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【芸能記者レッド】日本アカデミー賞独占『永遠の0』にパクリ疑惑浮上?

映画「永遠の0」公式ホームページ

27日、東京品川のホテル「グランドプリンスホテル」で、「第38回日本アカデミー賞」の授賞式が行われました。

大注目の最優秀作品賞として選ばれたのは……『永遠の0』でした。その映画で主演した岡田准一(34)は、最優秀主演男優賞も受賞しています。岡田さんは映画『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞もW受賞し、2冠を達成。男性で2冠を達成したのは初。受賞の挨拶で「映画人として認めていただきありがとうございます」と岡田さんは言うと涙まで見せていました。

実は、ジャニーズ事務所のタレントが映画賞を獲得するのは初。過去に木村拓哉さんが映画『武士の一分』でノミネートされましたが、辞退しています。賞レースには出ない、というのは事務所の方針だったはず。今回、初めて賞レースに参加していますが、岡田さんの2冠はジャニーズへの配慮があったのでしょうか?

『永遠の0』はこの他、最優秀監督賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀美術賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞まで獲得。独占ですね。この映画で感動した人はとても多いと思いますが、この映画にとても似ている映画があります。

それは10年前に公開された映画『男たちの大和』です。『男たちの大和』も『永遠の0』も、同じ太平洋戦争で戦った男性の物語。しかも、その男性が亡くなってしまい、残された遺族が男性の戦友から当時の話を聞いて、知らなかった事実を知っていくという、まったく同じ手法なのです。だから『男たちの大和』を観た方は『永遠の0』を観て、新鮮な気持ちにはなれなかったでしょう。

それに主演は岡田さんですが、三浦春馬(24)の出番がやたら多く、まるで三浦さんが主演のような映画になっています。この理由は、この映画を企画したのは三浦春馬さんが所属しているプロダクション「アミューズ」だからでしょう。 だから主題歌も「アミューズ」に所属している「サザンオールスターズ」です。ガチガチですね。

昨年、北野武監督は「日本アカデミー賞最優秀賞は松竹、東宝、東映、たまに日活の持ち回り。それ以外が獲ったことはほとんどない」と鋭い指摘をしました。さらに、賞を選定するアカデミー賞の会員がハッキリしないことも問題視していました。北野監督の発言に対し、「日本アカデミー賞協会」会長の東映の岡田裕介会長が、「これほど厳正な投票によって行われているものはない。日本アカデミー賞の会員による投票で行われ、大手の社員ではなくフリーで活動している会員も多くなりまして、東映、東宝、松竹の占める割合も数%」と反論しましたが……パクリ映画を最優秀作品賞にする映画賞ですよ。批判する北野監督の気持ちがよくわかります。

映画『永遠の0』が最優秀作品を受賞し、一番気になるのは、映画『男たちの大和』を制作した角川春樹氏の心境でしょう。角川氏は「これまで作った映画の中で一番思い入れのある作品」と話し、戦艦大和のオープンセットの製作費に私財まで投じているのだから……。『永遠の0』で感動した方は、ぜひ「男たちの大和」も観ていただきたいですね。手法がパクリだとよ~くわかります!

芸能記者レッド

この道10年の雑誌記者 online loans with bad credit。様々な芸能ウラ事情に精通。Twitterはこちら

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