9月限定連載!「となりのヤリチンくん」~第4回:超絶女好きヤリチンくん
ヤリチンがヤリチンでいる理由はなんでしょうか?セックスが好きだから?承認欲求を満たしたいから?
9月のスピンオフ企画「となりのヤリチンくん」の最後にご紹介するのは、最もシンプルな理由のヤリチンくんです。
も~大好き!超絶女好きヤリチンくん
名前:超絶女好きヤリチンくん
年齢:40歳前後
ヤリチンくんもビッチちゃんも、「セックスが好き!」という明るい人から、「承認欲求を満たしたい」というネガティブな人まで様々でしたね。
こういうコラムを連載していたり、女性向けサイトを運営していると、「性に積極的になろう!」とか「自分の性欲を認めよう!」ということをとなえたりすることが多いのですが、ふと忘れていたのが「男が好き」「女が好き」というシンプルな感覚。
これって「セックスが好き」とはまた別の感覚だと思うのです。
そしてなぜか「男好き」「女好き」という言葉には、若干の軽蔑が含まれている場合があるような気がしているのは、私だけではないはず。
それはこの「男好き」「女好き」という言葉には、「特定の誰か」ではなく「無差別に異性が好き」という意味が強いからではないでしょうか。
今回紹介する超絶女好きヤリチンくんも、とにかく女の子が大好きな男性。どのくらい好きかというと、まぁとにかく目の前に女の子がいたら、絶対に口説くというような人です。
そんな超絶女好きヤリチンくんは、40歳前後。知人に呼ばれた飲み会で知り合った人なのですが、その飲み会でも余すところなく女好きっぷりを発揮していました。
結婚して二人の子供に恵まれ、家族四人で幸せな家庭を築いている彼。週末は子供たちとアウトドアをしたり、学校行事にも積極的に参加しているとのこと。
それなのになぜでしょう。
彼には奥さん以外の女性が途絶えたことがないようなのです。
特別にイケメンだったりおしゃれというわけでもなく、見た目は至って普通のアラフォー男性。仕事も会社員で、お金持ちというわけでもありません。
ではそれ以外で何か目立つのかというと、飲み会での盛り上げ役とか話術が長けているというわけでもない。コミュニケーション能力は人並みかそれ以上だとは思いますが。
ちなみによくある「俺テクニックあるよ」「俺でかいよ」アピールも特にないのですが(まぁ、そんなこと言う男性はだいたいそんなことないというオチですが……)ボディタッチが多く、もしかしたらそういうところで女の子をその気にさせるのがうまかったり、前戯がめちゃくちゃうまい……なんてことはあるかもしれませんね。
ただ、ハタから見ていてもわかるのは、押しの強さとアプローチの多さが圧倒的に人並み以上ということ。
飲み会などでご一緒すると、まわりには女性ばかり、そして気づくとまわりの女性を口説き始めます。酔いがまわって手を腰にまわしたり、ほっぺにキス……なんて現場を目撃したこともありました。
また、同じコミュニティーだろうと、関わりの浅い人であろうと、カワイイ子だろうとそうでない子だろうと、若かろうとそうでなかろうと構いません。ストライクゾーンも広いため数打てばひっかかる女性がいるのです。
試される女の器!男性との距離感の重要性を教えてくれた彼
……と、口説くだけなら特に問題はないと思うんですよね。
女性側も口説かれて悪い気はしないと思います。褒められることが嫌いな人は少ないですよね。
ただ、だからこそ、こういう男性と深い関係になるときは女性の力量も大きく関わってくると思うのです。
たとえば、口説かれ慣れていない人。こういう男性の言葉を本気にして、理性を失ってしまってはいけません。
出会ってすぐ口説くような男性や、他にも人が大勢いるような場で口説いてくるような男性には要注意。彼はあなたに恋しているわけではなく、「口説いて引っかかればラッキー」としか考えてないのかも。
こういう「数撃ちゃ当たる」的な口説き方をしている男性は、あなた以外にも甘い言葉を吐いているのです。
うっかり本気になってしまっても悲しい思いをするのはあなたです。
彼の女好きは一日や二日で治るものではありませんし、ましてやこの彼のように結婚している場合もあります。そして当然、彼らは家庭を第一に考える良き夫、良き父でもなのです。そのため、左手の薬指のチェックもお忘れなく。
また、仮にこういった男性とお付き合いするようになった場合。
これまでのように飲み会の席で女性を口説き始めるかもしれません。それは、あなたがいる前かもしれませんし、いないところかもしれません。とにかく、心おだやかでは済まされません。
また、人前で堂々と口説くことができる人は、人前でイチャつくのも抵抗がない可能性も。TPOをわきまえずにイチャイチャすることで、あなた自身の評判を下げることもあります。
「口説かれて嬉しいから」「楽しいから」と酔って、あなた自身の価値を貶めないように、常に客観的な目を持ち続けられるようにしたいですね。
とは言え、「女好き」はうまく付き合えば決して有害な男性ではないと思います。褒めて口説いてくれることで、少しだけいい気持ちになって、自信が持てるなんてことも。女性側からも、適度な距離を保つことを心がけられると良いですね。
GIRL'S CHプロデューサー。
2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。
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