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9月限定連載!「となりのヤリチンくん」~第2回:メンヘラヤリチンくん

今回も前回に引き続き、スピンオフ企画「となりのヤリチンくん」をお届けします。ここ数年ですっかり定着した言葉「メンヘラ」。今回はそんな「メンヘラおじさん」なヤリチンくんを紹介しつつ、恋愛でメンヘラ化しないコツを探ってみたいと思います。

男にもいた!重度の恋愛メンヘラ・ヤリチンくん

Portrait of young stylish man
画像はイメージです

名前:メンヘラヤリチンくん
年齢:40歳前半

まず最初に断っておきたいのですが、今回のコラムで使う「メンヘラ」という言葉は、本来のメンタルヘルスを指してはいません。

この数年軽いトーンで言われる「メンヘラ」(いや、ここでは「恋愛メンヘラ」としても呼んでもいいかもしれません)は、こんな特徴があると考えます。

1.とにかく卑屈
たとえば、相手に常に「好き」「愛してる」と言われていないと不安。

2.ネガティブな思考・発言が多い
それなのに相手の「好き」「愛してる」という言葉を疑う。 

3.しつこい
疑うからこそ、しつこく「好き?」「愛してる?」の確認をする。 

4.セックスが好き、または上手い
しかし結局言葉では表面的なところしかわからないので、相手に求められていると感じることができるセックスが好き。セックスにハマりがちなので、上手な人も多い。 

よく、「面倒くさい女=メンヘラ彼女」というように言われることもありますが、分解して考えるとこういうことかなと思います。

さて、今回紹介するのは、第2回の経験人数ビッチちゃんのセフレくんのひとりです。

実は、取材だということを隠して二人が会っている場に居合わせたことがあるのですが、ツーブロック、ストリート系ブランドの服や持ち物など、30代に見えそうな髪型・服装で、年齢より若い印象の方でした。

出会い系を通して出会ったという二人ですが、メンヘラヤリチンくんには奥さんも子供もいるそうです。仕事でも責任あるポジションについているのだとか。

そんな見た目やステータスから、女性との出会いも必要なさそうな上に、メンヘラ化する要素はひとつもなさそうなヤリチンくん。彼は、なぜメンヘラ化してしまうのでしょうか?経験人数ビッチちゃんに話を聞いてみました。

田口「メンヘラっていうけど、どんな感じなの?」

経験人数「とにかくしつこい。例えばご飯とか行ったりすると、一時間二時間は余裕で、『本当に僕のこと好き?』と聞いてきて、彼が納得するまで続くの。私の男性関係を知って付き合ってるくせに(彼女は相変わらず複数人のセフレがいるようです)、勝手に嫉妬したりするし……本当に面倒くさいよ」

田口「それは確かに。でも、それほどあなたのことを愛してるってこと?彼は離婚を考えたりはしてないの?」

経験人数「全然考えてないみたいだよ。それに、未だに出会い系にも登録してるみたいだから、探そうと思えば他のセフレを探して乗り換えればいいのにしないんだよね。なんか、こういう嫉妬に狂う状況を楽しんでるような気もする」

田口「でもそんなに面倒なのに、なんでセフレを続けるの?」

経験人数「まぁセックスの相性自体は別に悪くないからね。あと、ちょっとした恋愛気分も味わえるから、私もうまく利用しちゃってるかも。それはちょっと悪いかなって思ってるけど」

田口「彼は、不幸な恋愛に酔っている感じなのかな?」

経験人数「それもあるかも。ちょっと度がすぎて、重くてキモいLINEが来るときもあるし……」

経験人数ビッチちゃんからそのLINEを一部見せてもらいました。

「〇〇ちゃん…」(名前を呼ぶだけ)

「あの日から君のことしか考えられない」

「今も他の男といるの?嫉妬で狂いそうだよ……」(自分も嫁子供がいるのによく言いますね)

などなど、まぁ返しにくいメンヘラLINEが並びます。これにいちいち応えている彼女は、さすがのビッチだと思いました……。

不幸な恋愛に幸せはある?恋愛メンヘラの危険性を教えてくれた彼

young lovers kiss

このメンヘラヤリチンくんは、恋愛メンヘラの典型のひとつと言えそうです。

1.とにかく卑屈で、2.ネガティブ、3.しつこく愛情確認をしてくるというところからも、前述の定義に当てはまります。

しかも、自分がその恋愛メンヘラな状況を楽しんでいるという部分があるため、それがさらに彼の恋愛メンヘラを根深くさせているように思います。

どうですか?

ここまで読んできて、本連載の読者の皆様はもうお気づきになったかと思います。このメンヘラヤリチンくんが、ネガティブなセックスをしているということに。

セックスのやり方のひとつとしては、アリかもしれません。嫉妬がキーになる、スワッピングや寝盗られなどのプレイもありますしね。

しかし、いざ結婚や、結婚を前提にした恋愛のような、長期の付き合いという観点からみると、恋愛メンヘラは大変やっかいです。

以前のサセ子ちゃんの回でも同様ですが、「好き」「愛してる」を信じてくれない相手と、長期に渡り信頼関係を築けるでしょうか?

不幸な恋愛に酔う相手と、幸せな家庭を築けるでしょうか?難しいと断言できるのではないでしょうか。

これは男性のみならず、女性にも当てはまるケースだと思います。恋愛メンヘラに思い当たるフシのある女性は、要注意!是非、今回とサセ子ちゃんの回をヒントに、恋愛メンヘラから抜け出してみてください。

>>田口が働く「GIRL’S CH」はコチラから!

田口桃子

GIRL'S CHプロデューサー。

2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。

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