結婚に焦りは禁物?どうしても「焦ってしまう」ときの対処法
結婚のタイミングは人それぞれ。でも周りで結婚ラッシュが起こると、「私もそろそろ……」と結婚に対して漠然とした焦りを感じたことはありませんか。
ankeの調査では、なんと79.7%もの女性が「結婚に焦りを感じたことがある」と回答しています。具体的にどんなときに焦りを感じるのでしょうか。未婚の自分への焦燥感を感じたときの対処法についても経験者の声を参考にまとめてみました。
結婚への焦り、どんなときに感じる?
仲のいい友達が結婚したとき
「学生時代に仲の良かった友達が次々と結婚したときですかね。私も置いていかれないように急がなきゃ…と思って、マッチングアプリでいろんな男性とデートした時期がありました」(30代女性)
学生時代に自分と同じ立ち位置にいた友人のライフステージが次々と変化するようすを目の当たりにすると、どうしても焦ってしまいますよね。
とくに結婚や出産をすると、女性の価値観や興味の対象は大きく変わる人もいるので、話があわなくなり疎遠になってしまうケースも少なくありません。そうした寂しさも相まって、結婚への焦りが加速するのかもしれません。
三十路前に焦る人も多し
「30歳になる手前が一番焦ったかな。私の人生計画では28歳ぐらいで結婚して、30歳までに一人子どもを産みたいと思っていたので…。30歳の誕生日を迎える前になって『あれ、計画狂いまくってるぞ…』と漠然とした焦燥感に襲われました」(30代女性)
年齢的な理由で焦りを感じる女性も多くいました。女性の平均初婚年齢は、29.4歳。晩婚化が進んでいるとはいえ、30歳ぎりぎりの駆け込み婚をする女性の姿が目に浮かびます。年代が変わる「30歳」というお年頃は、間違いなくひとつの節目と考える婚活女性も多いようです。
焦って婚活&恋活してもいいことがない理由
「周りの友達に彼氏ができた」「職場の後輩が結婚した」と聞くと、焦って恋活や婚活を始める女性も少なくないでしょう。似た経験を持つ女性からは、「そのようなときに寄ってくる相手にろくな人間はいません」と焦りから始める婚活に警鐘を鳴らしています。
「焦っていた時の自分を振り返ると、余裕もなかったし魅力ないなという感じでした。そしてそのような時に寄ってくる相手にろくな人間はいません。出会う相手を『結婚相手候補』とみると減点方式になってしまうので、あくまで『人間』として見ながら日々を過ごしていくとよいと思います」
まさに本質をついていますね。恋に落ちるときは相手のいい部分しかみえないので、一気に距離が近くなります。そしてダメな部分も受け入れつつ、時間をかけて愛を育んでいくのが自然な流れ。
しかし「結婚相手候補」をみつけようと意気込みすぎると、どうしても異性を見る目が厳しくなりがち。結果として、結婚はおろか「お付き合い」すら始まることなく、疎遠になってしまうのです。
結婚にタイムリミットはない
婚活に焦りを感じたときは、肩の力を抜いてみる。独身でもいいや…とおもえた頃に運命の相手と出会えるケースだって珍しくないようです。
「(焦ったこと)あるけど、ある一定の時期を超えたら、どうやって独り身で老後を暮らしていくか考えるようになる。もはや独りの老後しか想像できなくなった頃に今の旦那と出会いました(笑)」
「32歳で今の旦那と出会って、すぐに子どもができたので、半年後にはゴールイン。36歳になった今は二児の母です。人生何があるかわからないですね」
なかなか良い出会いがない…と感じるときは、婚活への焦りが強すぎるのが原因かも。婚活が空回りするときは、一旦お休みするのも一つの手。仕事や趣味などに没頭している間に、ひょんなことから思わぬ出会いが舞い込むかもしれません。