fbpx

責任を持つ、愛を与える……アラサー版「大人の恋愛」10の掟

10代や20代前半のころは、ただ彼がいるだけで幸せだった。好きすぎて周りなんか見えなかった、そんな人も多いのではないでしょうか。

しかし、そんな子供の恋愛をいつまでも続けていたのでは、絶対に結婚はできません。結婚をするには大人の恋愛をする必要があるのです。

では、大人の恋愛とはどんなものなのでしょうか。今回は、アラサーが大人の恋愛をするために大切な10の掟をあげてみました。

大人の恋愛1:ルックス重視は卒業する

子供の恋愛は、まずルックスから入ることがほとんどだと思います。例えば合コンへ行っても、まず顔がタイプかタイプじゃないかで判断してしまう……。それが子供の恋愛の特徴。

しかし、大人の恋愛ではルックスは関係ありません。最初は「全然タイプじゃない」と思っても、話していくうちにその人の魅力を感じて、恋愛に発展します。最初は「ちょっといいかも」くらいでも、徐々にその愛情が大きくなっていくものなのです。

普段から男性のルックスばかり気にしている女性は、まだまだ大人の恋愛ができてないといえます。結婚できる恋愛をしたいと思ったら、まず相手の内面から見るようにしましょう。

大人の恋愛2:駆け引きは無用

楽しい!好き!というそぶりを見せながらも、連絡が途絶えてしまった……。彼って、いったい何を考えているんだろう?

そんな駆け引きは、恋愛につきもの。確かに押したり引いたりすることで、相手の気を引くことができるかもしれません。

しかし、大人の恋愛をしたいのなら、そんな駆け引きは逆効果。

子供の恋愛と同じように駆け引きをしていては、ただ単に「軽い女」や「何を考えているかわからない人」という印象を与えてしまいます。そう、大人の恋愛は「安心感」が一番大切なのです。

ついつい恋愛コラムやモテテクなどに翻弄されてしまいそうですが、大人の恋愛で成功したいのなら、自分の気持ちを素直に伝える方がいいのかもしれませんね。

大人の恋愛3:独占欲は捨てる

大人というのは、さまざまな付き合いがあります。一人の大人として、すべての時間を恋人に捧げるのは不可能といえます。

子供のころは「いつも一緒じゃなきゃヤダ」「長い時間そばにいるのが幸せ」と感じていたかもしれませんが、それは自由に使える時間がたくさんあったから。

そんな子供のころと同じように彼の時間を独占してしまっては、大人の恋愛として成り立ちません。

また、独占してはいけないのは時間だけではありません。例えば、彼が仕事に100%の情熱を注ぎたいときには、「私と仕事どっちが大切なの?」と駄々をこねるのではなく、逆に応援してあげられるのが大人の恋愛なのです。

大人の恋愛4:周りとの関係も大切に

Summer vacation memories: selfie stick by the sea

周りと調和しつつ、関係を保てるのが大人の恋愛。

子供の頃の恋愛は、周りの目を気にせず、自分たちだけの世界を作り上げていませんでしたか?子供のころは確かにそれで成立していたかもしれませんが、大人になれば立派な社会の一員になります。つまり、周りの人間と調和を保ちつつ生活していくほかはないのです。

自分たちだけよければいい、2人が幸せならそれでいい、と自己中心的な考え方をするのではなく、周りの人に不快な思いをさせることなく、一緒に幸せになれるようにしたいものですね。

大人の恋愛5:自分の気持ちにウソをつかない

大人の恋愛は、長期にわたる可能性もあります。「楽だから」といって、自分を偽っていると、次第にそれが苦痛に変わってしまい、自分自身を追い詰めてしまうのです。

そもそも、大人の恋愛は「長期になる」という事を加味しておかなければいけません。結婚をしたいのなら、一生を見据えなければいけないのでなおさらですよね。

そんな相手に、「好かれたいから」「楽だから」という理由で、最初に自分を偽ってしまうと、なかなか軌道修正ができず、「もう疲れた……」なんてことになりかねません。きちんと最初から自分をさらけ出せる相手を選ぶようにしましょう。

大人の恋愛6:相手に完璧を求めない

世の中には、完璧な人間はいません。自分が、相手には「こうしてほしい」「こうあってほしい」と思うことはたくさんありますが、その通りにいかないことばかりなのです。

それなのにも関わらず、相手に自分にとっての完璧を求めるのはナンセンスであり、大人の恋愛とは言えません。

大人の恋愛には、相手を「受け入れる」ということと「許す」ということが求められます。どんなに相手が自分の思い通りに動いてくれなくても、自分が好きになって選んだ人なら、きちんと受け入れていくべきなのではないでしょうか。

大人の恋愛7:責任感を持つ

大人の恋愛では、責任は自分で必ず持たなければいけません。恋愛にはトラブルがつきもの。まったく障害のないような二人でも、時には傷ついたり苦しかったりすることが、きっと出てくるはず。

しかし、その恋愛を選んだのは自分自身。何があっても誰かが責任を負ってくれることはないのです。

子供のころは、何かあっても親や周りの大人が助けてくれたと思います。しかし、その代わりに完全な自由はありませんでした。大人になった私たちは、自由になんでも選択できるようになりましたが、責任を自分で背負わなければいけなくなったのです。それは、仕事も恋愛もすべてにおいて言えることなのではないでしょうか。

大人の恋愛8:相手を思いやる

Romance for breakfast

もし、まだ「ただ自分の意見や要望を押し付ける」だけの恋愛をしている人がいるのなら、それは子供の恋愛しているということ。大人の恋愛は、相手をきちんと思いやらなければなりません。

先でも述べたように、大人は子供の頃に比べてプライベートな時間が極端に少ないのです。それなのに、「もっと連絡して」「もっと会う時間を増やして」などと言われてしまっては、相手も困ってしまいますよね。

また、仕事で疲れているときに駄々をこねられたら、それだけでイライラしてしまいます。それが続けば、当然破局してしまうでしょう。大人の恋愛には、思いやりが必要不可欠なのです。

大人の恋愛9:愛は与えるものと心得る

「愛してほしい」と、愛を求めるのは子供の恋愛。大人の恋愛は、お互いに愛を与え合うことで成立します。

大人の恋愛を知っている人は、愛を与えることに喜びを感じられる人。つまり、相手の喜ぶ顔が見たいと思ったり、相手のために何かをしたい、と純粋に思えるのです。

しかし、愛を与えるということが押し付けになってはいけません。それではただのエゴです。

また、見返りを求めるのもNG。「自分がこれだけ愛情を注いでるのに、なんで返してくれないの!?」という気持ちでは、まだまだ大人の恋愛とは言えないでしょう。

大人の恋愛10:二人が成長できる関係にする

どんなに好きな相手同士でも、大人の恋愛ならお互いに成長できなければ意味がありません。「今が楽しければいい」ではなく、きちんと未来を見据えて付き合っていけるのが、大人の恋愛なのです。

子供の恋愛にありがちなのが、相手に依存してしまう恋愛。しかし、それではただのなれ合いであり、お互いのためにはなりません。

大人の恋愛は「1人+1人=1人」ではなく「1人+1人=2人」。つまり、個々の人間が一緒になることで、何事もプラスにしよう、ということ。一緒にいることで互いに高めあうことができれば、大人の恋愛として成功できそうです。

いつまでも子供の恋愛ばかりしていては、いつまで経っても結婚は遠のくばかり。自分本位な子供の恋愛をしている人は、先の見える大人の恋愛ができるようになりたいものですね。

飯田クール
飯田クール

1989年3月生まれ、フリーライター兼エディター。いわゆる「サバサバ系女子」で、人間の恋愛の悩みを白か黒でズバッと切る。座右の銘は「やられるまえにやれ」。

>> article
この記事を読んだ人におすすめ