fbpx

9月限定連載!「となりのヤリチンくん」~第3回:既婚ヤリチンくん

男性も承認欲求がある……ということで、前回までは意外にもジメっとした雰囲気のヤリチンくんをご紹介してきました。今回はそんな陰のヤリチンくんたちに対して、とってもポジティブな陽のヤリチンくんを紹介します。

外で1回したら家でも1回!?息を吸うようにセックスする既婚ヤリチンくん

Man kissing neck of woman

名前:既婚ヤリチンくん
年齢:30代半ば

以前ビッチちゃんにも、陰と陽があるという話をしましたが、ヤリチンくんにも同じく、陰と陽があるように思います。

陰は前回の「メンヘラヤリチンくん」が当てはまるかなと思います。セックスしたいというより、相手の女性との関係性や承認欲求に重きを置いているためです。

それに対して、今回の既婚ヤリチンくんは、私が知っているヤリチンくんの中でも最もすがすがしい、陽のヤリチンに分類される男性です。

既婚ヤリチンくんは、まもなく結婚十年目、二人のお子さんを持つお父さんです。

仕事もバリバリこなし、見た目もおしゃれなイケメン風(好みにもよりますが)、体も適度に鍛えた、いうなれば勝ち組男性。

そして何より女性の扱いが上手です。前職は女性ばかりの職場でリーダー的なポジションについていた彼ですが、その中でも浮くことなく、メンバーをまとめていたと聞きます。

そんな何もかも手に入れているかに見える既婚ヤリチンくんは、一体なぜヤリチン生活を続けるのでしょうか?

田口「単刀直入に聞きますが、結婚してお子さんもいて、なぜまだ外でセックスしようと思うんですか?」

既婚「どっちかというかな。外でセックスしてるから、ちゃんと嫁ともセックスしてるという感じ。外で一回セックスしたら、嫁とも一回セックスするっていうルールを自分に課してる。そうしないと嫁に疑われるし、なんとなく義務感もある」

田口「外でセックスしてること自体には、罪悪感とかはないんですか?」

既婚「全く。そこに女の子がいたら口説こうと思うし、セックスしたいと思う。自分にとってはすごく自然な流れ」

田口「はぁ……ちょっと理解が及ばないのですが。口説くのが楽しいということ?」

既婚「それもないわけじゃないけど、継続して付き合ったりする子もいるし、それだけではないかな。ちゃんと彼女として付き合ってる子が、今も何人かいる。自分にとってはそれがすごく自然で当たり前」

田口「彼女たちは結婚していることは知ってるんですか?」

既婚「うーん、自分からは言わない。聞かれたら言うし、それでぐちゃぐちゃ言ってくる子とはもう連絡とらないようにしてる。それでトラブルになったり、家族に何かしようとするようだったら面倒だから」

田口「なんだかんだ家庭は大事なんですね」

既婚「家庭っていうか、子供かな。子供は本当かわいくて仕方ないよ」

田口「では、奥様は?」

既婚「嫁はどっちかというとかな~。嫌いではないし、大事な存在だよ、もちろん。でも子供の母親っていう意識のほうが強いかな」

結婚生活かヤリチン生活か……「絆」について考えさせてくれた彼

couple lying in bed

これまでのふたりと違い、「~だからセックスする」という理由もなく、深い闇も見つからず、ただただ、女性・セックスが好きでヤリチン化しているという印象を受けました。

第2回の「経験人数ビッチちゃん」もそうでしたが、そこに異性がいるからセックスするというのが、彼らにとっては自然な流れなのかもしれません。

なぜ人を好きになるのか?と同じように、彼らにとってはなぜセックスするのか?には理由はなく、それがオスである自分にとって自然だから、そうしているということなのでしょう。

何かが足りないからセックスしているわけではなく、より良い生活のためにセックスしている彼。

変な言い方ですが、セックスであろうが仕事であろうが、何事にも全力で取り組むところが、彼をイキイキとさせて、生活を充実させているのかもしれません。

いずれにせよ、自分にとってこれが最適だという生き方に気づくことができ、さらにそれを実践できているのは良いことだとも言えます。

ただ、そんな男性を女子が好きになってしまったら、どうすればいいのでしょうか?

既婚ヤリチンくんも、過去に奥さんに浮気、不倫がバレたことはあったそうですし、女性は鋭いので、男性のちょっとした変化にも気づいてしまうことってありますよね。

彼氏・夫が完全に気持ちが離れている、もしくは自分の気持ちが離れている場合は除き、まだ関係を修復できそうなときは、ある程度黙認するというのも必要なのかもしれません。

仕事もできて、セックスレスにもなっていない、そういう夫婦生活を理想とするのであれば。

もしあなたがそんな男性と結婚した場合、子供がいるとさらに家族の絆は強固になるでしょう。

私が知る限り、ヤリチンであろうとも、いや、ヤリチンであるほど、「子供がかわいい」という男性が多いように思います。

もし勝ち組男性との結婚を掴み、ふたりの間に致命的な問題がなければ、早めに子作りをしてしまうというのもアリかもしれません。

ちなみに既婚ヤリチンくんの場合は、十分な収入があったことと、奥様の「離さない!」という強い意志で離婚ということにはならなかったそうです。

「仕事ができて家庭に十分な稼ぎを入れることができている」「休日は家族サービスでいろいろなところにでかけている」「子煩悩」という点もあり、離婚から免れ、さらには夫婦生活も円満なのかもしれません。

いずれにせよ、外から見ている分には、大変に羨ましい家族に見えます。

今回の例はビッチとしての生き方には反しているかもしれませんが、優秀な男性と結婚生活を送りたいという女性にとっては、参考になるかもしれないので、とりあげてみました。

>>田口が働く「GIRL’S CH」はコチラから!

田口桃子

GIRL'S CHプロデューサー。

2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。

>> article
この記事を読んだ人におすすめ