熱愛報道は「やりすぎ」?俳優・生田斗真にネットからは心配の声
俳優の生田斗真さん(32)と女優の清野菜名さん(22)の交際を、女性自身が報じた。去る2月3日の夜、ふたりは東京都内の寿司屋の個室で仲睦まじく食事を楽しんだあと、タクシーで生田さんのマンションに帰宅したという。
ふたりを応援する人が続出
生田さんと清野さんの「交際&お泊まり」がはじめて報道されたのは約一年半前。ふたりの知人によると、生田さんにとって清野さんは恋人であり、信頼できる俳優仲間。清野さんも、演劇の先輩である生田さんによく仕事の相談を持ちかけているという。お互いの演技論がヒートアップして言い合いになることもあるのだとか。
同誌はふたりの関係を「公私ともに認め合っている」と評している。これについてネットでは、後押しするような声があがっている。
「お互い独身だし、良いお付き合いをされているようで、微笑ましい」
「楽しそうで羨ましい」
「斗真はジャニーズだけどアイドルじゃなくて俳優だし、気にせずに結婚して幸せになって欲しいわ」
「(ジャニーズの)他の所属タレントさんもだけど、中堅以上で30過ぎていたら、恋愛も結婚も自由にしてほしい」
「不倫でも二股でもないわけだし、いいんじゃない?」
生田さんは、2月25日に公開される映画『彼らが本気で編むときは、』に主演している。トランスジェンダーの介護士という難解な役作りを完遂させた裏側には、清野さんの支えがあったのかもしれない。
他人のプライベートを切り売りしないで!
一方、生田さんと清野さんの近況を報じている女性自身の「詳細ぶり」に、嫌悪感を示している読者も多いようだ。
「何時間後には、何日にはって……普通だったらストーカーだよね」
「最初は微笑ましく読んでたけど、途中から気持ち悪くなってきた」
「芸能人って大変だ。何も悪さしてないのに」
「仕事なんだろうけど放っておいてあげて欲しいね」
「記事にある両者の知人というのは何なの?ペラペラ喋るのは友達でも何でもない」
人間誰しも、一日中後をつけられているのは大きなストレスを抱えてしまうだろう。いくら有名税とはいえ、おそろしさを感じるという意見が出るのももっともだ。
週刊誌の報道に寄せられる声としてはめずらしく、今回は「応援」に溢れた結果となったが、必ずしも善意だけがふたりを見ているわけではない。もし「ふたりの知人」が実在するのなら、日本の演劇界を背負うふたりのプライベートを売るような真似はやめていただきたいものだ。
真実は本人たちにしか分からない。生田さんと清野さんが「カップル」であるかどうかは、わたしたちにとっては重要なことではない。はたしてこの「熱愛報道」は、こそこそと何日も張り付いてまで記事にする価値のあるものなのだろうか……。
プライベートが充実していると、仕事にも精が出るだろう。多忙を極めているふたりだからこそ、せめて自宅で過ごす時間くらいは穏やかなものであってほしいと祈るばかりだ。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。