ご機嫌取りは必要なし?「急に不機嫌になる彼」への賢い対処法
「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」という言葉を聞いたことはありますか? 職場や友人との付き合いで「なんだか、今日はこの人、機嫌悪いな…」と嫌な思いをした経験は誰しも一度はあるはず。
不機嫌ハラスメントの被害は職場だけでなく、恋人や夫婦間でも起こっているようです。今回は匿名掲示板「anke」に寄せられた不機嫌ハラスメントの被害談をもとに、フキハラを繰り返す彼への対処法をまとめてみました。
恋人にフキハラされたことのある人は…?
ankeユーザー68名を対象に「恋人から不機嫌ハラスメントを受けたことはありますか?」と質問したところ、全体の79.8%が「ある」と回答しました。コメント欄では、独身者・既婚者問わず、多くのフキハラ被害談が寄せられています。
・「うちは旦那がまさにフキハラ常習犯です。会社に行きたくないのか、朝起きた瞬間から機嫌悪くて、旦那の顔色をうかがうのが、私の毎朝の習慣になってます。付き合ってたときは見抜けなかったな~」
・「元カレがちょっとしたひと言で怒り出す人で大変でした。デート中に職場の同僚(男)から電話がかかってきただけで、『俺と、その男、どっちが大事なんだ?!』とかキレ始めて…。今思えば『お前、子どもかよ』って感じ。さっさと別れて正解でした」
・「急に無口になるの、あれ何??顔色伺うのも使えるし本当にストレスだわ」
度を超える恋人や夫の身勝手な言動に愛想を尽かす声が多く寄せられた一方、「あたる相手が私しかいないので、甘えていると思います」「いるにはいたけど、また始まったよくらいでハラスメントだと思ってなかった」など、恋人や夫婦という親密な関係だからこそ、相手のわがままも日常的に受け入れている方も多くいました。
フキハラ男への対処法
いくら心を許しあった恋人同士といえども、相手に不快な思いをさせる言動を繰り返すのはルール違反。ときにはガツンということも大事な気がしますよね。なにか効果的なひと言はないものでしょうか…。
コメント欄では、「彼氏の前だとつい甘えて、すぐ不機嫌になるタイプだった」と語る女性から、参考になる体験談が寄せられています。
「元カレとデート中に不機嫌なふるまいをしたら、『自分の感情をコントロールできないと、結局損するのは自分だよ』と諭されたことがあって。途端に自分の子どもっぽいふるまいが恥ずかしく思えてきて、行動を改めるようになりました」
女性は元恋人から受けた指摘にハッとして、自分が変わるきっかけになったそうです。当時に比べて、自分の気持ちをコントロールできるようになった女性は、過去の自分自身を振り返り、フキハラを繰り返す人について、「いくら周りが働きかけても、本人が本気で変わらなきゃ…と思えるようなきっかけがない限り、なかなか変わらない」と持論を述べています。
あまりに度を超えたフキハラを続ける彼には、「もうアナタとは一緒にいられない」と別れをちらつかせるのも一つの手なのかもしれませんね。
それでもし彼にとってあなたが特別な存在であれば、必死で自分の言動を変えようと努力するでしょう。万が一、逆ギレするようならそれまでの男だった…というだけの話。
顔色をうかがいながらご機嫌取りをするのは、かえって彼の言動をエスカレートさせるだけ。彼が不機嫌になるのは、「彼自身の問題」なので、適度な距離を保つようにするとうまくいくかもしれません。
自身の「フキハラ」を反省する声も……
またコメント欄では、
・「もしかしたら、自分がそうなっているような気がします」
・「どっちかというと私がしてしまいます。反省」
など、自分がついしてしまうフキハラな言動を反省する声も多数寄せられました。親しき仲にも礼儀あり。大事なパートナーだからこそ、相手の優しさに甘えすぎていないか?今一度、確認したいものですね。