードに嫌悪感を感じて主人公に共感できなくても、様々な視点で楽しめることが「あなそれ」の魅力であるのかも知れない。
主人公の友人のセリフが最高!
ドラマを視聴したひとからは、不倫を続ける美都の友人のセリフに注目が集まっていた。
「ドラマの良心、大政絢様!!可愛い!」
「きょうこさんどこまでもいい人!きょうこを巻き込むのやめて!」
「香子なんだかんだ優しいよね~」
「香子!!言ってやれ!きょうこさん正論!!」
「香子さんまじいい女」
「香子ちゃんしかまともじゃない」
「大政絢ぐう正論」
「きょうこ美人だし内面もいい子」
5話の中盤に、不倫を続ける美都に美都の友人の大政絢(26)が演じる香子が厳しく意見する場面があった。
どこまでも夢見がちで、不倫相手を「初恋のひとで特別」と語る美都に、香子が「初恋とか運命とかキレイな言葉でコーティングしてるけど、そこらへんに転がってる浮気だよ。その特別はほかの女と結婚してたんだよ。美都の夢は叶わなかったんだよ」と、不倫をやめるように促した。
また、不倫を許して永遠の愛を誓った夫のことを美都が「笑顔が気持ち悪い」と言ったことに対して「どの立場で言ってるの?最低」と切り捨てた。
登場している人物のほとんどが不穏な動きを見せるなかで、香子の存在を唯一の良心と感じたひとが多いようだ。
ドラマにはまだ真意が明かされていない人物が数名おり、その人物によってストーリーにまた新たな動きがあるのかも知れない。
これから本性が暴かれていくことになるのだろうか?今後の展開に注目が集まりそうだ。
文・鳥井ハニ(とりいはに)
気になることについては、とことん情報収集してしまうオタク気質のフリーライター。
最近はネタ満載のK-POPアイドルに夢中になり、興味を示さない友人にむりやり情報を送りつける身勝手な行動を起こすことも……。