「週3日パート勤務」が理想? 結婚後の働き方にまつわる女性の本音
「寿退社」という言葉がすっかり廃れつつある昨今。家庭と両立しながら仕事を続ける女性が増えるなか、当の女性たちは「結婚後の働き方」についてどんな理想を持っているのでしょうか。
ankeの女性ユーザーに「結婚したら専業主婦になりたいですか?」と質問したところ、「専業主婦になりたい」と答えた人は39.6%。一方、「+の収入は欲しいしパートしたい」と答えた方も41.7%でほぼ同数でした。
今回は「バリキャリ」「ゆるキャリ」「専業主婦」の3つの立場からそれぞれの理由を聞いてみました。
結婚後もバリバリ働きたい女性の声
まずは今回のアンケートでは少数派だった「バリキャリ志向」の女性たちの声からご紹介しましょう。
・「出来れば、結婚後も働きたいですね。実際に、出産時以外働いてきたので自分の蓄えも収入も充分なので、不倫に事故死何にでも対応可能です」
・「今の仕事が好きなので、結婚しても辞めたくない」
いくら稼げるパートナーと結婚したとしても、その収入が一生続く保証はどこにもありません。夫婦共働きならどちらかが働けなくなっても、生活することは可能。何より2馬力なら精神的な安心感がありますよね。
あまり考えたくない現実ですが、「パートナーに不倫させたときも対応可能」というリアルな声も聞かれました。パートナーの収入に依存せずに仕事を続ければ、経済的な理由で人生の選択肢が狭まるといった事態も避けられそうです。
パートなどでゆるっと働きたい女性の声
今回のアンケートで一番多かった「ゆるキャリ志向」の女性たち。具体的にどんな働き方をイメージしているのかを聞いてみると、ずばり「週3日パート勤務」が理想なのだとか。
・「週に3日くらい働きたいな。ずっと家にいても、生活リズムが狂いそう」
・「週3くらいでゆるくパートしたい」
・「仕事は好きでも元々バリバリ働くタイプじゃないので、家のことしつつ週三パート程度が理想です」
子育てや家事と両立しながらフルタイムで働く自信はないけれど、ほどほどに社会とのつながりや経済的自立がほしい。そんな女性たちの本音が垣間見えました。
・「正社員でもパートでも、とにかく外に出て社会と交わりたい」
・「家で一人だと気がめいりそうなので、無理のない範囲で働きたい」
・「少し余裕があると、お財布にも気持ちにも良いですよね」
・「専業主婦やってみたけど、向いてなかった…子供を保育園に預けて働き始めました」
・「子供が小さい頃は無理でも、余裕ができたら働くのが良いかなぁと思います」
そのほか、パートナーのお給料で自分の洋服や化粧品を買うことに気が引ける女性もけっこう多いようで、「自分のお小遣いくらいは自分で稼ぎたい」、「自分の稼いだお金で洋服等買いたいです」という声も目立ちました。
専業主婦志望の女性の声
最後に「専業主婦志望」の女性の声をご紹介します。ずばり専業主婦になりたい理由を聞いてみると、
・「夢のようですが、専業主婦は理想です。働くのはストレスにしかならないので」
・「働きたくないのでなれるなら専業主婦になりたい」
・「お金持ちと結婚して専業主婦になりたい」
・「のびのびと余裕のある暮らしと子育てがしたい!でも現実は厳しいので働いてます」
など、仕事への不満やストレスを働きたくなり理由にあげる声が目立ちました。では家庭に入ったら円満なのかというと、実際に専業主婦をしている女性からは、
・「自分の自由になるお金がない感じがキツいです。どうしても遠慮してしまって……」
・「専業主婦は暇なので働きたい」
という声も。
ちなみに、今回のアンケートでは専業主婦志望の方が約4割いましたが、実際に専業主婦をしている既婚女性はどの程度いるのでしょうか。
ankeが以前行った「あなたの周りで専業主婦と兼業主婦のどちらが多いですか?」という調査では、「兼業」が72.4%、「専業」が27.6%でした。
専業主婦が理想でも、家計や将来の不安を考えると働かざるを得ない…という女性たちも多いようですね。あなたは結婚後、どんなキャリアを歩みたいですか? ぜひankeにご意見をお寄せください!