「彼の年収は私の4倍なのに、デート代はいつも割り勘」これってアリorナシ?
ネット上で幾度となく繰り広げられている、デート代の奢り・奢られ問題。最近は男性の懐事情を鑑みて、割り勘に寛容な女性も増えているといわれます。しかし男女の収入差が大きく離れていた場合は、どうでしょうか。
先日ankeには、年収200万円の女性から「彼の年収は私の4倍なのに、デート代はいつも割り勘」という投稿が寄せられました。デート代をいつもきっちり割り勘にする彼に対して、「どちらかの収入が低かったり、自由に使えるお金に差があるなら、余裕があるほうが多く払ってもいいのでは」と不満を綴っています。
女性の8割「高収入な彼には多く払ってほしい」
ankeでは、収入差が大きいカップルのデート代の支払い事情についてアンケート調査を行いました。その結果、最も多かった回答は「彼に多めに払ってほしい(128票」。「彼に全額奢ってほしい(43票)」とあわせると、8割の方が投稿者の彼に対して異議を唱える結果となりました。
質問:彼の年収は私の4倍なのに、デート代はいつも割り勘…どう思う?
・彼に全額奢ってほしい 43票
・彼に多めに払ってほしい 128票
・きっちり割り勘でいい 7票
・その時々による 30票
有効回答数:208票
調査期間:21/04/14~21/05/14
調査対象:ankeユーザー
引用元:https://anke.jp/119870.html
コメント欄をみてみると、
・「ガソリン代までもらうのは無いと思いました。自分より年収が多いのであれば多少は多く出してほしいなーと」
・「私だったら嫌だな。高収入なのに、女性にお金出させる人って何考えてるんだろう? 稼ぎが少ないから割り勘ならわかるけど、普通好きな人には奢るでしょ」
など、高収入なのに割り勘にする彼に対して「非常識」という声が相次ぎました。なかには「年収800万がまず嘘」と彼の素性を疑う声も。
また、金銭感覚は結婚生活にも大きく影響してきます。コメント欄では、「その彼と結婚してしまったら将来苦労するよ。生活費とかケチってきそうだし、育児で働けない期間も「割り勘』を主張されたら…やってらんない」と投稿者の将来を心配する声まで寄せられました。
男女平等の時代とはいえ、「高収入な男性から割り勘は受け入れられない」と考える女性はまだまだ多いようです。
「男が奢るべき」という発想は時代錯誤!?
一方、医療系の職場で勤務経験のある30代女性は、「高収入でエリートな男性ほど、社会的にも経済的にも自立している女性を好む傾向がある」と分析したうえで、「『男性に多く払ってほしい』という考えは辞めたほうがいい」と主張しています。
「その発想自体が時代錯誤です。おそらくお相手の彼にも、あなたの下心が薄々伝わっているのでは。『人に依存しよう』という甘い考えは捨てて、もっと自分を磨くことにエネルギーを注いではいかがですか。自分自身が社会的に認められる存在になれば、男性の金払いがどうとか、そんな細かな事、気にならなくなりますよ」
「デート代は、男性に奢ってもらう(もしくは、多く払ってもらう)とうれしい」のが多くの女性の本音。とはいえ、「奢るのが当たり前」という考えが前のめりに出てしまうと、男性側もその期待を敏感に察知して、シラけてしまうという光景はなんとなく想像できますね。
とはいえ、お金の話題はカップル間でも大切なこと。投稿者の女性はモヤモヤを自分の内側で抱えたままにせずに、一度彼と面と向かって話し合いをしてみると、なにか解決の糸口がみえるかもしれません。
元記事:彼の年収は私の4倍なのに、デート代はいつも割り勘…どう思う?(anke)