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夫婦別室のほうが円満に?幸せな結婚生活とベッドルームの関係

好きな人の腕枕で眠るのは最高のひととき。結婚したら彼といつでも一緒に眠れる……!と夢見る女子も少なくないでしょう。

しかし中には、「寝る時はひとりのほうが落ち着く」という人もいます。

結婚生活は長く続くものですから、夫婦の寝室をどうするかはあらかじめ話し合っておきたいところ。

今回は、幸せな結婚生活を送るために理解しておきたい、“睡眠離婚”という考え方をご紹介します。

夫婦別室のカップルは意外と多い!

結婚したら夫婦は一緒に眠るもの……。なんとなくそんなイメージに囚われていませんか。しかし実際は、「夫婦で別の寝室を使っている」という方も多いようです。

約3000人のアメリカ人を対象に行った調査によると、全体の32%が「睡眠離婚(=夫婦別室)に憧れる」と回答しました。

アメリカ睡眠財団(NSF)の調査でも、4組に1組の夫婦が「別々の寝室やベッドで寝る」と報告されています。

1日の疲れを癒すベッドタイムは、できるだけひとりでリラックスしたい。そう考える夫婦が多いのかもしれません。

夫婦別室を経験して感じたメリット

かく言う筆者も新婚の頃は、夫と同じ寝室で寝ていましたが、出産をきっかけに自然と夫婦別室になっていきました。おそらく筆者と同じような夫婦ってすごく多いのではないでしょうか。

「せっかく結婚したのに夫婦別室なんて寂しい…」そう感じている独女の皆さんに向けて、ここでは夫婦別室にして感じたメリットをまとめてみました。

ぐっすり眠れるようになった

夫婦で一緒に寝ていた頃は、夫のいびきで目を覚まし「い・び・き!!」と何度も夫にキックしていました。ぐっすり眠れないと翌朝もイライラして、夫に八つ当たりしてしまうことも。

夫婦別室なら相手に気を使うこともありません。寝る時間も、寝返りも自由。快適な睡眠が手に入りました。

セックスを誘いやすくなった

夫婦別室にすると、夜の生活はどうなるの……?と心配される方もいるでしょう。筆者の場合は、むしろ夫婦別室にしたほうがセックスの頻度が増えました。

「今夜したいなぁ」という日は、子どもを寝かしつけてからひとりで寝ている夫の部屋に忍び込みます。夫のにおいがたっぷり染み込んだお布団に包まれると気分が盛り上がって、夫婦仲も深まります。マンネリ防止にもおすすめです。

ひとりの時間も充実

夫はベッドで横になりながら、映画やゲームにひとりで没頭するタイプなのに対して、筆者はベッドでおしゃべりしたいタイプ。夫婦の趣味も違うため、一緒に楽しむことができず、寝室の過ごし方でケンカになることも。しかし夫婦別室にしてからは、お互いの時間を尊重できるようになりました。

なかなか人に聞けない夫婦の寝室事情。夫婦なのに別々の寝室で寝るなんて、愛情の冷めきった熟年カップルみたいで嫌だ!と感じる人もいるかもしれません。

しかし、実際はマンネリが解消したり、ひとりの時間が充実したりすることで、かえって夫婦仲が改善するケースもあるようです。

結婚を考えている彼がいる方は、この機会に結婚後の寝室事情について話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

岩崎みさと
岩崎みさと

1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。

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