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「幸せになりたい」と願うのはNG!理想の結婚を叶える目標の立て方

「2018年こそ結婚!」と目標を立てたものの、すでに折り返しを過ぎてしまった……そんなことを考えると、ますます焦りが強くなるばかり。

どれだけ本気で真剣に目標を立てても、途中で挫折したり忘れてしまうのは、そもそも目標の立て方が誤っていたのです。

目標達成トレーナーである荒武洋一さんに、婚活のための正しい目標の立て方を伺いました。

幸せになりたければ思ってはいけないこと

― 婚活中の女性の最終目標はもちろん「結婚」ですが、なかなか上手くいかなくて悩む方が多いのも事実。婚活の正しい目標の立て方を教えてください。

荒武さん「まず、『幸せになりたい』『結婚したい』と思ってはいけません」

 

― え!?思ってはダメですか?

荒武さん「以前に潜在意識のお話をしましたが、今のセルフイメージが『幸せではない』と信じているから、『幸せになりたい』と願うわけですね。『幸せになりたい』と言うたびに、『幸せではない』というセルフイメージが強化され、幸せではない今を体験し続けることになるのです」

なぜ、結婚したいのか?

― ではどうやって婚活の目標を立てると良いのでしょうか。

荒武さん「婚活中の多くの女性は結婚することがゴールになっていて、何のために結婚するのかが後回しになっているように見えます。目標を立てる時にまず考えるべきことは、『誰と結婚するのか』よりも『なぜ結婚したいのか』。

結婚相手の条件としてよく挙げられる年収、仕事、学歴、見た目といった情報は、どちらかというと『誰と結婚するのか』のための情報です。



しかし本当に大切なのは結婚した後のこと。なぜ結婚したいのか?例えば、温かい家庭を築きたいなら、温かい家庭を一緒に作れるパートナーを探すことが理想ですよね。

どんな家庭を築きたいのかを具体的にイメージしていきます。子どもが何人欲しいのか、いなくてもいいのか。子どもが独立したらパートナーとどんな関係でいたいのか。もっとお勧めは、死ぬ間際にどんな現実を迎えていたいかを考えることです」

理想の未来から、今やることを考える

― そんな先のことですか?

荒武さん「死ぬ間際には誰にいて欲しいのか。または旦那さんを看取る時に、旦那さんに対してどんな思いを持っていたいか。『こんな夫婦関係だったよね』と。そんな夫婦になるために、10年手前はどんな生活をしているか、その10年手前は……と、遠い将来からどんどん現在に近づけていきます。

過去の延長線上で作られる目標は、過去の経験やプロセスに縛られているので理想の未来を描きにくいのです。理想の未来から考えて現在の目標を作っていくと、理想のパートナー像も変わると思います」

 

― なぜ結婚したいのか?を考えた時に、「周りも結婚しているから」「一生独りは嫌だから」など、ネガティブな理由が出てきてしまう場合は?

荒武さん「不安や痛みは行動を起こすエネルギーになるのですが、ネガティブな側面にフォーカスされると、早く結婚することが目的になって、結婚した後に自分がどう過ごしていきたいのかが置き去りになってしまいます。

孤独が嫌だからといって結婚しても、結婚の先の生活が辛かったら旦那さんと一緒にいる意味がなくなってしまうでしょう。孤独を埋めるための人生ではなく、幸せになるための人生にフォーカスする必要がありますよね」

手段と目的は別モノ

― 理想の将来を考える時に、現実的ではない例を挙げる人もいるのではないでしょうか。たとえば年収1憶の男性と結婚して、大豪邸に住んで……という夢物語に近いような。

荒武さん「それは自分の現在地が分かっていない状態です。祈っていれば誰でも目標が叶うかといえばもちろん違いますよね。行動が伴って初めて結果がついてくる。今までの行動を改めることなく、異なる結果を望む人が多いように見えます。

結果を出すには、達成する前から達成した自分になり切ること、そしてなり切った自分で選択し行動し続けることが大切です。

 

年収1憶の旦那さんと大豪邸に住むのが理想と言うなら、まずそれに相応しい自分になる必要があります。自分は何も変わらず、相手にだけ理想を求めても現実はついてこないでしょう。

理想的な男性に見合う女性はどんな人なのかというところまで考え、その女性になり切って行動していく。

その前に、なぜ『年収1憶の旦那さんと大豪邸を望むのか?』を考えたほうが良いでしょう。年収も豪邸も『手段』であって、本当はその奥に達成したい目的の本質があるのです」

 

取材協力:目標達成トレーナー  荒武洋一

大手コンビニチェーンを2店舗運営し、売上が5年連続前年比超え、5年連続優秀店に選ばれる。地方の店舗ながらクレジットカード入会獲得数が全国7位、12位に入賞し、スタッフを育てることで優秀店に導くチーム作りを実践。

他業界でもスタッフ・チーム育成に貢献し業績を上げた後、不動産業界へ。営業職を経験するが2年間の販売実績は 0件で辞職する。 自信を失っていた時に目標達成の技術に出会い実践したところ、コーチングビジネスでわずか2カ月で月収156万円を達成する。数か月でサラリーマン時代の年収を達成することができた。

2017年より、心理学・脳科学・潜在意識の法則を活用した「目標達成トレーナー」として独立し、セミナー・ 個人トレーニング・コンサルティング等を行う。目標達成トレーニングによって恋人ができる方が多く、婚活中の女性も3カ月で結婚に至った実績がある。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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