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「私とヤルなら5万払って」Hにお金を要求するアラサー女子の恋愛観

セックスは愛があるからするもの。そう思っている人は少なくないと思います。ですが「となりのビッチちゃん」ではこれまで、そうでないセックス、つまり快感を求めてするセックスがあっても良いと提唱してきました。

しかし今回は、愛でも快感でもないあるモノを求めてセックスするビッチちゃんをご紹介します。

愛がないセックスにはお金を要求する……その理由とは?

<プロフィール>
名前:愛人ビッチちゃん
年齢:30歳半ば
婚姻:独身(バツイチ)、シングルマザー
職業:会社員
見た目:お姉さんギャル系

ビッチちゃん「いつも田口さんのコラムを読んでて、みんな本当にもったいないって思うんだよね」

田口「どういう意味ですか?」

ビッチちゃん「タダでヤッてるんでしょ?ありえないよ。私だったら一回5万円はもらう。だって、こっちは男の性欲に付き合ってあげてるんだから」

田口「5万円!?それでもしようとする男性っているんですか?」

ビッチちゃん「5万円はちょっと高いかもしれないけど、いなくはないよ。それだけもらえばこっちも『仕事』みたいな感覚で割り切ってできる。そうじゃないと、好きでもない男とするなんて無理だよ」

田口「それはセックスが嫌いだから?」

ビッチちゃん「うーん、そりゃ相手がすごく好きな人だったらそんなことしないけど、好きでもなんでもない男とするならっていうことかな。好きじゃないのに、ただするだけじゃハイリスクすぎると思うの。

だって、男性は出すだけだからいいけど、女性はそうじゃない。望まない妊娠をしたりとか、性病で不妊になったりとか。避妊してもしきれないことってあるじゃない」

田口「確かに」

ビッチちゃん「実は私、過去に堕胎をしたことがあって。しかも相手が、好きでもない、彼氏でもない、ワンナイトの男だったの。妊娠がわかってから一応連絡したけど、もちろん相手は責任とってくれるわけないよね。

だから自分で中絶費用を払って堕ろした。それから、自分の身を守るのは自分しかいないと思って、好きじゃない相手とするときはお金を出してもらうようにしてる。

お金がほしいからセックスするんじゃなくて、セックスさせてほしいなら対価としてお金を払ってほしい。もしものときのリスクヘッジとしてお金をもらいたい。それで『じゃあしない』ってなる男ならそれでいいし」

田口「男性といい雰囲気になって、流されてしてしまうっていうことはないんですか?」

ビッチちゃん「今はないかな。もう大人だし男の人とふたりでいて、そういう雰囲気になるなっていうのは読めてくるじゃん?そうなりそうなときに、こっちから『じゃあいくら持ってるの?』って切り出す。男のほうがその雰囲気を出してくる前に断ち切るようにしてる」

田口「ちなみに今はそういうお金を払ってくれる相手は?」

ビッチちゃん「ふたりくらい、継続的に会ってる人がいるよ」

田口「その人が彼氏になることはないんですか?」

ビッチちゃん「ないと思う!ふたりとも、お金を出してくれるからヤッてもいいけど、何の対価もなく会うほどに好きじゃないから」

自分の身は自分で守るしかない

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以前もこのコラムでは、望まない妊娠をしたり、性感染症にかかってしまった女性の例をとりあげ、最終的に自分の身を守るのは自分しかいないということを訴えてきました。

今回のビッチちゃんのとっている方法は特殊ではありますが、彼女が貫く「自分の身は自分で守るしかないという意識の強さ」には、学ぶところがたくさんありますよね。

この方法を使うかどうかは別として、性を楽しむためにはちゃんとリスクを理解することが必要であるということを、改めて教えてもらいました。

【田口桃子】
女性向け動画サイトGIRL’S CHプロデューサー。連載「となりのビッチちゃん」にて、性に対して前向きな女性を「ビッチちゃん」と呼び、彼女たちから女性が性を楽しむ方法を紹介している。

田口桃子

GIRL'S CHプロデューサー。

2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。

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