「ひとり暮らし」vs「実家暮らし」結婚が遠のくのはどっち?
「実家暮らしは快適過ぎて婚期を逃す」と言われる反面、ひとり暮らしの自由気ままな生活に慣れてしまうと、「他人と暮らす結婚生活は想像できない…」という人もいます。はたしてどちらのほうが結婚できる可能性が高いのでしょうか。
今回はアンケート掲示板「anke」に投稿された「ひとり暮らしvs実家暮らし、結婚が遠のくのはどっち?」の内容を参考に、結婚に近づくための理想の暮らし方に迫ってみました。
Contents
85.4%「実家暮らしは結婚が遠のく」と回答
質問:「ひとり暮らし」vs「実家暮らし」結婚が遠のくのはどっち?
・ひとり暮らし 61票(14.6%)
・実家暮らし 358票(85.4%)
調査日:20/11/20
調査対象:ankeユーザー
有効回答数:419票
引用元:https://anke.jp/112428.html
ankeユーザー419名に「ひとり暮らしと実家暮らし、結婚が遠のくのはどっち?」と質問したところ、「実家暮らし」が85.4%で多数派の意見となりました。
掲示板には「私も実家ですが遠のいてます」「自分がそうなので」など、実体験に基づいたコメントが多数寄せられています。実家暮らしだと婚期を逃す理由はどこにあるのでしょうか。次の項目で詳しくみていきましょう。
実家暮らしだと結婚が遠のく理由
その1:家族に甘えてしまいがち
「実家暮らしだと、家事を親に頼ってしまうので、いざ結婚となると大変そう」
「実家暮らしは、すごい快適でしょ……」
「いくら家事できたって、証明にはならないですからね」
仕事が終わって家に帰るとぐったり……。でも1人暮らしの場合、部屋の掃除や洗濯、夕飯の支度など、家事は自分でしなければ生活していけないですよね。一方でひとり暮らしなら、つい家族を頼ってしまうというケースも多いのでは。
「実家」という快適な環境から抜けられず、婚活にも本腰が入らない。結果として婚期が遠のいてしまうという方も少なくないのかもしれません。
その2:お金の管理ができない
「実家暮らしだと多少家にお金をいれたとしても、基本稼いだ分は自分のものなので生活費の相場がわかっていなさそう。金銭感覚が合わないかもしれないので」
家事力に加えて、「お金の管理能力」を指摘するコメントも寄せられました。ひとり暮らしだと、家賃や光熱費をすべて自分で支払うため、「今月は食費使いすぎちゃったな、少し節約しよう」などとお金をやりくりする感覚が自然に身に付きます。
実家暮らしだと生活費を入れているとしても、ひとり暮らしの人ほど細かいやりくりをする機会はないですよね。
その3:親に干渉される
「私の家の場合、外出する度に『どこ行くの』『誰と行くの』を聞かれます。彼氏と言うと根掘り葉掘りどういう人か聞かれます。紹介もしたくなくなります」
「付き合ってる時に両親の干渉もありそう」
「実家じゃ好き勝手出来ないじゃん」
「家に呼べないのはでかい」
3つ目の理由として意外と多かったのが、「親に恋愛を干渉されるから」という意見。外出のたびに親から「誰とどこにでかけるのか」を聞かれたら、「もう子どもじゃないんだから!」と言いたくなるお気持ちもわかります。
また、実家暮らしだと恋人を自宅に呼ぶこともできません。新たな出会いがあっても深い仲になりにくいといったデメリットも、婚期の遅れにつながると考える人が多いのかもしれません。
ひとり暮らしも長くなると婚期を逃しやすい?!
少数派でしたが、ひとり暮らしのほうが婚期を逃しやすい理由については、
「独身の女友達は、ひとり暮らしが長くなると家事のやり方にこだわりが強くなるから、結婚は無理と話していました。他人を家に呼ぶだけでストレスで、一緒に住むなんて考えられないそうです」
というコメントが寄せられていました。ひとり暮らしだと孤独感から外出する機会が増え、出会いに恵まれやすいイメージがありますが、ひとりに慣れ過ぎてしまうと、かえって他人と暮らすことがストレスになるケースもあるようです。
今回のアンケートでは、婚期を逃しやすいのは「実家暮らし」が圧倒的多数でした。婚活の第一歩は「親からの自立」といったところでしょうか。
元記事:「ひとり暮らし」vs「実家暮らし」結婚が遠のくのはどっち?