夫に妥協しても問題なかったスペック2位は「学歴」、1位は…? 既婚女性463人に聞いてみた
収入、学歴、身長…。理想の結婚相手の条件をあげるとキリがありません。婚活中の皆さんは、結婚相手のどんなポイントに重点をおいていますか?
先日、アンケート調査ができる匿名掲示板「OKgirl」に、「結婚相手に妥協しても問題なかった条件を教えてください」というトピックが投稿されました。
「この前、飲み会で『学歴や身長が低い男はまず恋愛対象にならない』と言い切っている女友達がいました。彼女曰く、『子どもへの遺伝を考えると、いわゆるハイスペックな優良遺伝子がほしい』のだそうです。私は、一緒にいて気が合うとか、好きな趣味が一致していることのほうが大切だと思うのですが…」
と女友達の上から目線な発言にモヤモヤする相談者さん。今回は既婚女性を対象に実施したアンケートをもとに、結婚相手を選ぶときに妥協しても問題ないスペックについて考えていきましょう。
「身長」「学歴」「ルックス」は妥協しても問題ないとの声多数
OKgirlが実施したアンケートによると、「夫に妥協しても問題なかったスペック」について、1位「身長」、2位「学歴」、3位「ルックス」などが上位を占めました。その理由をみてみると、
「自分が大卒なので大卒じゃないと話や考え方が合わないって思ってたけど、実際に結婚したのは高卒の叩き上げの人。その人と付き合いたくて付き合いたくてめちゃくちゃ頑張った経験を踏まえると、好きになったら学歴なんて微塵も気にならない」
「自分の身長が160cmなので理想は175cm以上と思ってましたが、主人の身長は167cmです。他のスペックは全部クリアしている人なので、身長なんてどうでもいいとすら思えます」
など、学歴や身長などの妥協点を凌駕するだけの魅力があったから結婚を決めたという声が寄せられました。
人の考え方は「出会い」によって激変するもの。若いころは学歴や身長などの理想を掲げていても、いざ運命の相手に出会うと、男性の好みがガラっと変わったなんて独女も少なくないようです。
他には、
「私はルックス。生理的に無理とかでなければ、男前でなくてもそれはそれで、生活するうち、可愛く見えてきます」
「ルックスじゃないですか?年取ればカッコいいもブサイクもないですよ」
などの声も。たしかに年齢を重ねると、男女ともに見た目の劣化は避けられません。外見に関しては、最低限の清潔感があれば、特別イケメンでなくても許容できる方が多いようです。
妥協してはいけないスペックは…?
一方で既婚女性からは、妥協すべきでないポイントについても意見が寄せられました。
「最初は妥協して結婚したけど、やっぱり妥協すべきでなかったのは?と聞かれたら、素直に年収と回答しまう」
生活するうえでやっぱり「年収」は気になるポイント。他にはこんな声も。
「今の夫と出会う前に付き合っていた元カレが「ルックス、学歴、職業、年収」など、理想に叶うパーフェクトな人だったけど、他人を見下すところがありました。プロポーズされたけど、どうしても彼の性格が引っかかって…。結局お別れしました」
この方の旦那さんは、元カレと比べると決してハイスペックではないそうですが、性格は穏やかで一緒にいて疲れないところが魅力なのだとか。
「収入や学歴は高望みせずとも幸せだけど、性格だけはちゃんと納得できる相手を選ばないといけない」と語っています。
「困難を一緒に乗り越えたいと思える相手かどうか」
最後に、幸せな結婚生活を送るうえで、ためになる教訓も寄せられています。
「結婚はゴールではないので、どんなに外見が良い人でも加齢からは逃げられませんし、どんなに年収が高くても絶対に収入が下がらない保証はなく、安定した仕事でも激務で鬱病を患う可能性もあります。 長い人生、ホントに沢山の事があります。それを一緒に乗り越えたいと思えるか、相手を支える立場になってでも一緒に暮らしていきたいと思えるかどうかが大切なのではないかなぁ?と思います」
婚活中の女性は、つい心の中で相手を値踏みしてしまう瞬間もあるでしょう。友人がハイスペックな彼をゲットすると「私だってもっと魅力的な彼と…!」という気持ちが芽生えるでしょうが、理想ばかり並べていてもキリがありません。
大切なのは、長く続く結婚生活のなかで、困難を一緒に乗り越えたいと思える相手かどうか。今一度立ち止まって、自分の胸に問いかけてみると新たな気付きが得られるかもしれませんね。
※OKgirl調べ(2020年5月にWebアンケート。有効回答数464件)