腰パン男はなぜ女性に不評?「だらしない・時代遅れ・頭悪そう」と辛口評価
1990年代から2000年代にかけて、日本の若者を中心に大流行したヒップホップファッション。その代表格といえば、ズボンを通常より低い位置までさげて履く「腰パン」が有名ですよね。
昔なら「腰パン=おしゃれ」と受け入れたかもしれませんが、令和の時代においては「時代遅れ」の烙印を押されてしまうようです。もしあなたの彼氏がデートに「腰パン」をしてきたらどう思いますか。今回は、腰パン男にまつわる女性たちのホンネに迫ってみました。
92.5%の女性「腰パンはいいと思わない」
質問:腰パンの男性をどう思いますか?
・いいと思わない 393票
・いいと思う 32票
有効回答数:425票
調査期間:20/05/15~21/01/22
調査対象:ankeユーザー
引用元:https://anke.jp/105321.html
ankeの女性ユーザー425名を対象に「腰パンの男性をどう思いますか?」と質問したところ、393名(92.5%)が「いいと思わない」と回答しました。
筆者が学生の頃は、学生服の着こなしとして「腰パン」が大流行していました。いわゆるスクールカーストで上位のイケてる男子たちは、皆揃って制服のズボンを腰まで下ろして履いていたと記憶しています。
あれから約20年…。今は街を歩いていても、腰パンの学生ってみかけなくなりましたよね。ankeには腰パン男子に対するたくさんの辛口コメントが寄せられていました。
「ださい、気持ち悪い、時代遅れ」非モテの三拍子揃ってる
腰パン男子に対する女性たちのイメージは、「ダサいし、時代遅れ」「もう古い」「そんな人まだいるの?」などの声が大半を占めていました。腰パンからチラ見せした下着についても、「下品で気持ち悪い」とバッサリ……。
・「男性は、女性に比べて下着が大きいので腰パンは下着ががっつり見えて気持ち悪い。かっこいいと思ってること自体が勘違い」
・「パンツ見せて歩いているみたいでダサいというより下品」
そもそも、腰パンというファッションには「俺はアソコが大きいからズボンを腰までおろしても、ずり落ちないんだぜ!」という意味が込められているそうです。もはや、その起源からして女性目線では「きもい」のひと言に尽きますよね……。
「衛生的にムリ…」「スタイルが悪くみえる」
さらにコメントをみていくと、「裾が地面に着いてたりすると汚い」とのツッコミも。ズボンの裾が汚れた状態では家にあげたくないですよね…。汚いズボンのままベッドに座られたりしたら、もう悲鳴が止まらなそう…。
そのほか、
・「脚が長いのに、短く見せてる人がいるのは勿体ないですね」
・「足が太短く見える、不便そう」
など、スタイルが悪くみえると指摘する声もありました。
周りを不快にさせないおしゃれを
一方で、少数派ではありましたが、腰パンを肯定する声も集まりました。
・「その人の持つ雰囲気やファッションテイストに似合っていれば問題ない」
・「大学生までならカッコいいとおもいますが、社会人になってしていたら逆にカッコ悪くて痛い」
似合っていればアリかもしれないけれど、自分の彼氏や好きな人だったら興ざめする…というのが女性たちのホンネのようです。
ちなみに、アメリカ・ルイジアナ州では「腰パンを禁止にする法律」まで存在するようです。服装に関する条例が設定された理由は、「下着を人目にさらすのは、わいせつ的で社会の人々にとって脅威であるから」。この条例に違反すると、最高500ドルの罰金もしくは、6か月の刑務所生活が科せられるのだとか。
ファッションは個人の自由とはいえ、周りを不快にさせる装いは避けたいところ。大人のマナーとして、周囲への配慮を心がけたおしゃれを楽しみたいものですね。