W不倫、離婚……略奪愛の末にバツイチアラサー女子を襲ったまさかの悲劇とは
2016年は不倫のニュースが次から次へと報道されていましたね。しかし、芸能人の不倫のニュースよりももっと身近なところでも、不倫している人はいるものです。
割り切って身体の関係を持っている人もいれば、それだけではとどまらず、心まで・・・・・・今回は不倫で生活が一変してしまったビッチちゃんをご紹介したいと思います。
離婚よりも重すぎる“不倫の代償”
<プロフィール>
名前:不倫ビッチちゃん
年齢:40歳前後
婚姻:バツイチ。現在はシングルマザーとして二人の子供を育てる
職業:会社員
田口「現在は離婚をしたそうですが、そのきっかけは不倫だそうですね」
ビッチちゃん「そうです。子供と同じ小学校の同級生の、お父さんで・・・・・・。学校の行事で知り合って、お互いに好意を抱くようになって、一年ほど不倫していました。W不倫ですね」
田口「まわりの人にはバレなかったんですか?」
ビッチちゃん「バレてはいなかったと思います。元夫や不倫相手の元奥さん、子供たちは不倫のことを知りません。不倫相手の元奥さんとは同じママ友グループではなかったので、それほど顔をあわせることもありませんでしたし」
田口「一般的に、不倫はバレてうまくいかなくなるということが多いかと思うんですが、今回はどういうきっかけで離婚することになったんですか?」
ビッチちゃん「彼も私も、結婚相手とは性格の不一致ということで別れました。離婚するときも今も、不倫していることは相手に隠しています」
田口「不倫にハマった挙句、家族とも相手とも関係を壊してしまうという話もよく耳にします。その間冷静に離婚を進められたのはすごいですね」
ビッチちゃん「そうですね。不倫のことが表沙汰になることなく、半年前にお互い離婚が成立しました。私は夫と別れ子供たちと暮らし、彼は奥さんと子供と別れて一人暮らしを始めたんです。
子供たちは同じ学校にいるからすぐには難しいけど、これから堂々と愛し合えると思っていたのに……。実は彼が自殺したんです。一人暮らしをしている部屋で、首吊りでした。
部屋には遺書が残されていて、そこには彼の元奥さんと暮らす、子供への思いが綴られていました。彼にとっては、子供と離れることが何よりも辛かったようです」
田口「それはつらいですね……。おふたりにとっても、せっかく新たなスタートを切ろうとしているときに、悲しいですね」
ビッチちゃん「そうですね……。でも私には子供がいますから。子供たちのためにも悲しんでばかりいるわけにはいかないです。
彼への思いを口にすることもできないし、もちろんお葬式にも行けませんでしたが、彼のことをいくら思っていても何かが変わるわけではないですし、何より生きている人間を最優先にしなければと思っていますので」
不倫をするときに忘れてはならないこと
なんとも悲しい結末を迎えてしまった恋でした。それと同時に、母の強さを感じたエピソードでしたね。
不倫のニュースが駆け巡り、まわりの人が不倫をしている、あるいは自分が不倫をしているという読者もいるでしょう。中には、不倫の末に恋愛が成就したという場合もあるかもしれません。
でも、成就しなかったときのダメージが大きいのが不倫。普通の恋愛と違い、自分と相手以外の周囲の人々をも巻き込んでしまうからです。
不倫もひとつの愛の形であるとは思いますが、リスクの大きさを理解することが何よりも大事ですね。
そして次に大事なのが、冷静さを忘れないこと。恋愛はつい夢中になってしまいがちで、特に不倫ともなると、逆境が気持ちを盛り上がらせるということもあるかもしれません。
その恋愛が一時のものなのか、子供や職を失ってまで大事にするべきなのか……。その判断もできなくなり、後悔している人も多いことでしょう。
今回のビッチちゃんは、最後まで冷静さを忘れることがなかったため、離婚まではこぎつけることができました。それでも、頭ではわかっていても心が追いつかない場合があります。
それが今回の彼の例です。不倫のことを明かすことなく、冷静に離婚を進めた彼女たちのことですから、悲しみは想像できていたかもしれません。
それなのに、自分の想像以上の悲壮感が、心を押しつぶしてしまったのではないでしょうか。いろいろな恋愛の形があるなかで、それでも不倫という恋愛を選ぶ場合には、こんなことを一度考えてみてください。
田口桃子
女性向け動画サイトGIRL’S CHプロデューサー。 連載「となりのビッチちゃん」にて、性に対して前向きな女性を「ビッチちゃん」と呼び、彼女たちから女性が性を楽しむ方法を紹介している。
GIRL'S CHプロデューサー。
2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。
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