ゲス川谷、早々の活動再開にネットからは「まだ早い」の声
3月31日、活動を休止していたロックバンド、ゲスの極み乙女の活動再開が5月に決まったことが発表された。
ゲスの極み乙女は、ボーカル・川谷絵音(28)が当時未成年だった元タレントのほのかりん(20)との飲酒したことが発覚したことにより、活動を自粛する形で活動休止していた。
発売予定だったアルバム『達磨林檎』のリリースも延期し、今年1月には当時の所属事務所であるスペースシャワーミュージックを退社していたが、4月1日付で所属レコード会社であるワーナーミュージックとマネージメント契約も結んだ。
『達磨林檎』は5月10日に改めてリリース、同日にはZepp Tokyoで活動復活ライブが開催されるのだという。
ただの休暇?批判する声が続出
ベッキー(33)との不倫騒動も冷めやらぬ中、全く反省の色を見せようとせず未成年飲酒の騒動を引き起こしたため、活動自粛は誰の目から見ても当然の処置のように思えたが、まさかそれから約4ヶ月で活動再開の知らせが出るとは予想外だ。
活動休止から再開までたった5ヶ月。活動休止というよりもただ楽曲制作のための少々長い休暇を取ったというような印象を抱く。このニュースにガールズちゃんねるには次のような声が集まっていた。
「休止期間短!!ちょっとしたお休みだったね」
「ベッキーがテレビでなくなった時ふつーに活動してたり活動休止したと思ったらすぐ出てきて、反省してないの?って感じ」
「休止っていうかただ制作期間だっただけじゃないの?」
「こんな数ヶ月でまた活動するなんてそれ活動休止・再開っていう?ただの制作期間じゃん、アーティストなら数ヶ月、下手すると年単位の制作期間とか当たり前だし」
「反省なにもしてないんだろなあ。絵音が。でなきゃ、こんな早く復帰出来るはずがない」
不倫騒動を起こしたベッキーが約半年間活動を休止していたことを考えると、ゲスの極み乙女にもそれ以上活動休止をすべきというのが大多数の意見だった。
休止中も何かと話題に上ることも多く、真面目に自粛していたという印象はあまりない。あの身勝手な行動の数々を本当に反省したのか疑問が残る。
音楽が良くてももう聴きたくないという声も
2015年には紅白歌合戦にも出場したゲスの極み乙女。楽曲は全て川谷が作詞・作曲をしているのだという。一部ロックファンからはその音楽性を認められていたが、例え彼らの作り出す音楽がいいものだとしても、もう聴く気にならないという声も見られた。
「ファンもこの人たちも否定する気はないけど少なくとも私はもう聴かない」
「曲は好きだけど、不倫騒動があってからゲス極の曲聞くと不幸になりそうで怖い」
「音楽がよくても川谷の人間性だけでも聞きたくないし見たくもない、でもその音楽自体いいと思わねー。あの裏声のオカマ声のどこがいいのか…ごり押しや取り上げるのはやめて欲しい。本当大嫌い」
バンドとしては純粋に音楽を楽しんでほしいかも知れないが、ゲスの極み乙女を純粋に楽しんで聴ける人はもういないのではないだろうか。彼らの音楽は、「次々と女性トラブルを起こしたボーカルが作った音楽」となってしまった。
ロックバンドのボーカルには女性関係のトラブルは付き物と言われているが、ゲスの極み乙女はまだキャリアも浅く、トラブルを音楽でどうにかできるほどの魅力はまだ足りなかったのだろう。
ファンにとっては待望の活動再開だろうが、ゲス川谷の復帰を望んでいない人はあまりに多い。バンドメンバーのことを考えるとなるべく早い活動復帰が望まれたのだろうが、歓迎されない活動復帰に意味があるとは思えない。
ゲスの極み乙女がこれから音楽の良さで話題になることは果たしてあるのだろうか。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。