「自分から好きになった恋」「相手から好かれた恋」どっちと付き合うのが幸せ?
顔や性格と同じように、「恋愛スタイルの好み」は人それぞれ。「自分から追いかける恋に燃える人」もいれば、「相手から猛アプローチを受けて、徐々に好きになっていく」という人もいます。
よく‟女性は追うより、追われるほうが幸せ”という言葉も聞きますが、実際どちらの恋のほうが幸せだと感じる女性が多いのでしょうか。
今回は女性NO1掲示板に投稿されたトピック「どっちと一緒になるのが幸せ? →好きと言ってくれる人 or 自分が好きな人」を参考に、「自分から好きになった恋」「相手から好かれた恋」どちらと付き合うのが幸せなのか、を検証していきたいと思います。
「自分から好きになって付き合うほうが幸せ」という意見
まずは、「自分から好きになった恋」のほうが幸せという女性たちの意見をみていきましょう。
「自分が好きじゃないといくら好かれてても好きになれません……」
「相手から好きになられると引いちゃうっていうか、気持ち悪くなってくる」
多かったのは、「自分から好きにならないと恋に発展しない」というコメント。もともと恋愛体質でなく、恋に受け身な女性ほど、何とも思っていない異性からのアプローチに身構えてしまう傾向があるようです。
また、お付き合いの先にある「結婚生活」を見越したうえで、「自分から好きになったあいてでないと、気持ちが冷めたときに後悔しそう…」という声も。
「(追われる恋だと)、もし自分の気持ちが冷めた時に、とてつもなく気持ち悪い存在になってしまいます。実際、わたしがそうなってしまったので…」
「自分が好きな人と結婚しないと歳とった時に辛いと思います。なんでこの人と結婚したんだろうかって絶対に後悔する」
人の気持ちは常に移り変わるもの。お付き合いをするなかで、相手の嫌な一面が見えたとき、自分から好きになった相手であれば、片思いをしていた頃を思い出して、「彼にはこんなステキなところがあるし!」と割り切れるなどのメリットもあるようです。
さらに、「(相手から好かれて付き合うと)、自分自身に甘えが出るだけで手を抜きすぎてダメになる気がする」など、女磨きを怠らずに自分を高めていたいという意見も聞かれました。
「相手から好かれて付き合うほうが幸せ」という意見
続いて、「相手から好かれて付き合うほうが幸せ」という方のコメントをみていきましょう。
「好きでいてくれてる人がいるだけで精神が安定します」
「一緒にいれば自分も好きになると思うし、やっぱり愛されることが幸せだと思います」
ネットやSNSでいつでも他人の生活を覗くことができる時代だからこそ、つい人と比べて「劣っている」と自信喪失してしまう人も多いでしょう。そんなときリアルの世界に、家族以外で‟ありのままの自分を好き”と肯定してくれる人がいれば、気持ちが安定しますよね。
他には、過去に‟追う恋”をした経験から、「好きな人の‟理想”に近づくために努力するのは疲れる」という声も多数聞かれました。
「片思いで思いが実らなかった経験が多すぎたので…追うのは疲れました」
「彼のために頑張りすぎて疲れてしまいそうな気がします。」
「好きになってもらおうと頑張るのに疲れちゃいそう」
なかには、「わざわざ自分の好きなメイクやファッションを相手の好みにまでして、人に好かれたいと思いません」という‟わが道を貫く派”の女性も。
「自分から好きになった恋」と「相手から好かれた恋」どっちが幸せ? 既婚者の意見は
掲示板では、「追う恋と追われる恋」の賛否について、既婚者からも多くの意見が寄せられました。「幸せな結婚生活」を考えるうえで、「自分から好きになった恋」と「相手から好かれた恋」は、どちらのほうが幸せなのでしょうか。
まず、「自分から好きになった恋」を支持する意見からみていきましょう。
「まだ若かったので『あなたの求める人になってみせる!』と意気込んでましたが、私がどんなにがんばっても夫の思うような人間になれないと分かりました。私が思っているよりずっと、夫の理想は高かったのです。そのためずっと『あれだけ頑張ると言ったくせに。約束したのに』と小言を言われ続け、今すごくしんどいです」
続いて、「相手から好かれて、結婚した女性」の意見です。
「結婚を考えているのであれば、相手の求める人にならなければならないと思わされるような人が相手だと疲れてしまいますよ。良い所も悪い所もそのまま受け入れてくれる人でないと」
「私は前者(相手から好かれる恋)のタイプの彼と結婚しましたが、彼自身が『このままの自分でいいだろう』と思っているのか努力をしない人になってしまいました。お互いに甘えすぎず、向上心をきちんと持つことが大事だと思います」
賛否が大きく分かれた、「追う恋と追われる恋」。どちらの恋愛が自分に合っているのかは、人によって異なります。自分自身の性格や、理想とするパートナーシップを思い描きながら、自分なりの‟幸せな恋の形”をみつけていきましょう!
元記事:どっちと一緒になるのが幸せ? →好きと言ってくれる人 or 自分が好きな人