明石家さんま、「SMAP解散」の蒸し返し発言に批判の声多数
2017年4月10日に放送された「さんタク」に明石家さんま(61)と元SMAPの木村拓哉(44)が出演した。番組冒頭でさんまが「どうなって、どうなったん?」とSMAP解散について木村に問うと「両者が正しいわけやんか。正論と正論がぶつかるのが一番タチ悪い言うてんねんけども。その通りやんか。俺がレフリーとしたら、どっちも正しいねん。こうなったのは。それがタチ悪いわなぁ」と言及した。
さんまの発言に批判の声多数
SMAP解散騒動中には、踏み入った発言をして注目を浴びていたさんま。番組中にSMAP解散の真相について迫ったさんまにYahoo!ニュースコメントには厳しい声があがっている。
「しつこいのも限度があるよね」
「今更蒸し返して気分悪い」
「ファンは、もうそっとしてあげて、という人が多いんじゃない?」
「また余計なことをほじくり返して……」
「さんま、キムタク派ならもうそっとしてやったらいいのに」
「どっちも正しい?今更中立になられても……」
SMAP解散の真実については、メンバーが語らずに解散をしたということが、何よりもの真実だ。メンバーは「語らないこと」を選択している。その経緯もあり、卒業から数ヶ月経った今、全て知ったような態度で木村に質問したり突っ込んだりするさんまを見て、不快に思う視聴者がいたようだ。
さんまは騒動の最中「俺は木村派」と発言している。木村の肩をもつような発言をし、その際にもかなりの批判の声が生まれていた。今更さんまがSMAP解散について発言して何の意味があるのだろうか?なぜ今になって中立の立場として事の顛末を語っているのか……?
さんまと対照的な人物が話題に……
さんまの騒動に対する発言があがると、SMAP解散騒動の時期にコメントをしているお笑い界のビッグ3と呼ばれるあと2人の人物が自ずと話題にあがった。
「やっぱりタモさんの対応がよかったなぁ~」
「タモリやたけしとの差はこういうところだな」
「たけしは痛烈に毒を吐いてタモリはビストロで言葉少なにねぎらったのに、さんまときたら下手なイジリでつまらなくして」
「SMAP×SMAP」のビストロSMAP最後のゲストとして出演したタモリ。「人生には、判定なんてどうでもいいことだ」とビストロの勝敗を拒否し、メンバーに五角形のクリスタルを送ったことで、当時は神対応と話題になった。
対して、「週刊実話」1月5・12日合併号で「俺は国民的と思ったことはないけどさ」とSMAPに持ち前の毒舌を全開し、木村の立場、ジャニーズ事務所の力について踏み込んだ発言をしたビートたけし。双方発言の雰囲気は全く異なるが、言葉に大物感が漂っている。
バラエティ番組で数々の司会をこなし、いつもお茶の間を笑いで包んでくれるさんま。バラエティではゲストの人物をいじり、自分のプライベートな部分を笑いを交えて暴露し、大物であるのにもかかわらず親近感漂う雰囲気で活躍しているさんまに、今回の解散についての発言には残念だという意見もある。
「さんまちゃん、この件では評判よろしくないって自覚はないのかな……」
「さんまは何を考えて喋ってるのか知らないが、この話題に触れるべきではないと思う」
「この件でだいぶ男を下げたからな」
「さんまさんの良いところは、時事問題に首を突っ込まないところです!」
「いつもの笑って楽しいさんまさんがいい」
バイタリティに溢れ、自分の立場や年齢にこだわらずに若者の話題や流行に進んで乗っていくようなところもあり、メディアを通じて幅広い世代に笑いを提供しているさんま。SMAPの話題は封印し、いつもの自分ネタで今後も楽しませてほしい。
文・岸はなえ
ライター/好きなことは、映画、音楽、芸能、美容。インスピレーションと勘を頼りに生きている。独自の見解で芸能情報を掘り下げることが好き。