三代目JSBがんちゃんよりイケメン?ネット女子がざわつく「ミスター慶應」とは
現在放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」。舞台の神戸市を巡る街歩きツアーが話題となるなど、さまざまな方面に好影響を与えている。各出演者の演技も好評だが、その中でも静かに注目されている若手俳優がいる。新たな「イケメン塩顔俳優」と呼び声が高い、古川雄輝さん(29)だ。
2017年最大の注目株?
古川さんが同ドラマで演じているのは、主人公の娘・さくらの幼なじみ役だ。実年齢がアラサーとは思えないほど、思春期らしいフレッシュな演技で物語に華を添えている。持ち前の童顔を活かせる男子高校生役は、まさにハマり役と言える。
さくらに片想いを続けているもどかしい役柄とは対照的に、古川さんの経歴はリア充そのもの。11年間アメリカなどに留学した後、慶応義塾大学理工学部で勉学に励んだ秀才かと思えば、バスケットボールに取り組むなど運動神経抜群の一面も持つ。特にダンスは、大学でサークルの代表を務めたほど夢中になっていたことのようだ。
そして当時、ダンサーとしてライバル関係にあったのが他でもない、現在大人気の三代目 J Soul Brothers・岩田剛典さん(27)だったという。
岩田さんも同大学の法学部に在学していた秀才であり、素晴らしいダンス能力の持ち主だ。同学年、エリート家系、演技者と共通点の多いふたりは、大学3年生の時、イケメンを排出するコンテストとして名高い「ミスター慶應」にエントリーしている。
そしてグランプリに輝いたのは、今日エンターテイナーとして邁進中の岩田さんではなく、古川さんだったというから驚きだ。
「がんちゃんよりイケメン」認定された古川さんには、特にイケメン好きの女性たちから「今年の注目株だ」と期待の声があがっている。
「岩田よりイケメン!」
「手足が長くてスタイルいい!」
「身長180あるらしい」
「石原さとみと山Pの月9出てたよね!」
古川さんは岩田さんを「一人だけ雰囲気が違う」、岩田さんは古川さんのことを「寡黙な人」と評している。現在、芸能界では岩田さんがリードしているが、俳優として古川さんが頭角を現し始めたことにより、ますますふたりはお互いを意識するようになったかもしれない。
比較しても仕方がない
一方、古川さんと岩田さんを巡る一連の報道については、「古川さんの売名だ」などと厳しい意見も聞こえてくる。
「(岩田さんが古川さんを)売り出すためにダシにされてる」
「そんなに推したいのかな?この子。笑える」
「この手の顔は芸能界にたくさんいる」
「(こういう報道は)叩かれるからやめてほしい…」
古川さんは2014年、中国で俳優として大ブレイクを果たしている。「国際的」「才色兼備」と称賛され、中国版SNSのフォロワー数が140万人を超えるほどの人気ぶりだ。ディーン・フジオカさんのように「逆輸入俳優」として日本でブレイクする日も、そう遠い日ではないかもしれない。
古川さんも岩田さんも、それぞれのペースや舞台で確実に結果を残している。天性の才能に甘んじることのない、努力の賜物だろう。
「セット売り」するような報道は、どちらのためにもならない。間違いなくふたりとも、個人として今後を期待できる若手注目株だ。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。