男が「重っ!」と思ったバレンタインのアプローチ
バレンタインデーまで2週間あまり。恋のきっかけを掴むべく、意中の人にチョコを渡す予定の人も多いはず。でもアプローチの仕方によっては「重たい」と思われて逆効果になることも……。
そこで今回は男性を対象に、バレンタインデーにされたアプローチのなかで「重い」と感じたエピソードを聞いてみました。
ひとりだけ高級なチョコをもらった
ほかの男性と比べて明らかに差があるチョコをもらうと、男性は怖気づいてしまったり、警戒してしまったり……とあまりいい結果には結びつきません。
「ランチ休憩後にオフィスに戻ると、見るからに高級そうなチョコが置いてありました。一方、隣の男性社員の席には300円くらいのチョコが置いてありました(笑)。いろんな意味で気まずかったですし、なんで俺だけ……と複雑な気持ちしかなかったですね」(30歳/広告)
男同士の仲間意識を大事にする男性にとって、こんな仲間に差をつけたチョコの渡し方は最悪。全員義理チョコならまだしも、本命はこっそり呼び出して受け取ってもらうのがいいでしょう。
手作りのチョコをもらった
手作り信仰派もいますが、まだそれほど親しい間柄ではない場合、既製品を渡すほうがどうやら安全です。
「個人的に苦手なのは手作りチョコ。申し訳ないのですが、手作りというだけで『重いな』と感じるんです。付き合っている相手だと、ありかなと思いますが。付き合っていない相手に手作りは避けたほうがいいのかと」(28歳/コンサル)
イケメンで毎年チョコはもらう、という男性にとって、好きでない女性からもらう手作りチョコは重すぎることも……相手との距離感を考えて選定したいものですね。
便箋複数枚にも及ぶ手紙がついていた
そもそも「手紙文化」に慣れていないイマドキの男性が、長文の手紙を「重たい」と感じるのも無理はありません。メッセージを一言添える程度にしておきましょう。
「便箋数枚に渡る“超長文”な手紙がついていたときは『重っ』と思いました(笑)。メッセージカードレベルなら全然いいんです。むしろうれしいです。でも何百文字も書かれるとさすがに戸惑います。もっとライトでよくない、と」(33歳/IT)
付き合い始めてからもこの重いアプローチぶりを受け止めるのか、と思うと、正直、ビビッてしまいます……。相手が「重たい」と引いてしまっては、チョコを渡す意味がありません。ライトかつソフトに、爽やかにチョコを贈りたいものですね。
「返事」を要求された
友チョコ・義理チョコも多い最近のバレンタインデー。本命チョコを想わぬ方面からもらった男性の狼狽ぶりは思ったよりも深刻なよう。
「取引先の女性からチョコを渡されて『お返事待ってます』と言われたとき。告白か……と驚きましたし、しかも返事はマストなのかと(笑)。顔を合わせて『NO』と伝えるのは億劫だなと思いましたね」(29歳/映像)
確かに、本命に告白の意味を込めてチョコを手渡したのであれば、返事を求める気持ちもわかります。とはいえ「待ってます」と伝えるのは、相手にプレッシャーを与えたも同然。「返事がないのも返事のうち。」というのを理解するのも大人の女です。上手にコミュニケーショして!
甘いチョコを持った女性の思惑が街を行きかうバレンタインデー。相手の男性との距離や気持ちも考えて、いい1日にしたいですね。