DJあおいの人気コラム「だからあなたは結婚できない」から、テーマごとにお悩み解決法をご紹介~失恋から立ち直る方法編~
人気ブロガーDJあおいさんによる連載コラム「だからあなたは結婚できない」。
日々多くのご相談が寄せられていますが、中でも多いのが「失恋から立ち直る方法」に関するご質問です。
そこで、今回は元カレを忘れられないという2つのご相談とDJあおいさんの回答をピックアップしてご紹介!
忘れられない過去の恋愛への未練を断ち切り、つらい気持ちからどう立ち直るべきなのか。
迷える人生の道しるべとして参考にしてください。
Contents
【相談1】同棲していた彼のことが忘れられません。この状況から脱出するには?
元彼の事が忘れられません…彼とは学生時代からの友達で社会人になって、お互い知ってるから楽だし付き合おうとなり3年半付き合い一年間同棲もしておりました。
付き合った当初は、3年くらいで結婚したいと彼は言っておりましたが、彼は、仕事が1番で当分結婚出来ないと、お互いの将来の価値観が違うと言われ振られてしまいました。
周りがどんどん結婚していく中で、私は焦ってしまい彼にプレッシャーを与えてしまったことが1番の反省点だと思っております。
別れてから半年。元々仲が良かったのに、彼とは縁が切れてしまい連絡もせず会いもせずですが、心の中では密かに復縁を望んでいて中々前に進めない状態です。
この状況から脱出するにはどうしたらいいでしょうか?
年齢:26歳
相談者ペンネーム:すたー
忘れられないのは自分に非のある別れだから
自分に非のない別れなら、わりと早く忘れられるものです。
それは自分に改める点がないから、その別れから学んで成長する必要もないので、忘れるのも早いわけですね。
自分に非のある別れの場合、非の大きさに比例してなかなか忘れられなくなります。
忘れてしまったらまた同じ過ちを犯してしまうかもしれない、もう二度と同じ思いはしたくない、という恐怖心が生じてしまうわけです。
後悔があるからこそ痛みは大きい
今回の相談者の場合、結婚に焦る気持ちから彼に強いプレッシャーを与えてしまいました。
周りがどんどん結婚していく中、煮え切らない彼氏に圧をかけたくなる気持ち。
女性なら思わず共感してしまうのではないでしょうか。
とはいえ、追えば追うほど逃げたくなるのが多くの男性の心理です。
当初結婚を考えてくれていた彼の気持ちを打ち消してしまうほど、圧をかけてしまった。
そんな後悔があるからこそ、相談者の方は大きな痛みを抱えることになったとDJあおいさんは指摘しました。
二度と繰り返したくないからこそ忘れられない
DJあおいさんが言う通り、人生における失敗は二度と繰り返したくはないもの。
特につらい思いや悔しい気持ちが大きければ大きいほど、忘れられなくなります。
仕事や恋愛、人間関係などの失敗を時々思い出してほろ苦い気持ちになるのはあるあるですよね。
相談者の方にとって後悔があり、痛みが大きい出来事だからこそ、忘れられないというのも納得です。
人生の教訓にするからこそ痛い
『忘れられない』 というよりも、正確に言えば 『忘れてしまうのが怖い』 という心理で、自分を改め成長して変わるまで、その痛みを教訓にして変化をしていくわけですね。
人に傷付けられた経験よりも、人を傷付けてしまった経験の方が痛みは大きい。
それは未練の痛みではなく、自分を変化させるための罪悪感の痛み、言って見れば成長痛みたいなものですね。
人を傷付けてしまった方がつらい
DJあおいさんは、「人に傷付けられた経験よりも、人を傷付けてしまった経験の方が痛みは大きい」とも述べています。
長い時間を共にしてきた大切なパートナーだったからこそ、相手を傷付けてしまった後悔は大きいはず。
だからこそ、相談者の方の痛みが大きくなってしまったのかもしれません。
痛みが発生するのは教訓にするため
さらに、DJあおいさんは痛みが発生する理由について回答しました。
それは「自分を改め成長して変わるまで、その痛みを教訓にして変化をしていく」というもの。
実際に、米ミシガン州大学とコロンビア大学の合同チームが行った研究によると、脳は体の痛みと同様に「失恋」の痛みをとらえていることが明らかになっています。
人は幼いころから怪我をして傷つくことにより、怪我をしないように気を付けたり、痛みに強くなっていきますよね。
心も同じように痛みを教訓にすることによって成長し、痛みに強くなっていくのです。
DJあおいさんの指摘するように、失恋の痛みはいわば成長痛のようなもの。
そう考えると痛みを抱えることが決して悪いことではないことがわかります。
過去は自分を変えるための教材だと心得よう
人は自分にとって必要のないものから忘れていきます。
過去は自分を変えるための教材、その痛みから様々なことを学び、そしてその学びに適応するように自分を変化させ、そのミッションが完遂してところで脳が 『この記憶はもういらないよ』 と指令を出し、そしてやっと忘れることができるのです。
失恋の痛みが忘れられないのは大切な記憶だから
人は自分にとって必要なものはどんどん忘れていくようにできています。
必要のない記憶は引き出しの奥底に仕舞われ、夜眠っている間に整理整頓されていくもの。
そのような中でも失恋の痛みを忘れないということは、大切な記憶だからではないでしょうか。
過去を次の恋愛に活かすチャンスがある
DJあおいさんは「過去は自分を変えるための教材」と述べています。
相談者の方の場合は、次のお付き合いでは様々な反省点を活かすチャンスがあります。
これは失恋の痛みを教訓にし、失敗した経験があるからこそできること。
初めての恋愛でできるようなことではありません。
失恋の痛みはとてもつらいですが、自分を変えるための教材と考えれば、少し気持ちが楽になりますよね。
痛みが無くならないのは、まだ変化の過程にあるから
そしていつか思い出したとき、その過去は 『思い出』 になっているものなんですよ。
忘れられないということは、あなたにとってまだその痛みが必要だということ。
今はまだ変化の過程にあるのでしょうね。
失恋の痛みはずっとずっと続くものではありません。
気がついたら思い出に変わって「なんで好きだったんだろう?」、「あんなこともあったなー」となる場合も多いですよね。
思い出はあくまでも思い出であり、普段は思い出すことがありません。
相談者の方がまだそこまで進めていないのは、DJあおいさんが言う「変化の過程」にあるからかもしれませんね。
まだまだその痛みが相談者の方にとって必要な時期にあたる今。
じっくりと痛みと向かってみるのも、人生にとって大切なことではないでしょうか。
痛いのは前進している証!
『変わる』 ということは 『過去と決別する』 ということです。
あなたが変わってやっと 『別れ』 というイベントは終わるということ。
痛いのは前進しているからであり、あなたのは自覚はないのかもしれませんが、あなたは前へ進んでいます。
DJあおいさんは「痛いのは前進しているから」とも回答しています。
たしかに失恋した直後よりも、少し時間が経ってからの方が辛かったりしますよね。
痛みを強く感じている今が、相談者の方にとってのピークなのかもしれませんね。
ただし、そのまま時が止まるわけではなく、時間が経つにつれて思い出に変わる日が来ます。
彼と過ごした3年間は長く、思い出がたくさんある分、時間はかかるかもしれません。
ですが、「日にち薬」という言葉にあるように、時が経つにつれて痛みは薄れています。
自分の力を信じて、前向きに考えるようにするのも立ち直るために必要な過程です。
別れが終わったらさらにいい恋愛ができる女性になれる
この別れが終わったとき、あなたは今よりもいい女に変わっているはず。
そしてご縁に恵まれれば、前の恋愛よりももっといい恋愛ができるようになるでしょう。
あなたが思っているほどあなたの未来は暗くはない。
その痛みがあなたの未来を証明しているのですよ。
せっかくの別れだ、いい女になろうぜ。
つらい時期はどうしても考えが後ろ向きになりがちですが、案外時間が経てば傷はすっかり癒えているもの。
「その痛みがあなたの未来を証明している」という言葉の通り、今の痛みが未来につながっていきます。
思い切り痛みを味わった後は、過去をスッパリ断ち切り、前を向いて進みましょう。
気がついたらつらい思い出に変わり、女性としてうんと成長しているはずですよ♪
【相談2】別れた彼氏と行った場所に行くのが怖い
別れた彼氏と行った場所に行くのが怖いです。
ふつうに友達と〇〇に行きたいなと予定を立てようと思うのですが彼との思い出ががフラッシュバックされて苦しくなりその場所に行くことをためらってしまいます。
ふつうに行けるようになるには時間が必要なのでしょうか?
忘るために振り返ろうとしないのも1つの手
思い出してしまうのが怖いのは、思い出してしまうと自分がどうなってしまうかわからないから。
忘れよう忘れようと必死で過去を振り返ることを自分に禁じているわけですね。
そのやり方はべつに間違いではありません、それでも時間と共に浮かばれない思いはいずれ成仏していくでしょう。
失恋なんてものは忘れないほうが難しいもので、どう足掻いても最後は忘れてしまうものですからね。
失恋は時間が経てば最後は忘れるもの
DJあおいさんによると、相談者の方にとって過去を思い出すことが怖いのは当然のこと。
怖いというその気持ちの先には、元カレへの気持ちが強くなってしまうことへの恐怖があります。
ですが、DJあおいさんは「失恋なんてものは忘れないほうが難しいもの」としています。
失恋後はとてもつらい日が続きますが、「いつか終わりが来る」と気を楽に持つことも大切です。
過去を振り返らない方法よりももっと良い方法がある!?
また、相談者の方はあえて思い出の場所へ行き、過去を振り返ることを自分に禁じています。
DJあおいさんはこちらの方法に対し、あえて「間違いではありません」という表現を使いました。
その言葉の裏には「もっとより立ち直るのにいい方法がある!」という真意が。
次の項目で、失恋からスピーディーに立ち直る方法をご紹介しますので要チェックですよ。
失恋から早く立ち直るにはとにかく泣く!
しかし時間に解決してもらうやり方ではうんざりするくらいの長い時間が掛かってしまいますので、一刻も早く立ち直りたい人はアグレッシブに失恋と立ち向かう必要があります。
時間だけに頼らないで、自分自身で未練を自浄すること、時間作用と自浄作用のコンボで短期決戦に持ち込むわけです。
失恋したときにやるべきことはたったひとつ、泣くこと、この一点のみです。
そのためには、恋人を思い出せるものに能動的に触れて、思う存分泣くことが立ち直るための最短距離になるのですよ。
あえて思いが深くならないように過去に触れないようにしていた相談者。
が、DJあおいさんはよりスピーディーに立ち直りたい場合、あえて思い出せるものに触れて泣く方法を提案しました。
より傷が深くなりそうでためらってしまいそうな方法ですが、涙が枯れるほど泣くと思った以上にスッキリするもの!
実は、涙には「エンドルフィン」と呼ばれるストレスを和らげる成分が含まれています。
そのため、どんどん涙を流せば流すほど、ストレスが和らぎ、気持ちが穏やかになる効果が。
あえて我慢するより、涙を流したほうが心の修復スピードも上がり、早く立ち直ることができるのです。
今日降る雨は明日咲く花のため
泣くことはネガティブなことだと思われがちですが、実は次のを踏み出すためのポジティブなものなんですよ。
涙は気持ちに 『。』 をつけるもの、泣けば気持ちに区切りがつく。
泣くことを恐れるな、今日降る雨は明日咲く花のためなんだぜ?思い出に触れて泣くことによって、記憶は涙と共に浄化されていくのです。
我慢が美徳されてきた日本人にとって涙にはマイナスイメージがつきもの。
ですが、思い切り泣いてスッキリすることで気持ちに区切りがつきます。
「今日降る雨は明日咲く花のため」というDJあおい節を胸に、思い切り泣いてみてはいかがでしょうか。
失恋の痛みを乗り越えて、明るい未来に進もう♡
今回はDJあおいさん直伝の「失恋から立ち直る方法」についてお届けしました。
DJあおいさんの厳しくも優しい言葉に、救われた女性も多いのではないでしょうか。
失恋はあまり経験したくないものではありますが、乗り越えることで強く素敵な女性になれます。
痛みや悲しみを経験することで思いやりをもつことができ、恋愛に欠かせない「共感力」も高まるのではないでしょうか。
お届けしたDJあおいさん節を参考に、失恋を乗り越えて明るい未来へ突き進みましょう!