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月9『貴族探偵』、第2話で視聴率急落「キャスティングミス?」の声

出典:「貴族探偵」フジテレビ

フジテレビの月曜9時のドラマ枠、いわゆる月9。今クール放送されているのは、相葉雅紀(34)が主演を務める『貴族探偵』だ。

かつては『東京ラブストーリー』や『やまとなでしこ』など社会現象を起こすほどのヒット作を連発していたが、若者のテレビ離れが進む中で月9も視聴率を落とし続け、現在では平均視聴率が10%に満たない作品も普通。

前作『突然ですが、明日結婚します』ではとうとう過去最低視聴率5.0%を記録し、月9ブランドの陰りが囁かれてきた。

そんな中、現在放送されている『貴族探偵』は主演に嵐の相葉を迎え、豪華キャストで脇を固めたというフジテレビの勝負作。

しかし、初回こそ11.8%とまずまずの視聴率を叩きだしたものの、24日に放送された第2話は一気に転落し視聴率8.3%。3期ぶりの2桁視聴率も泡と消えてしまった。

配役に違和感?「相葉くんに貴族は似合わない」の声多数

『貴族探偵』は麻耶雄嵩の人気小説シリーズが原作。主人公の貴族探偵は探偵でありながら召使に推理をさせる優雅な人物である。

ドラマでももちろんその設定を引き継いでいるが、第1話を見た視聴者の中には相葉のいでたちに違和感を覚えた人も多く、ガールズちゃんねるにも批判が集まっていた。

「ビックリするくらい、相葉くんの貴族姿がにあわない!全然貴族っぽくない!なんだろ、コスプレ頑張ってます…みたいな」

「相葉くんが貴族の設定が駄目だと思う」

「それぞれイメージがあるからね。よっぽど役になり切らないと庶民的な人では合わないと思う」

「相葉ちゃん、全然貴族顔じゃない。ジャニーズ枠だとしても、もっと他にいたでしょ~!もっと整ったルックスの人に主役やって欲しかった」

「壊滅的に貴族が似合ってないんだよ。ようこそ我が家へみたいな普通の男の人役なら大丈夫なのに、貴族が本当に似合ってないうえに棒読み加減も目立っちゃってる」

貴族顔の芸能人としてディーン・フジオカや及川光博などが挙げられていたが、それに比べると相葉はやや親しみやすい顔立ち。貴族の衣装も、コスプレにしか見えないという声が多かった。

「勝負作」とアピールも大コケの理由はフジテレビの戦略ミス?

以前はドラマ俳優たちの憧れでもあった月9枠。『貴族探偵』ではここ数年続く低迷をどうにかしようとフジテレビが総力を挙げて挑んだ作品であり、多数の情報番組やバラエティ番組などでも宣伝をしている。

とは言え、作品自体は他のドラマと比べて何か特別な面白味があるわけではなく、原作ありきのドラマという印象が強い。フジテレビが「勝負作」と言うだけの魅力があるとは思えないと感じる視聴者も多いようだ。

「昨日もめざましで宣伝してたけど宣伝やりすぎな気もする。視聴率取るのに必死すぎる」

「相葉君の演技力云々の前に、このドラマで視聴率が取れると思った、フジテレビの制作スタッフのセンスにびっくり。お金だけかけて、そこそこ名の知れた役者を出しておけば見るだろ、と安易な気持ちで作ってるのがバレバレ」

「まぁあの内容なら当然の結果。フジは出演者を豪華にしたんだから高視聴率間違いなしってアホな考えしてたけど内容で勝負するつもりは一切ないのね」

『貴族探偵』はまだ始まったばかり。今後視聴率は伸びることがあるのか、これから目が離せなくなるような展開が待っているのか、フジテレビの勝負作の今後に期待したい。

福田綾子(ふくだあやこ)

フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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