アラサー世代の52％「絶対結婚したい」理由は「老後の寂しい」の声多数
2020/12/10
アラサー世代に差し掛かると、友人の結婚ラッシュや周りからの圧力に対して、焦りやプレッシャーを感じる女性も多いはず。「そろそろ真剣に婚活しないと…」という意識が芽生える一方で、「自分は結婚についてどう思っているのか」って真剣に考えたことはありますか。
結婚観は人それぞれ。周囲の意見に流されることなく、自分自身と向き合うのが一番大切。ということで今回は、独身男女481名に聞いた「結婚に対するホンネ」に迫ってみましょう。
アラサー男女の52％「絶対結婚したい」
質問：あなたは結婚したいですか？
・絶対したい 252票
・ややしたい 114票
・どちらともいえない 58票
・ややしたくない 49票
・絶対したくない 8票
※anke調べ（2020年11月にWebアンケート。有効回答数481件）
今回のアンケートでは、半数以上の男女が「絶対結婚したい！」と結婚への意欲をにじませていました。一方で「どちらともいえない」「ややしたくない」など結婚に後ろ向きな考えを持っている方も、2割強いるようです。次の項目では、どうしてそう思うのかを回答ごとにみていきましょう。
絶対結婚したい人のホンネ
・「一人は寂しいので、いっしょに一緒にいてくれるひとがほしい」
・「歳をとって入院などをした時に配偶者や子どもが居ない人たちがとても大変そうにしているので」
・「結婚が全てではないですし、確実な約束でもありませんが、結婚以上に強い約束はないと思うので」 ・「実家がとんでもない悪環境だったので人一倍素敵な家庭に憧れています」
高齢になってひとりは寂しいし、病気をしたら大変という理由で「絶対に結婚したい」と考えている人も。健康で元気なうちはひとりのほうが気楽と考える方が多いでしょうが、いざ病気をしたときに支えてくれる人がいないと強い孤独感に襲われてしまいそう。
人生100年時代といわれているからこそ、信頼するパートナーとの結束を強められれば、経済的にも心理的にも安心感が高まりそうですね。
・「結婚してる人をみると羨ましくなります」
・「一度はしてみたいです」
隣の芝生は青いではないけれど、やはり「結婚、出産」といったライフステージを歩む友人を身近でみていると、「結婚っていいかも」と羨ましく感じてしまう人も多いようです。
結婚にしたくない人のホンネ
生涯未婚率が年々高まりつつある昨今。最新のデータでは、50代男性の4人に1人、50代女性の7人に1人が「一度も結婚経験がない」という状況です。“生涯独身”という生き方もそれほど珍しくはないとはいえ、世の中では「結婚するのが当たり前」という考えがまだまだ一般的。
そうした風潮にプレッシャーを感じている25歳の独身女性からは、次のようなコメントが寄せられ、多くの共感を呼びました。
・「本当はしたくないけど、周りの目、親の声、色んなものを気にして結局は結婚してしまうんだと思います。30歳過ぎても独身の女性が溢れてる時代だったら、私も堂々とそっち側になりたかったかな」
結婚していないことで周りから「なんで結婚しないの？」と勘繰られたり、余計なアドバイスにうっとおしさを感じている独身男女は少なくないようです。そのほかにも、
・「したくないのに、まわりがうるさくてイライラします。常識とか押し付けんな」
・「したくないかな。結婚しても自分は幸せになれない」
・「結婚は人生の墓場でしょ」
などのコメントが寄せられました。仲のいい友人が結婚したり、周囲から「まだ結婚しないの？」と聞かれたりすると、焦りを感じるもの。しかしそんなときこそ、周囲に流されずに「自分はどうしたいのか」をじっくり考えることが大切。
「まだ結婚はいいや」と思う方は、堂々と独身ライフを謳歌すればヨシ。結婚への気持ちが高まった方は、ただ待つのではなく、勇気を出して最初の一歩を踏み出してみましょう。
